こんばんは、白黒茶々です。
前回、今年度の紅葉狩りを締めるつもりで新城市内を巡って、そこそこ綺麗に色付いた木々を見ることができました。 しかし、それらの紅葉は実力を出し切っていなくて、「真っ赤に塗られた鳥居強右衛門で締めるのは、強引過ぎるのでは
」という声も聞こえてきそうです。
正直言って私の中でも不完全燃焼だったので、そのまたさらに1週間後に近場で紅葉狩りをすることにしました。
………という流れで、やって来ましたよ 普門寺さんに。
こちらのお寺は静岡県との県境に近い愛知県豊橋市雲谷(うのや)町にあります。
「豊橋のもみじ寺」を謳っていることもあって、毎年紅葉狩りの時季になると、たくさんの来訪者で賑わいます。
私は今まではその混雑を避けるために朝の早い時間帯に訪れていたのですけど、今回はスケジュールの都合もあって、午後からとなりました。
その頃には混んでいて、お寺までは少し離れた臨時駐車場から歩いていくことになりました。
仁王門の前の紅葉は赤く染まっていますね。
これは期待できそうです
その先の参道を進んでいったら………
鐘楼門に行き着きました。 こちらでは大晦日には除夜の鐘……… ではなくて、参拝者の安全確保のために昼に鐘を突く「おおみそかの鐘」がおこなわれます。
檀家や108つの回数の制限はなく、誰でも突くことができるので、ご希望の方は12月31日の午前11時半までに、お寺にお並びくださいませ。
その境内には、イチョウの大木もあります。 異常気象の影響もあって、綺麗な黄色ではなかったのですけど、離れたところから見たらいい感じになりました。
境内の東側まで来ました。 このあたりは私たちにとっては撮影スポットで、訪れる度に撮っています。
また、その近くには………
動物の供養塔があります。 飼い主さんによって大事に葬られたペットたちの名前が刻まれているのですけど、ついウチの子と同じ名前を探してしまいます。
普門寺さんは1300年もの歴史がある、真言宗の寺院です。 船形山の麓に伽藍が構えられていて………
この石段を上がっていくと………
その途中に、お地蔵さんが並んでいます。 それらを眺めつつ、さらに上っていったら………
本堂に行き着きました。 こちらの建物は元禄6年(1693年)に建てられ、本尊の聖観世音菩薩さまをお祀りしています。
その北側には、弘法大師さま(空海)をお祀りした大師堂があります。 色付く紅葉の下で、2つのお堂が並ぶ風景はとても美しいです。
あとは来た道を引き返していき………
仁王門の裏側まで来ました。 こちらから眺めた風景は「名残もみじ」と呼ばれていて、色付いた枝葉が建物にかぶさる感じがいいですね
最盛期(?)には真っ赤な紅葉に囲まれるのですけど、色が分かれていてもОKです
12月8日までかかってしまいましたけど、普門寺さんで私がようやく納得&満足できる赤さの紅葉を見ることができました。 なので、今年度の紅葉狩りシリーズも、今回をもってめでたく(?)締めさせていただきます。
その翌年となる今年は酷暑の反動からなのか、大寒波が押し寄せて、例年以上の異常なまでの大雪に見舞われています。
そうしたら、今年の夏の暑さの具合や紅葉の時季はどうなるのでしょうか?
極端にならないことを祈りつつ、待ち構えるようにします。
今回の日記は以上で終わりなのですけど、やや短めでそのまま早仕舞いするのも惜しいので、オマケのネタを付けようか、と。 ほら、あらかじめ予算を決めて手土産を買いに行ったのに、思っていたより安く済んでしまう事ってあるでしょう?
そのような場合は、もう一品足してお得感を出したくなるなることが、多々あると思います。
………ということで、問答無用で今年に入ってから私が体験した話をさせていただきます。
1月最後の日曜日となる26日は、私の実家の菩提寺で父の一周忌の法要がおこなわれました。 それは午前だけで終わり、午後からは時間が空きました。
波と狛を連れて出かけることも考えたのですけど、行き先がなかなか思いつかなかったので、私が以前から気になっていたところに行くことにしました。
それはどこかといいますと………
豊橋市の街中にある、人蔘湯さんでした 見た目からして昔ながらの銭湯で、昭和25年(1955年)に創業しました。
それから長い間、地元の方たちに愛され、交流の場にもなってきたのですけど、ボイラーが修理が難しい故障をおこしました。
さらに他にも不安な箇所があったことから、店主はやむなく閉業を決意。
惜しまれつつも、令和2年(2020年)に銭湯を閉めました。
………が、それで終わりではありませんでした。 その知らせは、ゆとなみ社という企業に入りました。 それは「銭湯を日本から消さない」をモットーにした会社で、銭湯の再生や継業を専門的に行っています。
人蔘湯さんはそんなゆとなみ社の協力を得て………
復活しました クラウドファンディングで資金を集め、昔からの趣きをなるべく残すために改修は必要最低限に抑えたのでした。
今まで番台を挟んで男女別々だった入口を1ヶ所に改め………
入浴の受付はカウンターでおこない、その空間をロビーにしました。 さらにそこではグッズの販売もしています。
また、カウンターにはゆとなみ社の社員と思われる若い女性が座っていました。
そこで入浴料の500円を払ったら、いざ男湯へ
床や壁は換えられていたのですけど、大きな鏡やロッカー、脱衣籠などは昔からのものでした。 さらに、お風呂や洗い場も昔のまんま
風呂桶も、黄色くてケロリンの広告が入っているのは、お約束ですよね。 その一方で、全身で浸かれないほど強力な電気風呂が設けられ、かつてラドン風呂だった小部屋は追加料金が必要なサウナに改められていました。
それから、脱衣所から先は撮影禁止となっているので、内部の様子はゆとなみ社のHPから引用させていただきました。
人蔘湯さんは小ぢんまりとしていながらも、内容は充実していて、スーパー銭湯に負けないぐらいの満足度を保ちながら湯から上がることができました。 それにたくさんのお客で賑わっていたので、リピーターを抱えつつ、新たな名所として人を集めそうです。
私が家に帰ってから人蔘湯さんのことを話したら、箔母さんとたつぴも行きたがっていましたし。
近いうちに私も家族を伴って、再び訪れることになりそうです。
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