上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

豊後街道の旅(3):「居蔵の館」-1

2013年09月28日 06時00分00秒 | 国内旅行
玄関横の通用口は庭へ続く土間がありますが、土間横に飾られた獅子頭。

正面玄関はまるで時代劇映画に出てくる武家屋敷のよう。


ここでは重要な客を迎えましたが、右手に土間へと続く通用口があります。

周囲を庭と縁側で囲まれた角座敷。


全部で21畳の広さがあります。

襖絵は久留米出身で小倉藩のお抱えだった絵師が描きました。



敷地は400坪ですが、落ち着いた庭を見ることができます。



仏間の豪華な仏壇。



商家によく見る箱階段。



2階に4部屋ある内の一番広い南向きの10畳の座敷。


当時は豊後街道とその向こうの耳納連山が見渡せたでしょう。


内庭の中央に掘られたつるべ井戸。



当主家族が利用した風呂場。


炊事場奥には使用人専用の風呂も作られています。

多くの使用人でにぎわったであろう炊事場。


当時の商家の暮らしぶりがうかがえますね。

影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS