1.以前は税関の施設で一般人は立ち入ることができませんでしたが、今ではホテルとして運営されています。
敷地内にある洋館は上海優秀歴史建築に指定されています。
2.ホテル名は「汾陽花園酒店」。
3.入口すぐ右手にある洋館ですが、今は喫茶店として利用されています。
4.南側の庭へ回り撮影しました。
5.建物は1932年に税関の「総税務司:租界の税関長で歴代外国人が任官」の住宅とて建築されました。
6.抗日戦争勃発後は中国人副税関長「丁貴堂」の住居となりました。
彼は共産党地下組織と関係があり、組織に資金的援助もしていました。
7.彼は税関の立場を利用し、蒋介石が多くの物資を船に積み、台湾へ運ぶ際には妨害工作をしました。
8.気が付かずに通り過ぎてしまいそうですが、汾陽路側に喫茶店の目立たない入口がありました。
想像ですが、中国各地の税関建物がとても素晴らしいのは、革命に協力した彼のおかげかも知れませんね。
撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4L IS
敷地内にある洋館は上海優秀歴史建築に指定されています。
2.ホテル名は「汾陽花園酒店」。
3.入口すぐ右手にある洋館ですが、今は喫茶店として利用されています。
4.南側の庭へ回り撮影しました。
5.建物は1932年に税関の「総税務司:租界の税関長で歴代外国人が任官」の住宅とて建築されました。
6.抗日戦争勃発後は中国人副税関長「丁貴堂」の住居となりました。
彼は共産党地下組織と関係があり、組織に資金的援助もしていました。
7.彼は税関の立場を利用し、蒋介石が多くの物資を船に積み、台湾へ運ぶ際には妨害工作をしました。
8.気が付かずに通り過ぎてしまいそうですが、汾陽路側に喫茶店の目立たない入口がありました。
想像ですが、中国各地の税関建物がとても素晴らしいのは、革命に協力した彼のおかげかも知れませんね。
撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4L IS
上海の洋風住宅は数多いですが、個人で使用されている建物の撮影はプライバシーもありなかなか困難です。
喫茶店やレストランは比較的自由に入れますから、写真撮影も楽ですね。
租界の洋風建築もいろいろと研究されていて書籍もかなり出版されていますので、
それを頼りに探し出しています。
中国人のあこがれだったのでしょうね。
一般庶民の高額所得者でも「石庫門」と呼ばれる長屋住まいですから、
庭付き一戸建ては外国人か中国人富豪しか住めませんでした。
汾陽路はフランス租界に含まれましたが、スペイン風住宅も人気だったようです。
他にもドイツ風などもあります。
ドイツ建築も有るのですか?
イギリスやフランスのイメージも有りますが、
ヨーロッパの様々な建築が有りますね。
取り壊されるより、商業用に転用された方が、
良いかもしれませんね。
haichaoluさんの撮影活動にとっても、
好都合ということですね。
よく見るとイギリスの建物とは少し違ってます。
威海にもイギリスの建物の名残がたくさんあります。
上海の洋館は「建築博覧会」と呼ばれるようにヨーロッパ各国の建築様式が見られます。
最近は商業施設に転用する動きが活発なようです。
写真撮影ができるようになって喜んでいます。
この建物は、抗日戦争や国民党・共産党の戦いの
隠れた舞台でも有ったんですね。なるほど~。