こんばんは、白黒茶々です。
GWからしばらく経った5月下旬頃は全国的にコロナの感染者が激増し、緊迫した空気が漂っていました。 とはいっても、そのあたりは気候的にも気分的にも外出したくなる時季でした。
いや、私だけではなく波や狛も、時季に関係なく休日はどこかに出たくなる性分なのですよね。
というワケで、5月23日の日曜日は、政令指定都市の浜松市の中でも人里離れた山間部の天竜区(失礼っ
)を散策することにしました。
その日、私が波&狛とともに最初に訪れたのは、天竜区ではないのですけど、その手前の浜北区にある農林技術研究所 森林・林業研究センター(の駐車場)でした。 「向こうに見える説明板みたいのは何?」という声が聞こえてきた(ような気がする)ので、さっそく迫ってみます。
この先には、向野古墳という7世紀後半頃に造られた円墳があるのですよ 「巨大な石を使った横穴式石室が南に入口を開いています」ということは……… そうです
この日の散策は、私たちが得意としている(?)洞穴めぐりから入るというのです
というコトで、今からそちらに向かいますよ
………と、テンションを上げたものの、そこに至るまではトトロの茂みのようなところを通っていかなければなりませんでした。 さらに、そこを抜けたところには………
小さな案内看板がありました。 ここからさらに、左手の斜面に沿って歩いていくと………
向野古墳があるのですよ入口からの通路となる羨道が失われているので、いきなり玄室(棺が納められていた石室)がぽっかりと口を開けている状態となります。
手前の草で隠れているのですけど、古墳の開口部はかなり広いです。もちろん、今からその中に入りますよ
内部はこのようになっております。 波狛と比べてみて、おおよその大きさはわかるでしょうか?
石室の調査(?)が済んだら………
もとの世界に戻りますよ なんか、古墳めぐりの締めにこの光景を撮るのがお約束となっているような………
ところが、再び「トトロの茂み」を通って駐車場まで戻ってきたところで、私の足だけではなく、波と狛にも大量のひっつき虫(草の実)が付いていることに気付きました。
ワンコのブロガーだったら、その様子を写真に撮ってネタにするところなのですけど、私はそれらを取ることに必死で、そんな余裕はありませんでした。
とにかく、向野古墳を見学し終えたら、気を取り直して次の目的地に向かいますよ そちらもまた穴繋がりなのですけど………
今度の穴は、車1台がようやく通れる細くて曲がりくねった山道の先にあります。 思いっきり「ポツンと一軒家」に出てくるような険しい道なので、頼むから対向車は来ないで~
そんな私の願いに反して、2台ほど来てしまいました。
しかも、ともに幅広い3ナンバーときたもんだ
実は私の車もそうでしたけど。
そんな彼らを谷底に追い落とし(ウソウソ
)………
ようやく次の目的地となる小堀谷(青谷)鍾乳洞にたどり着きました。
こちらは無人で無料なのですけど、ワンコと一緒に入ることができる数少ない観光鍾乳洞であります。
無人ということもあって、見学する際にはセルフで内部照明のスイッチを入れていくシステムとなっています。 そうしたら、いよいよ洞穴の中へ
一昨日の大雨の影響で、足元は水浸しだったのですけど、なんとか歩いていくことができました。
天井が広いところもあり、前回訪れた時と同じように、コウモリが乱舞していました。 それらの天然の造形美を眺めつつ進んでいったら………
入口から50mほどで反対側の出口に到達。 ただし、そこから先は通行止めになっていたので、進むことはできませんでした。
あとは今来た道を引き返すだけですけど………
波狛ちゃは少しは楽しむことができたでしょうか? 何にしても、彼女らの霊感アンテナは作動しなかったので、除霊や関連グッズの携行のような特別な準備などをしないで入っても、大丈夫そうです。
私たちは天竜区での次のテーマに入るために、来る時に通った細くて曲がりくねった山道を引き返していきました。 ところが、またしても対向車と出くわしてしまいました。
コロナ禍ということもあって、山間部に繰り出す人が多いのでしょうか?いや、私が「対向車来ないで~
」と願ったことが、逆に彼らを呼んでしまったのかも知れません。
いずれの場合も待避スペースまで戻ってやり過ごしたので、どうかご心配なく。
ということで、次回は誰もが懐かしくて寂しく感じるようなところに、皆さまをご案内いたします。 それはどこかと言いますと……… ヒントは、薪を背負った少年です。