つれづれごと。

SD他、管理人葉月の日常の中で思うことを綴ります。※SDに関しては、必ず5/29「はじめに」をお読み下さい。

転換期?

2006-04-05 16:31:22 | ゲーム
ネットで見た記事で、不思議に思ったもの。

最近のゲーム業界は、性能追求から、面白さ重視の原点回帰、だそうだ。
映像表現や複雑な操作性よりも、ゲームの面白さそのものが大事、だと。

当たり前だ。

ニンテンドーDSが売れて、PS2の方は売れ行きが伸び悩んでいるらしい。

操作性については、以前姉と話したことがある。
甥がPSの操作が難しい、と言っている、と聞いて、一瞬え?と正直思った。
が、よく考えれば、FC時代からゲームをやっている人間は、だんだんレベルアップする機会に慣れていったから、楽で当たり前なのだ。
最初からたくさんのボタンを覚えなければならない、今の子供達には、複雑で大変だ、と思われるのも無理はない。

映像表現については、ずっと私が思っていたことだ。
綺麗な画面は、確かに嬉しい。でも、人形(最近の3Dはよくできているが、本物の人間とはちがって、完璧に左右対称で、かえって私のようなイラスト好きには気持ち悪い)を操作したい訳ではない。
どんなにコンピュータで美しい映像を作ったとしても、本物の景色や人間には遠く及ばない。

そして、私はゲームをしたいのであって、映画を見たい訳ではないから、映像表現に凝って貰っても面白くない。
大体そんなの、一度観れば十分で、二度三度と繰り返されると、ゲームをしている方にはうっとうしいのだ。
で、大体にして映像表現に凝ったゲームは、その映像が見せたいから、プレイヤーがそれを飛ばすのを許さない。
キャッシュも長々と見せる。
…プレイヤーの気持ちに立つということを、忘れているのではないだろうか??

最近昔のゲームを引っ張り出してきてやっているが、昔の方が映像はいまいちでも、作りが丁寧で面白い。

作り手が作りたいものを作る、のは大事だが、プレイヤーのことを考えられないなら、いいものはできないし、いずれゲームそのものが飽きられていくだろう。
コメント
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