波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

浜松モザイカルチャー世界博2009

2009-11-28 00:04:47 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
「モザイカルチャーに行きたい」今月に入って、箔母さんが突然そのようなことを言い出しました。
モザイカルチャーとは、葉や花で人物や物語の一場面などを表現するフランス発祥の新しい園芸芸術のことです。 ただし、生け花とは違ってしっかりと根が張っているので、すぐに枯れるようなことは決してありません。
その世界博が国内では初めて、我らが地元の浜松のフラワーパークを会場にして開催されていたのです。ちなみにその正式名は「浜名湖立体花博」といいました。


      だって、立体花箔だって………

そして、白黒茶々家はモザイカルチャーが閉幕する前日の今月22日にそちらに行くことになりました。あっ、会場はペットの連れ込みは不可ということだから、箔はお留守番ね。



会場入口では、このような感じでウナギイヌ福市長が出迎えてくれました。



そういえば、私は地元とはいえフラワーパークに来るのは20数年ぶりということになります。なので、会場の広さやその様子などはほとんど覚えていません。



とかなんとか言いながら歩いていったら、間もなく浜松市が制作した「ほほえみのハーモニー」という作品に行き着きました。 これは、楽器の街浜松を表現しているみたいですね。 こちらではボランティアの方が写真を撮ってくださり、いい出来のものを見せ付けてから売りつけるという作戦を仕掛けてきました。



そのすぐ近くには、北京市が出展した「燕京鹿鳴」という作品がありました。 これは鹿と城壁と楼閣を表わしているのでしょうか?その中でも、特に緑の楼閣は遠くからでも目に付きやすかったですよ。



さらに順路を進んでいったら、(カナダ・ケベック州)モントリオール市の「木を植えた男」が見えてきました。こちらのものは、全作品のなかでは最も人気があるそうです。 確かに、木でできたおいちゃんが木を植えている姿には、迫力を感じます。

その大作のすぐ近くには、イベントステージなるものが設けられていました。また、そちらではシャチホコのかぶりものをしたお兄さんが「間もなく名古屋のPRイベントが始まるので、ぜひ観に来てくださ~い、イケメンたちが登場しますよ~」と、客寄せをしていました。
……………………………
「いや~、観にいって本当によかったね」 白黒茶々家を満足させた舞台はどのようなものだったのかは、話すと長くなるので次回の特集で採り上げようと思います。

さて、そろそろ本題のモザイカルチャーのほうに戻ることにしましょう。



新潟市は、直江兼続のおかげで今年は注目を集めましたね。私も夏にそちらのほうを訪れたことですし。こちらの「大凧合戦(伝統と文化)」という作品は、やはり「愛」が強調されていました。



横浜市は、今年は開港150周年ということもあって、「未来へ向けて出航・たねまる」というタイトルでイメージキャラクターのたねまるを出展していました。 横浜近辺の方たちには、すでにお馴染みでしょうか?



金沢市の「☆加賀獅子くん☆」はなかなか愛嬌のある顔をしていますね~ たつぴがそこに立っていると、なんか獅子舞をやっているように見えますよ。

そういえば、私はこのような造形物を目の当たりにすると、何かをやらずにはいられなくなる性分でした。そこで、私にスイッチが入りました。



先程の「木を植えた男」の脇を支えている犬には鼻ぷぴをやり、………



釜山広域市(韓国)が制作した「女心」とは一緒に踊ってしまいました。 彼女が身につけている民族衣装はチマチョゴリ?チョゴチマリ?あれっ、どっちでしたっけ?



森下建設(株)というところは「世界の平和」と冠して、長崎の平和祈念像を造っていました。では、私も同じポーズで。 ぐぐぐ………いかかでしょうか?後になって確認してみたら、我ながらシンクロナイズドスイミング、いや、溺れている人に見えるのですけど。

モザイカルチャーは実際に行ってみたら、いろいろな意味で楽しかったです。 また行きたくなるほどなのですけど、あいにくそのイベントはその翌日をもって終了となってしまいました。
会場で展示された作品の約6割は、全国各地に引き取られるとのことなので、ひょっとしたらまたどこかで対面が叶うかも知れません。
モザイカルチャーのほうもいいのですけど、その一方で私には札幌羊ヶ丘のクラーク博士像や、長崎平和公園の平和祈念像のほうに出向き、それらと同じポーズで写真に納まりたいという野心が目覚め始めていました。


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いい本、ありますぜ!

