上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

豊後街道の旅(1):白壁の町「筑後吉井」

2013年09月23日 06時00分00秒 | 国内旅行
それから水車を利用して精蝋、酒造、製麺などの農産加工品の生産が盛んになり、経済発展を遂げました。
明治初期までに幾度の大火に見舞われた筑後吉井は、漆喰や鉄の扉で住居の防火対策を競い、白壁の町が出来上がりました。

付近の観光地図。


つづら棚田や田主丸町のブドウ狩り、筑後川温泉なども有名です。

筑後吉井の説明。


5人の庄屋が農民を代表して有馬藩へ直訴し、自費で水路建設を始めました。
町の入り口にに5本の「はり付け台」を建て、工事を督励した逸話は興味深いですね。

駐車場にある公衆トイレ。



旧豊後街道の国道210号線は「蔵しっく通り」と呼ばれています。


大正時代の全盛期にはこの通りに蒸気機関車が走っていました。

眼鏡屋さんも漆喰づくり。



骨とう品店の看板。



こちらは外壁にタイルを使用し個性化していますね。



古いお菓子屋さん。



伝統的な「なまこ壁」。



旧豊後街道の上町を北へ左折すると「白壁通り」へと続きます。




撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS