こんばんは、白黒茶々です。
今年は桜の開花が遅れていて、4月に入ってからようやくその花便りが届くようになりました。 しかし、遅れたぶんだけ開花の速度は早く、見ごろの期間も短くなりそうな気配でした。
なので、お花見は短期決戦で挑まなければなりません
ところが、4月最初の日曜日となる7日は雨の予報となっていました。
さすがにその翌週まで待ったら、桜の花は待っていては、いや、舞ってしまうでしょう。
それならば、致し方ありません。
私は昨年と同じように、雨の中でお花見を強行する覚悟をしました。
その一方で、天気を気にすることなくお花見をしたい
という思いも抱いていました。
それを実現させるためには、平日に仕事をサボって……… いや、それはさすがにできないので、通勤する前の早朝に行動するしかありません
幸いこの時季は日の出の時刻が早いので、できないこともありません。
………ということで、4月4日の木曜日に計画を実行しました。 私がその日、波と狛を連れて最初に立ち寄ったところは、静岡県との県境を越えてすぐの愛知県豊橋市の多米峠の駐車場です。
ちなみに時刻は4時41分。さすがにまだ日は出てなくて、そこに咲いている桜は夜桜の状態でした。
そこから見える豊橋市の町並みも、夜景ですね。 ただし、ここで明るくなるまで待ってお花見をするというワケではなく、私たちはさらに車に乗っていき………
以前にも訪れたことがある、同市東小鷹野のCOFFEE SHOP 貴さんにやって来ました こちらでの目的は……… もちろんモーニングなのですけど、私はあるメニューを狙っているので、今回は開店時間になったら速攻で入ります
COFFEE SHOP 貴さんは、朝の5時からやっていると聞いているのですけど、果たして………
本当にこんなに早い時間から開いていましたよ 私はお店にとって、この日最初のお客となることができました。
モーニングのメニューは4種類。 それらの中で、先述した通り私には心に決めてきたメニューがあるのですよ
それは、過去2回は売り切れていてありつけなかった、(私にとっては)幻の朝定食。
果たして今回は………
それからしばらくして、私のテーブルに念願だった朝定食が運ばれてきましたよ 御飯に味噌汁、それに鮭の塩焼き、ベーコンエッグが付いて、さらにはサラダ、冷奴、小鉢2つ、味付け海苔と、まさに至れり尽くせりのニッポンの朝ご飯でした。
これほど豪華で美味しいのに………
ドリンク(ホットコーヒー)まで付いてきて、550円ときたもんだ 私が知っている中ではダントツの、コスパ最高の朝定食となります。
コーヒーで食後の一服を済ませたら………
私たちは豊橋公園に行き着きました しかし、園内でも桜や吉田城の主要部だったところとは逆の方向に向かっています。
その先にあるのは………
豊橋球場でした。 前もって断わっておきますけど、決して今からこちらで試合を観戦するというワケではありません。
そのグラウンドでは………
重機が入って、地面を掘り起こしていました。 このあたりはかつては吉田城の一角で、これから発掘調査を始めるところです。
豊橋球場は、終戦から間もない昭和23年(1948年)に建てられました。 昭和55年(1980年)に岩田運動公園に豊橋市民球場ができるまでは高校野球などの公式戦がおこなわれていたのですけど、その後は少年野球や草野球、豊橋まつりなどのイベントに使われたりしました。
しかし、この場所に豊橋市の新アリーナが建てられることになり、それに伴って球場は取り壊されることに。
古い建物や構造物が好きな私は、せめて写真や記憶に残しておきたいと思い、今回は先にこちらに来ました。
ところが、新アリーナ建設計画には反対意見が多く、近いうちに市長選挙もあるので、豊橋球場をやめるのをやめるなんて事態になるのかも知れません。
豊橋球場でのミッション(?)を終えた私たちは、豊橋公園の中心部に入っていきました。 昨夜までの雨で地面が濡れていて、雲も多かったのですけど………
公園の桜の花は満開で、まさに今が見ごろ昨年のお花見のように、雨の中で写真だけ撮ったらすぐに退散
………のようなことはなく、ゆっくりと鑑賞することができました。
そのような中に………
昨年の夜桜の時にもあったオブジェが並べられていたので、その風景の中に入っておきました。
公園の入口には、歩兵第十八聯隊の遺構でもある廠舎が立っています。 その中に入って記念撮影をしたら………
満開の桜の前でも、撮っておきましょう
私たちはさらにぐいぐいと進んでいきました。
こちらの桜も、いい感じですね。
そして、私たちは吉田城の本丸跡へ。 その正面の入口となる南御多門の石垣が崩れ、長い間その一帯は修復工事&立入禁止だったのですけど、ようやく元通りになりました。
そうしたら、今度は模擬鉄(くろがね)櫓の前で撮っておきましょう 説明するまでもないのですけど、この建物は平日の朝は閉まっているので、外から眺めることしかできません。
それはさておき、私たちは北御門跡から角度が急で歩幅も大きな石段を降りていき………
豊川に沿っていて、吉田城の北側となる帯曲輪跡に出ました。 その川手櫓跡からは、高くて立派な石垣の上に聳える模擬鉄櫓を、下から見上げることができるのですよ
その川手櫓跡に続く多聞櫓の跡の桜も、見事ですね。 この頃には雲が切れて、青空が見えるようになっていました。
ここまで豊橋公園をぐるっと廻って桜も見てくることができたので、そろそろ切り上げることにしましょう。
私たちが車に乗って公園を出たのは、6時50分ぐらいのこと。
7時台には市内のあちこちで渋滞に巻き込まれたりしたのですけど、私の出勤時間までには余裕で間に合わせることができました。
ちょっと生活リズムに負荷がかかるリスクもあるのですけど、たまに出勤前に朝活をやるのもアリかと思いました。 特に日照時間が長いこれからの時期は、狙い目となりますね。
それには早朝からやっているモーニングのお店が必要となるので、また探してみます。
今度はCOFFEE SHOP 貴さんのたまごかけごはんの食レポートを期待されている方は、こちらに投票してやってください。