2009-11-25 00:03:42 | 本の紹介
こんばんは、白黒茶々です。
ここのところ食べ物ネタばかりだったような気がするので、そろそろ知的(?)に本の話でもしようと思います。



私が手にしているのは、日本100名城公式ガイドブック(Gakken、600円)です。 この本はいうまでもなく日本全国に存在するお城がのうちの100ヶ所が載っているのですけど、その選考基準がなかなかミソなのです。

まずは残存状態です。お城が昔からの面影をよく遺していて、さらに史跡などに指定されているとポイントが高まるそうです。ただし、観光目的で建てられた模擬天守等はマイナス査定の要因となり、我らが地元の浜松城はそこで落選したみたいです。

次に、歴史的な位置付けです。そのお城が歴史的な出来事に関わっていると、かなり有利になります。 長篠の合戦の舞台となった長篠城は、その面がいい具合に働いて選ばれたのでしょう。箔ちゃ、一緒に行ったカイがありましたね。

三つ目のポイントは、歴史的かつ地域的なバランスですよ。お城というと、戦国時代の天守がそびえ立っているようなものがよく思い浮かぶのですけど、吉野ヶ里遺跡みたいな古代の環濠集落から、幕末に外国との戦いに備えて築かれた五稜郭まで広い範囲のものが含まれています。また、47都道府県から100城が抽出されるという観点から、1つの地域には1~4の割り当てとなります。


     箔と初めて一緒に行ったお城、駿府城

ちなみに私のいる静岡県からは、山中城、駿府城、掛川城の三つが選ばれました。

そうすると次に気になるのは、この本の中で白黒茶々家が行ったことのあるお城の数ですよ。私はさっそく個人別に数えてみましたよ。そうしたら集計がまとまりました。では、発表します。
箔、3城。遠征の途中で立ち寄ったりして、お城犬のイメージが強いのですけど、この本の中のものに照らし合わせると、この数なのです。
たつぴ、7城。小学校入学前には国宝4城のうち3城は極めたのですけど、まだこの数字だとは………
箔母さん、28城。本人の過去の申告や、結婚前に私と一緒に行ったものも含めたら、この数字になりました。 しかし、今後はあまりに苛酷な山城等を加えるのはご遠慮願いたいとのこと。
そうしたら、いよいよ私の番ですよ。独身時代も含めて、私は今までにお城を目当てに46都道府県を駆け回ってきました。 しかし、時代的には思いっ切り近世に集中しています。果たして、過半数には達しているのでしょうか?
白黒茶々、71城。ぼちぼちってトコでしょうか。 それでも、まだ開拓の余地は大いにあります。これからも、ムリのない程度に行動範囲を広げていく所存にござります。

この本は全国のお城廻りのお供にオススメです。 カバンに一冊いかがでしょうか?それから、オラが街の自慢のお城がこの100名城に含まれているかどうか、気になる方がいましたら遠慮しないでドシドシ聞いてみてくださいませ~

皆さんに紹介したい本が、実はもう1冊あるのですよ。こちらはワンコの本で、今月の3日に発売されました。
その発売日の翌日に、喜び勇んで近くの本屋にその本を買いに行ったら、なんと置いてありませんでした。 田舎だからでしょうか。ならば………注文して待つことにしましょう。私の「早く読みたい欲」が衰えないうちに届いてくださいよ~私は昨年の越年したクリスマスプレゼントのことを思い出してしまいました。 そして、待つこと3日ほどで、その本はやってきました。



その本とは、ズバリ眠る1分前に見るワンコの笑顔(サンマーク出版、933円+税)のことです。中を覗いてみると、人気ブログに出てくるワンコのベストショットが満載ですよ。 モフモフすると気持ちいい被毛の保持犬のサモエドのクローカ君、漫画家に飼われていて、狂暴だけど愛嬌のあるポメラニアン(ポメラギオン?)の茶壷君とその同居犬の伽羅ちゃん、………など。トイ・プードルのもぐ君とみるくちゃんも有名ですね。そして、極めつけは………我らが日本スピッツ代表のワチリー君。この本を見れば、いつでもワチリー君の笑顔に会うことができるのです。


