つれづれごと。

SD他、管理人葉月の日常の中で思うことを綴ります。※SDに関しては、必ず5/29「はじめに」をお読み下さい。

『パッション』を見て。

2006-04-09 00:54:19 | キリスト教(カトリック)
昨年末、『ナザレのイエス』と『パッション』のDVDを買って、『ナザレのイエス』の方だけ観たので、『パッション』の方を今日観ました。

…。
え~、本当に、パッションという名前通り、「受難」しか描いてません。
聖書を読んだことのない人が観たら、さっぱりわからない構成です。

「受難」は本当にリアルです。
特に鞭打ちのシーンとゴルゴダの丘へ行くところが。
観ていて辛いです。

が。
題名通り、といえばその通りなんですが、受難の後、墓石がずれて布からイエス様が抜け出した?ところで終わりなのがちょっと…。
私的にはカタルシスにならなかったのでがっかりです。
せめてマグダラのマリアに会う位まではやって欲しかった…。
まぁ、そうなると題名からずれるかもしれませんが。
復活シーンをちゃんと描いたのは画期的かもしれませんけど。

観る方は福音書を読んでから観るのをお勧めします。
キリスト者の方は…心臓の弱い方は観ない方がいいと思います。
求道者の私ですら、ロザリオひっつかんで観ましたので。

映画としては、観客を選ぶ映画だと思います。
物語としてまとまってはいませんが、映像表現はよく考えられている映画です。
コメント
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