こんばんは、白黒茶々です。
エコパスタジアムがある静岡県袋井市では、公園や街角のいたるところに彫像などのアートが見られます。 特にJR愛野駅の周辺のあたりはインパクトありありのアートが溢れているので、今回は波&狛とともに可能な限りそれらを訪ね歩き、一緒の画像に納まろうと思います。
………という流れで、私たちは袋井市方丈にある育公園にやって来ました こちらは住宅地の中にあって住民たちの憩いの場になっていると思われるのですけど、この日は閑散としていました。
その一角に………
「はぐくみ」という名の母子の像があるのですよ。 母と子が触れ合うその光景は、見ていて心が温まりますね。
そこにお邪魔虫……… というか、波と狛も入り込んでみました。 なんとか私が思い描いていた絵が撮れたので、次の目的地に向かいます。
………ということで、JR愛野駅の北側にやって来ました 正確にはそのすぐ近くのマンションの駐車場にございます。
すでに目当ての像の後ろ姿が見えているのですけど………
二宮尊徳さんにございます。 これは、学校でおなじみの二宮金次郎が大人になった姿です。
彼は幼少時に家が没落し、両親も亡くすという境遇に陥りました。それでも困窮する中で必死に働きながら勉強し、家を再興することに成功
成人してからは、生活に苦しむ人たちを救うことに全力を注ぎ、破綻した人や農村、藩の再建に生涯を捧げました。 その数は600にも及ぶと云われています。
彼がとなえた至誠、勤労、分度、推譲の思想は報徳の教えとなり、今に至るまで全国に広められています。
そんな尊徳さんと一緒に写したいのですけど、台座の真下にまで植込みが迫っているので………
こうするしかありません。 波狛ちゃ、私が撮り終わって助けに行くまでは、どうか落ちないでください。
それよりも、なぜこのようなところに彼の像があるのかですって?それは、この地方の社団法人勧農報徳社という団体が、設立130年になったのを記念して設置したのですよ。
なので、愛野駅を北口から出る機会があったら、この尊徳像の存在を確認してみてくださいませ。
しかし、どうしても南口から出ざるを得ないという方は………
ご心配には及びません。実は、駅の南側にも同じような像があるのですよ しかも、同じ団体が同じ時期に設置したときたもんだ
北と南を尊徳さんに守られている愛野駅。これほど尊徳率が高い駅は、他にあるでしょうか?
もちろん、こちらの尊徳さんとも撮りましたよ ただし、こちらは足元というか台座の下に余裕があるので、先程のような崖っぷち写真にならなくて済みました。
その愛野駅の南側は、前回の小笠山総合運動公園(エコパ)に繫がっているということもあって………
波と狛はそのスタンドに飛んだ……… というよりは、スタンドの一部を切り取ったようなオブジェが、南口の一角に設けられているのですよ。 エコパに行く前に、その座り心地を試してもよし。待ち合わせに利用してもよし。とにかく、ネタに使ってみてくださいませ。
愛野駅周辺のアートは、実はあともう1つあるのですよ それは何かといいますと………
黄緑色のLOVEで、しかもOの部分がメロンになっておられる。 これはいったい………
袋井市はクラウンメロンの産地で、栽培を始めてから今年でちょうど100年になります。 そのことを記念して、私たちが訪れる1ヶ月前に、このモニュメントが除幕されました。
その名もズバリ「愛のクラウンメロン」。愛野ともかけているのが、上手いですね。
もちろん、その前でも撮りましたよ そうだ
これは愛を告白する場所にも使えますね。
その際のプレゼントは指輪とかではなく、同じ丸いものということでクラウンメロンを捧げてくださいませ
勢いに乗った私たちは、さらなるアートを求めて愛野駅から南下していきました。エコパの脇を通り抜け、その先の茶畑の中の小高い丘の上には………
たつぴの母校でもある法多山(はったさん)大学が聳えています。 正確には静岡理工科大学というのですけど、法多山尊永寺に繋がる道沿いにあり、地元の方にも「法多山大学」で通じたので、たまにその名前で呼ばせていただきます。
その大学の入口には………
三沢厚彦氏の「STAY」という作品が設置されているのですよ 気になるその姿は………
フリ○ン……… いや、ヤギの頭やサボテン(?)などが組み込まれた台座の上に、男性の裸像が立っておられる。 それらには何かの意味があり、合わせて「STAY」を成していると思われるのですけど、今の私にはわかりません。
それでも、例外なくそのアートの前でも記念撮影をしておきましょう。 茶畑の中にフ○チンで立たされて……… いや、裸像の位置付けは微妙なのですけど、これはあくまでもアートなので、隠したり服を着せたりしたらかえって作品を貶めることになるような気がします。
なので敢えてありのままの姿を公表しますけど、これをどう評価するかは人それぞれ。褒めてもけなしても構いません。まずは作品と向き合ってみてください。
今回の私たちのアートめぐりは以上で終わりなのですけど、せっかくこちら方面に来たので、法多山名物の厄除けだんごを買っていきましょう。 とはいっても、法多山の厄除けだんご茶屋まで行くには、駐車料金がかかるうえにかなり歩いていかなければならないので………
その手前にある、製造工場に寄っていきました。 実はこちらは無料の駐車場を備えていて、厄除けだんごの直売もやっているのですよ
ただし、建物を入ってすぐのところに箱が山積みされていて、お金を払って受け取るだけなので、風情はありませんけど。
その厄除けだんごは、家に帰ってから家族のみんなでいただきました。 「秘密のケンミンSHOW 極」でも紹介されたことがあり、あっさりとした甘さの餡が乗っただんごはあと引く美味しさです。
ちなみに5本の串は、身体の五体を意味しています。
私は旅先などで銅像の類を見つけると、つい写真に撮ってしまうぐらい興味があるので、これからも面白い、いや、芸術的な作品を見つけていきたいです。