    背表紙には、全登場犬物のお背中が♪

またこの本は、一日の終わりにワンコたちの笑顔を見て幸せな気分のまま眠りに就くことをコンセプトとしています。 イメージとしては、寝室で布団の中に入りつつ電気スタンドの明かりのもとで就寝1分前まで見るという感じなのですけど………
ウチの寝室となっている二階和室には、あいにく電気スタンド等の設備は置いてありません。 しかも、電気を完全に消して真っ暗闇の中で眠りに就くスタイルが定着しているので、そのような中で眩しいことをしたら、先に寝ている箔母さんを起こしてしまい、恨みを買うことに……… ちなみに、箔母さんは一度起こされるとなかなか眠れないタチなので、その恨みは恐ろしいのです。

そうしたら、眠る1分前まで他室でその本を見て、猛ダッシュで布団の中へ滑り込んでみたら? いや、それではスマートではありません。ならば、布団を被って携帯ライトのともしびを頼りに読んでみては? いくらなんでもそれはちょっと………

そのことを箔母さんに話したら、「寝る支度に入る1分前に読めばいいんじゃないの?」という答えが。 なるほど~ まさに目からウロコです。
それから、この「1分前………」本には各ワンコのブログ名とそのURLの一覧のオマケも付いていて、そこからさらに幅を広げていくこともできます。



それだけではなく、巻末の協力者の名前一覧の中に、モルスケさんとメガネさんのお名前が。 こちらの本はネットからも注文できるそうです。就寝のお供に一家に一冊いかがでしょうか?


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だんごだんごだんご

2009-11-21 00:03:18 | 美味情報
こんばんは、白黒茶々です。
厄よけだんごで有名な静岡県袋井市にある法多山(はったさん)で、今月の3日に全国の著名なだんごを集めて「だんごまつり」をやるそうな。



そんな美味しそうなイベントに、箔母さんが「行きたい」と言い出しました。 まさか、そんなにだんご好きだったとは………実は私も気になっていたので、3日はだんご三昧の一日にすることにしました。

そして、その日はやってきました。 晴天に恵まれたとはいっても少し肌寒く、だんごの温もりがよりいっそう恋しくなってしまいました。 
地元の厄よけだんごに加えて、熊本で食べたいきなり団子も来ていて、さらに犬や猿や雉も服従させるほどの美味しさの岡山のきびだんごもいいですね~ 新潟の兼続だんごとは、大河ドラマ「天地人」とのコラボ商品でしょうか?え、兼続じゃなくて継続だんごですって たいへん失礼しました。 その他にも、山形のずんだだんご、伊予松山の坊ちゃんだんご、東京柴又の草だんごなど、気になるものを挙げていったら胃袋が追い付かないほどの量になってしまいますよ。
とかなんとか言っているうちに、目的地にたどり着きました。よぉ~し、今日はたらふく喰うぞ~



法多山とは、県内でも有名な名刹の尊永寺を含めた名称のことで、江戸時代初期に建立された山門は国の重要文化財に指定されています。 そこから続く参道は多くの人で賑わっていて、ちょっとした冷え込み効果もあって、あたかも初詣でのようでした。ほとんどの方はだんごに導かれて来たのでしょうか?
だんごまつりの会場は、その参道の先にある厄除けだんご茶屋の周辺に設けられています。以前、私たちが初詣でで本堂に参拝した時には、さらに天まで繋がっていそうなほど長い階段を登らされたのですけど、今回は失礼してだんごだけにさせていただきました。



会場入口にはこのような看板が設置されていて、そのおかげで士気がますます高まりました。 さらに、その先には全国各地から集まっただんごの露店と、大勢の観衆が集まっていてとても賑わっているではありませんか さて、どこのだんごからいただきましょうか。私たちのだんご欲は自然と高まっていきました。



