赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
↑次にお星さまが増えるのはいったいいつになるのでしょう…
 



物凄く久しぶりに読書ネタ。Jリーグのオフのあいだに普段やらないようなことをと思ってみたものの、結局あんまり目新しいこともできなかったが、その数少ないことのひとつがこの本を読んだこと。そして気がつけばもう来週からリーグは始まってしまうのであるが・・・。

普段何気なく新聞で温暖化や代替エネルギーの記事を読んではいたのだが、いかに自分が科学的な知識の裏づけがまったくないままそれらを読んでいたかがよくわかった。この本をざっと読んでみて、温暖化の仕組みや問題点、そして対策のひとつとしての代替エネルギーとの関係がなんとなくクリアになった気がする。いや、あくまで「気がする」のだが。

しかし元素記号のことなんて頭で考えたのは十数年ぶり、いや高校生の頃さえろくすっぽ勉強してないからある意味初めてかもしれないがw、ガチの私立文系である自分でも何とか最後までついていけたのでその手の入門書としてはなかなかデキがいいと言えるのかも。ただ、この手の本はある種の思想的偏りがある可能性も少なからずあるのでそこは情報の取捨選択も必要だろうとは思うけども。

代替エネルギーとしての水素の利用可能性についての話のなかで「しかし地球上に水素が単体として存在しないことが大きな問題」なんてくだりがあって、その文脈で「SFの世界なら大型宇宙船で木星(大気の90%が水素で、10%がヘリウムで構成されているらしい)から持ってくることも・・・」というくだりがあったところで、ああそういえば「木星船団」とか「木星帰りの男」ってのはそういうことだったのか、などと結局ガンダムの世界に逝ってしまうオレがやや悲しくもあるわけで。いやそっちはヘリウムの話みたいっすけどね。

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