上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

中山東一路23号:中国銀行大楼

2010年08月25日 06時38分27秒 | 上海優秀歴史建築
1934年に社屋の建替え計画が持ち上がり、英国建築学院を卒業した中国銀行建築部の中国人設計士が設計を担当しました。

当初は34階建ての計画でしたが、隣の沙遜大楼を高さで超えてしまうため、当事租界の最有力者であった沙遜の干渉に遭い、地下2階を含め17階建てに変更しました。

沙遜大楼の金字塔よりわずか0.3m低くしたそうです。

1937年竣工の大楼は占有敷地面積5,075m2、建築面積32,548m2。

地下には当事最先端の金庫室があり、全館14基のエレベーターを持ち、空調設備や消防設備なども最先端でした。

太平洋戦争が勃発し、旧日本軍が上海を占領した時には横浜正金銀行が管理下に置きました。

中華人民共和国成立後は国営銀行に戻り、本店を北京に移しましたが、2004年には民営化とされました。

2007年には世界第9位にランクされ、国内13,000箇所、世界25か国に事業所550箇所を展開するまでに発展しました。

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2 コメント

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Unknown (ごーさん)
2010-08-25 12:04:41
こんにちは
建物迫力がありますね。
この建物は中国銀行のものなんですか。
ところでEOS7D11万円とか癒すkなってきました7D貯金がそろそろ目標額に到達したので買おうかと思っているのですが、ミラーレス一眼デジカメの出現でここにきて迷っています。
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ごーさん (haichaolu)
2010-08-25 13:35:36
今日は。
ミラーレスは噂のD60のことですか?
私まだ知りませんが、情報早いっすね。
7Dは繋ぎで、
私はフルサイズの5DⅢを待っています。
APSCをお持ちですから、CANONの戦略に惑わされないで下さい。
デジタルはきりが無いですねー。
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