ところが、会場の露店を見て回ったら、ことごとく「売り切れ」の札が掛かっているではありませんか。 しかも、一軒も残らずに………「そ、そんな……… 」そのような中、露店の後方で仕事を終えたスタッフがどこかのだんごを美味しそうに頬張っているのが見えました。彼は、打ちひしがれている私と目線が合うと、すかさずに「すんません、もう売り切れなので」と断りだしたのです。「そんなの、見ればわかるよ 」さすがに食べているものをよこせとまでは言いませんけど、私の怒りの炎に油を注ぐ結果に。 だんごの怨みは恐ろしい………いや、あくまでもちょっとムッとしただけですよ~ 後に聞いた話では、9時30分のまつり開催時から多くの人が押しかけ、1時間ほどで売り切れが続出したそうです。 午後一番に駆け付けて、いい気になっていた私たちはだんご以上に甘かったということに………



そのような状況の中でも、本家本元の厄除けだんごは充分過ぎるほど用意されていたので、私たちはそいつを食べていくことにしました。 5個束になっている小さめのだんごにアンコが乗っているのは定番のスタイルですね。 1個ずつ剥がして食べるもよし、何個かまとめてイッキにいくのもよし。それらに地元産の袋井茶も添えてお召し上がりくださいませ~

厄除けだんごだけでも心もお腹も満たされるのですけど、まさか私たち以上のだんご好きがこれほどまでいるとは思ってもいませんでした。 来年は朝早くから法多山詣でをするか、それとも日本全国だんごめぐりの旅に出かけるかしなければなりませんね。



そして、だんごの余韻を味わいつつ帰宅したら、なんとこちらにも丸くて白くて美味しそうなだんごがあるではありませんか しかし、そいつをよく見てみたら、なんと箔でした。


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二俣一夜城へ行かまいか

2009-11-18 00:04:24 | お城
こんばんは、箔ですワン。
おれっちが以前に連れていってもらった(浜松市天竜区の)二俣城に、最近お城ができたみたいなのだ。



どんなものなのか、さっそく見に行きたいのだ。

こんばんは、白黒茶々です。
新聞によると、秋のイベントに際して、あの二俣城の天守台の上に仮設のお城が造られたとのことです。 平成初期ぐらいまでは、全国各地のお城に地域起こし名目のもと、かつて存在したものとは関係ない鉄筋コンクリート製などの建物が建てられたりしたのですけど、最近では、昔と同じものを正確な図面に則り、その当時と同じ材料と工法で復元するという風潮になりつつあります。 今回のネタに取り挙げられた二俣城の場合は、どのような建物が存在したのかはわかっておらず、さらにその土台となる天守台でさえもいつ頃造られたのか不明なほどなのです。
そのようなワケで今回できたものは、期間限定で簡単に撤去できる仮設の建物ということで認められたのだと思います。しかもそのお城は、地元の有志がたった五日ほどで完成させた一夜城………いや、正確には五夜城ということに。 そうすると、次に気になるのはその出来栄えですよ。仮設とはいっても、あまりにハリボテ感が強すぎたら、実際に見に行った時の疲労感が増してしまいます。ちなみに新聞の写真では微妙で、判定が難しいです。そうしたら、やはり直接自分の目で確かめるしかありません。

そして、二俣城一夜城の展示の最終日となる11月8日に、いよいよそちらに行くことになりました。 その日は箔母さんが仕事で、さらに私のスケジュールが押しているということもあって、小回りが効くように箔には留守番をしてもらい、私とたつぴだけが特派員の役を担うことにしました。 自宅を出てから、天竜川の堤防道路を上っていき、約1時間で目的地の麓にたどりつきました。



二俣城は、天竜川と二俣川に囲まれた高台の上という天険の要害の地に築かれています。お城のイベントののぼりなんかも立てられていて、自然と気分が高まってきますね  ハアハア………ただ、こちらの天険の要害はけっこうヒザにきます。



前回来たときには箔と一緒にその天守台の上にも登り、私のあとを追って彼がそこから飛び降りようとしたことも。果たして、そのお城がどのように様変わりしたのか………さあ、見えてきましたよ。



おおっ 私が想像していたよりも本格的ですよ。 しかも、一夜城に惹かれて来たたくさんの人で賑わっていますし。仮設とはいえ、お城効果は恐るべしです。では、もっと近付いて一夜城の質感を確かめてみることにしましょう。



