実はこれ、さくらちゃんはずっとやってました。
それこそファーッと言って呻ってても、次の瞬間にはひっくり返ってお腹見せ。なでなでも。
でもですね、何か違って感じたのです。何というか、義務というか、サービスというか。やりたくてやってるわけじゃない感。
顔がむすっとしたままやってるのです。
撫でると首をすくめたし。
そういうときはなでなでをやめました。悩みました。このまま撫でないでいたら、触られたくない子になってしまうかも、と。
お腹を見せてくれたからと言って、頭を撫でたりしようものなら容赦なく噛みつきとパンチが飛んできました。
だから余計に、何でこの子はお腹を見せるのか、不思議でなりませんでした。
保護していた方のところでも、ある日突然お腹見せを始めたそうなので、何か、これをするといいことがある、とか思ったのかもしれません。
時間が経つにつれて。おやつ効果も手伝って、さくらちゃんの目つきから険がとれて、ぶすっとした顔をしなくなり、いろんな表情が出て来るようになり。
なでなでも許容するようになり。
最初は、ご飯をあげるときに私の足にこそっと触ったり、ちろっとなめたり、はては噛みついてみたり(これは攻撃というより、ほんとに「噛んでみた」って感じでした。最初はちょっと痛かったです)していましたが、ある日、ころんと私の足の側でお腹見せ。
というか、ころんころんと転がりながら、そーっと私の足に触ってみてる感じです。
ああもう、可愛いったら可愛い!!(←親ばか)
そしてだんだん大胆になっていって、今は足の上を狙ってころんころんと転がってきます。…もふもふが足の上でころころと…ご褒美ですこれ。
可愛いなぁ。
信頼してるからお腹見せ、という感じでない、さくらちゃんのお腹見せでした。
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