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JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

小春日和の白日夢

2007年12月07日 | g-i

今日は二十四節気の一つ『大雪』、雪国では降った雪がいよいよ根雪になるという日ですが、昨日にも増しての小春日和、公園の駐車場で昼食を済ませると、車内の暖かさに睡魔が!!!!!! 30分ほど昼寝をしてしまいました。(笑)

驚いたのは、その30分の間に夢まで見てしまったことです。
それも、なんだかとて~~~も甘い夢でありまして・・・・・・

何かのテレビCMが頭にあったのか、『大雪』が頭にあったのか、とんでもなく美しい雪女が私を誘うのですねぇ、雪女といえば、殺されてもかまわないほどの美しさ、一夜の契りのために死すらいとわぬほどの女です。
ともかく、私の頭の中で思い描く最大限の美女に、夢の中とはいえ誘われたのでありますから、いやな夢のわけがありません。残念だったのは、あと30分の延長が無かったこと、死なずに現世へ戻ってまいりました。(笑)
「バブさん、そうとうの欲求不満ですよ、それ」
とは、社の後輩。
「うるせぇなぁ、そうだよ、どうせおれは欲求不満のか・た・ま・り!!」

 ひとの世の遊びをせんと雪女郎 - 長谷川双魚 -

白い布をかぶり、抜けるような白い肌、恐怖すら感じるほどの美しさ・・・・・
雪女はある意味、女性の真の怖さをあらわす象徴でもあります。
そんなことはなから承知しているくせに「ゾクゾク感がたまんねぇ」なんちゃって、惚れてしまう男は滑稽の何ものでもありませんねぇ。でもしかたがない、それが男というものです。(笑)
あ~あ、それにしても、夢の世界じゃなくて現実の世界で、そんないい女に誘われてみたいなぁ~~~~
「ば~~~か!!」
あはははは、そうだよね、そんな女に誘われるような男なら、昼寝で雪女の夢を見もることも無いだろうし・・・・何だか暖かくて良い一日だったのに・・・・ブルーな気持ち・・・「AM I BLUE ?」てな感じ

♪ あたしがブルーになってるかって?
  あたしが落ち込んでいるかって?
  この涙を見ればわかるでしょ!
  あたしがブルーなら、あんただって同じはず。
  あのひとはあたしを捨てて出ていった。
  だからブルーじゃないわけないでしょ!! ♪

って、これもちょっと違うか。(大笑)

さて、ということで今日の一枚は、グラント・グリーンです。
ちょっと展開的に「AM I BLUE ?」に持ってくるには無理がありましが、今日はサッカーも見ずに、ビリー・ホリデイを聴きながら一杯やってまして、同曲が耳に入ってきてしまいました。

もともとは、映画「オン・ウイズ・ア・ショウ !」のために書き下ろされたこの曲、切れかかった女の歌なのに、なんともかったるそうで、それでいて甘えたところがあって、ビリーのそんな歌は魅力的です。
それでも、あえてグリーンをもってくるところが、へそ曲がりな私らしいでしょ(笑)

数多く残るブルーノートのグリーン、そんな中で今日のアルバムはさほど名前が挙がる一枚ではありません。
おそらく、私が「グリーンのアルバムは何が良い?」と訊かれても、このアルバムは紹介しないでしょう。
「ゴスペル調で、シンプルなのに味がある」といったグリーンの魅力はじゅうぶん出ていると思いますが、今ひとつインパクトに欠けるアルバムだからでしょうか。
それでも、「AM I BLUE」(何故か?マークが付かないのですが)は、ビリーともまた違った魅力を持っていると思います。

今晩はグリーンで同曲を聴き直しながら、また一杯、飲んじゃいま~~~す。
雪女が酌に来てくんねぇかなぁ・・・・・・・・・・!?
おっと、それから、私のはかなりガタがきてますけど、このジャケットがとても好きです。

AM I BLUE / GRANT GREEN
1963年5月
GRANT GREEN(g) JOHNNY COLES(tp) JOE HENDERSON(ts) BIG JOHN PATTON(org) BEN DIXON(ds)

1.AM I BLUE
2.TAKE THESE CHAINS FROM MY HEART
3.I WANNA BE LOVED
4.SWEET SLUMBER
5.FOR ALL WE KNOW