金のシャチホコはちょっと行き過ぎですけど、近くで見ても見劣りするようなことは決してないですよ。 嗚呼、気分が高まったところで、このお城をバックにして記念撮影をすることにしましょう じゃあたつぴ、お父さんと並んで………って、そのたつぴがいつの間にかいなくなっているではありませんか いったいどこに行ってしまったのでしょうか?そこで、私がまわりを見回してみたら………



なんと、一夜城の中に侵入しようとしているではありませんか。 たつぴ、それはやめておきなさい。内部はスッカラカンで、ハリボテ感を激しく味わわされることになるだろうから。
「錠前がガッチリと掛かっていて、開かなかった」そりゃそうでしょうね。では、気を取り直して記念撮影に取り掛かることにしましょう。カメラのほうをちゃんと見て、はいチーズ   パシャッ



………なんて撮っていたら、「おおっ 」今度は向こうのほうにお殿様とお姫様の顔抜きの書き割りがあるのを発見してしまいました。 「せっかくだから、あっちでも撮ろうよ 」「え~、やだよ 」こういうものはほとんどの場合、子供が乗り気で親が恥ずかしがるものなのですけど、こちらではその逆でした。私が殿でたつぴが姫の配役には、不満なのでしょうか?「じゃあ、私が姫をやって、たつぴが殿だったらいいら?その代わり、笑うなよ~」



しかし、言っている傍からたつぴは大笑い。 同時に、近くにいたおばちゃんにまで笑われるとは……… 姫………というよりは、大御台所の役をやらされたのは、二川宿本陣で着せ替えごっこをやって以来でした。恥ずかしいから早くセルフタイマー終わってくれ~  パシャッ  ふひゅ~

一通りの用事が済んだので、私たちはさっさと二俣城をあとにしました。 そしてその後、私が残りのスケジュールを終えて帰宅したら、箔母さんが気を利かせて別腹を買っておいてくれました。



しかも、二俣城の近くのお店のものを遠鉄ストアで数量限定で特別に取り扱ったという二俣城最中ではありませんか ちょうどこいつが食べたかったのだ。 「気の利く奴よのう、今日から最子(もなこ)と名乗るがいい」「モナコって、F1グランプリがおこなわれるあの公国の………」しかし、箔母さんは私の提案にはあまり乗り気ではありませんでした。



話のほうが少々脱線してしまいましたけど、二俣城最中のほうに戻りますね。 こちらはサクサクの皮の中は、屋根のてっぺんから天守台の下まであんこが詰まっていて、たいへん美味しうございました。



今回の話が私の女装、いや、姫役と、箔母さんの改名失敗ではあまりに後味が悪いので、このタイミングで皆さんからたくさんのリクエストをいただいた「11年前に小田原城に登場した殿(私)と姫(箔母さん)と、ウメ子さん(アジアゾウ)」の写真を載せておきます。 これらの他にも、若大将(子供用の甲冑)も取り揃えられていてるのですけど、小田原城さん、できたらワンコ用の衣装も追加しておいてくださいね。


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ハムキチの涙はみそしるのニオイ

2009-11-14 00:04:15 | 野球ネタ
こんばんは、白黒茶々です。
今回はプロ野球のことで喜怒哀楽した一家の物語です。 ………とはいっても、ほとんど私のことですけど。



以前にも触れたことがあるのですけど、私はプロ野球のパ・リーグ球団、北海道日本ハムファイターズのファン(ハムキチ)です。 それから、私は数年前からプロ野球球団のレプリカユニフォームを集めていて、ようやくパ・リーグ6球団のものを揃えることができました。 もちろん、ファイターズのぶんはホーム用とビジター用の二種類取り揃えてありますよ~

今シーズンは5月には家族を伴ってナゴヤドームへ、8月には一人旅の前哨戦として東京ドームにファイターズの応援に行ったりしました。
そのファイターズは私たちハムキチの声援を受けつつ快進撃を続け、夏頃にはパ・リーグの首位に立っていました。そして………


おれっちの頭の上に乗っているのは、クラッカーの中身なのだ

10月の初旬に2年ぶりのリーグ優勝を果たしたのです。 その日はウチのテレビで受信できるチャンネルでは中継をやっていなかったので、ネット動画の中継を見守っていたのですけど、運命の瞬間には事前に用意しておいたクラッカーを噴射させて喜びを爆発させました。



その優勝インタビューで梨田監督は「応援してくださったファンの皆さんは、宇宙一です」と。 嬉しいこと言ってくれるね~



さらに、北海道のサッポロビールと日本ハム製のシャウエッセンで祝勝会を開いたりもしました。



あ、たつぴはオロナミンCにしておきなさいよ。

そういえばファイターズが優勝したときは、箔のことを一晩だけ「はむ」と呼ぶつもりだったのですけど、今回はなぜか忘れていました。それなら、チームが日本シリーズを制したときに改めてそう呼ばせてもらうことにしましょう。

その後、日本シリーズ出場権をリーグの上位3チームで争うクライマックスシリーズも制し、いよいよセ・リーグの覇者の読売ジャイアンツと対戦することになりました。

私はそのジャイアンツファン(G党)を辞めてハムキチに走った身なのですけど、私の親きょうだいは今でも熱狂的なG党なのです。 なので、今年の日本シリーズは奇しくも骨肉の争いになってしまいました。圧倒的な強さを誇るジャイアンツを倒して日本一になってもらいたい………そんなファンの願いを背にファイターズの戦いは始まりました。

試合のほうは両者譲らず、最後の最後までどちらか勝つかわからないという展開が続きました。 そしてファイターズが2勝3敗の状態で、第6戦目を迎えました。ちなみに日本シリーズは、先に4勝をあげたほうがチャンピオンということになります。

その試合は息詰まる投手戦となりました。その序盤にジャイアンツは少ないチャンスをモノにして、先制点の1点を取りました。 一方のファイターズはジャイアンツを上回るヒット数を放ちながらも、なかなか得点することができませんでした。 その模様をテレビで観ていたハムキチの白黒茶々家は、ヤキモキした気持ちを堪えつつファイターズを応援していました。

そのような状況の中で、ファイターズに痛恨のタイムリーエラーが出てしまい、相手チームに2点目が入ってしまいました。「ああっ~……… 」その時の私は、「ファイターズならきっと逆転することができる」と思い込むことに必死でした。 そんなところで、たつぴは「あ~あ、もう終わりだ、これで負けは決まりだな」とこぼしたのです。

ダンッ! 「なんでそんなことを言うんだ!」 

さすがの私もその一言にはブチ切れ、食卓となっているこたつをぶっ叩き、怒号を上げてしまいました。その弾みで箔母さんのみそしるがスローモーションで宙に舞い、こたつ布団に染み込んでいきました。さすがの彼女でもそれには成す術もなかったみたいです。

ダンッ! 「いい加減にしなさい!」 

今度は彼女までこたつを叩き、激高するという事態に。おまけにチャンネルまで変えられらてしまうし………せっかく家族が心を一つにして応援していたというのに、一瞬で阿鼻叫喚の事態に陥ってしまいました。


         それは、マズイですよ………

このままそこにいても仕方がないということで、私は風呂に入ることにしました。 そして出てきたあとに、わずかな期待を込めて再びテレビを付けたら………満面の笑顔で勝利インタビューに答えるジャイアンツの原監督の姿が映し出されました。 ブツッ(テレビを消す音)「嗚呼、負けたんだな………」
日本一をめぐる戦いは終わりましたけど、我が家の争いはまだ終わっていませんでした。 私と一緒に怒られたたつぴは一足先に赦しをもらえたみたいなので、今度は私が丁重に詫びることにしました。 その結果、なんとか丸く治まったのですけど………「まだこたつ布団からみそしるのニオイがするんだけど、どうするよ~ 」という箔母さんの問いに「それは私たちハムキチの流した涙のニオイだよ 」と答えるしかありませんでした。悔しい気持ちはみんな一緒みたいです。

一見落着したあと、私は頭を冷やして今年のファイターズへの想いを振り返ってみました。 今回は惜しくも日本一の座には届きませんでしたけど、だからといってファイターズのこれまでの戦いぶりが色あせることは決してありません。いやそれよりも、この時期まで私たちハムキチを楽しませてくれたことに感謝しなければならないほどです。 それから、来年こそは日本一という新たな目標もできました。 来年こそは………どうか箔のことを「はむ」と呼べますように~


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箔侍参上なのだ!(スピクラブ展物語Ⅲ)

2009-11-11 00:04:12 | ワンコイベントの類
こんばんは、箔ですワン。
今回はスピッツクラブ展覧会の会場から、おれっちがお伝えするのだ。



前回のラストに登場した翼君はカッコいいマゲをかぶっていましたね。そんな彼にお願いしたら、なんとその大事なマゲをおれっちに貸してくれたのだ。



さっそくそいつを装着してみましたワン。どうですか- 小田原ではお父さんばっかり武装して羨ましかったのですけど、その姿に近付けたでしょうか?ふふふ……… 気分が乗ってきたから、この姿で会場を廻ってみることにしましょう。そうそう、これからおれっちの名前は侍の箔之進と呼んでくれ~なのだ



最初におれっち(改)と目線が合ったのは、ハル君なのだ。いきなり睨み合いになったのですけど、なんか彼は脱力している様子でしたワン。 侍パワー恐るべし~か



次に箔之進が行き会ったのは、由之介君でござる。彼も拙者のマゲが気になるみたいですね。



こちらは由之介君の同居犬の、HAL様なのだ。おれっちの侍具合に惹かれると思ったのに、なぜか視線を反らされてしまいましたワン。 いや、これは照れているに違いないのだ。



SKIP君はおれっちのまげ装着に関係なく、威圧してきたのだ。 彼はおれっちよりも小柄なのですけど、その迫力はなかなか侮れませんでしたワン。 おれっちは思わず尻尾を振って、一度は降伏してしまいました。



この姿でワチリー君と仕切り直しをやってみたのですけど………どういうワケか彼は前回にも増して調子が出なかったみたいなのだ。 それはおれっちのマゲが原因だって そんなハズは………とか言ってもっと近う寄ったら、勢い余ってぶちゅ~っと



今度はパティちゃんに姫の役をお願いしてみましたワン。 どうですか、似合っています………って聞こうとしているそばから、パティちゃんが逃げ腰なのですけど。



そのうちそれぞれの飼い主の会話に花が咲き、このような集合写真を撮るに至ったのだ。 向かって左からワチリー君、パティちゃん、SKIP君、おれっちこと箔之進ですワン。



さらにおれっちは、SKIP君、ハル君たちとこのような空中戦もやったのだ。 一見和やかに見えるのですけど、三者の間には激しい火花が散っていたのですよ。 各自が唸り声なんか上げたりして。ウ~~~ の二重奏ならぬ三重奏は我ながらなかなか迫力満点でしたワン。 しかし、どこからか「ちょんまげなのに真顔で『ウ~!』はマヌケなのでは」という声が聞こえてきたのですけど。さらに「侍の箔之進というよりは、岡っ引きの箔っつぁんって感じ」というお声も。そ、そんな………



このあたりでちょんまげを翼君に返上して、今度はお父さんが加藤清正の次に尊敬しているというカトちゃの姿になってみたのだ。 ウチの名字も彼と同じなので、ちょうどいいですね。 では、さっそくいってみよう



梅子ちゃん、今度のおれっちはいかがですか~ ………なんかいつもと比べてよそよそしいような気もするのですけど。



とかなんとかおれっちがやっている一方で、ななちゃんの頭が三つ編みになっていたのだ。 そうしたら、おれっちはリーゼントのづらでも装着して彼女の隣に並びたかったのですけど、その手のものは持ち合わせてなくて………小道具係さん、次回はぜひお願いします。

楽しい時間はあっという間に終わり、今回のスピクラ展もついにお開きとなりました。 そこに残った皆さんは名残り惜しいということで………
半年前と同じようにカフェでの二次会になだれ込みました。 前回行ったお店は貸し切りで入れなかったので、今回はフードコートで各々がメニューを頼んでいったみたいです。



お父さんはグレープフルーツジュースにしたのですかワン? おれっちにも舐めさせてくれ~なのだ。そのようなことをやっている足元では………



中座しているチロぱぱさんを待つリボンちゃんの姿が。 その健気な姿に、おれっちもお父さんもメロメロなのだ。

その後は最寄りの横浜駅から列車に乗って帰路に就きましたワン。 今回も途中の乗り継ぎ時間にお父さんは買ってきた弁当を食べていたようです。



お父さんが手にしているのは、崎陽軒のしょうが焼き弁当ですか。豚肉が柔らかくて美味しかったとのことだそうですワン。

休息しようとして降り立った熱海では土砂降りに見舞われたりしましたけど、前回のような人身事故等に巻き込まれるようなこともなく、23時前には無事に自宅にたどり着くことができました。

横浜そごう屋上では、またしてもスピクラ展にはあまり集中しないで会場に居合わせたスピたちを追い回してしまいました。 今回お逢いしたみなさん、そんなおれっちの相手をしてくださり、ありがとうございました。 このような展覧会やオフ会に参加するのは来春までおあずけになりそうですけど、また機会があったら可能な限り顔を出したいですワン。


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初モノ連発(スピクラ展物語Ⅱ)

2009-11-07 00:29:06 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
11月1日のお昼少し前に、私と箔が横浜そごう屋上に降り立ったところから話を始めさせていただきます。そちらではスピッツクラブの展覧会がおこなわれていて、すでにたくさんの白フワが集まっていました。
そんな状況の中に、どのような顔をして飛び込んでいきましょうか?
………なんて言っていたら、「あっ、箔くぅ~ん 」私たちにさっそくお声がかかりました。



その声の主は、先のスピッツ協会展覧会でお逢いした政宗君とそのご家族でした。 栄えあるファーストドッグの座の獲得、おめでとうございます。 しかし、会場はそごうの屋上のハズなのに、なぜ政宗君が土のグラウンドの上にいるのかというと………着いたばかりで浮足立っていた私は、彼の写真を取りそこねてしまいました。あとで撮ろうとしたのですけど、その時にはもう彼らの姿はなく……… 前回とは別バージョンとはいえ写真が資料画像になってしまい、申し訳ございません。 このような場面では、あとでまとめて撮りは通用しません。これからは首にカメラをぶら下げた状態で会場入りするようにします。

私が政宗君との再会でテンションが上がった直後に、今度はギョンさん、SKIP♪さん、パティぱぱさん、景虎さんたちが続々と名乗りをあげてきました。 今回初めてお逢いするのを楽しみにしていた方たちが三段撃ち、いや、四段撃ちでまとめて総攻撃を仕掛けてくるなんて………さすがの私も撃沈です。 ところで私と箔は、初対面でもわかりやすいのでしょうか?

では、このあたりで地に足を付けてワンコたちに挨拶して廻ることにしましょう。もちろん、カメラもスタンバイさせて。



そうしたら、いきなりリボンちゃんと出くわしました。 これで、彼女とはこの一ヶ月の間に3回も逢ったことになります。しかもそれぞれ2週間おきなので、少しずつ成長していく過程が見ることができて、私としてはとても得した気分です。 それから、チロぱぱさんは当初はこの会場には来れないとおっしゃっていたのですけど、勢いに任せて奇襲攻撃を仕掛けたみたいです。私も昨年のスピ協展では、スケジュール的には厳しかったというのに、強行策を謀り「来ちゃった」ってヤツをやったものです。



次は、景虎さんに抱っこされているレオ君です。彼は12歳にもなるのですけど、毛のツヤがきれいでとても若々しいです。



こちらはパティちゃんです。箔の迫力に圧されてぱぱさんのうしろに隠れてしまいましたけど、その奥ゆかしさで可愛さが倍増しましたよ。



SKIP♪さんと一緒にいるのは、SKIP君です。彼は箔よりはやや小柄なのですけど、多くのワンコに揉まれてきたらしく、彼からは親分肌を感じます。それならば、あとで箔と対戦してもらうことにしましょう。



スピ協展に引き続いて、リチ君と逢うことができました。彼は今回、会場にいる人たちの投票で決まる「りっぱで賞」を見事獲得していました。 しかし、写真が油断したときの顔になってしまってゴメンナサイ。



こちらもスピ協展でお逢いしたのですけど、Candyちゃんやお子様たちも来ていました。 最近発刊された「Dog Fan」に、そのお子様のCookyちゃんとMacaronちゃんが載っているのを見かけましたよ。 私が彼らを抱っこしたら、また連れ去りたくなる恐れがあるので、お気を付けくださいませ~



そして、半年ぶりにワチリー君との対面が叶いました。 さっそく箔と睨み合ってもらったのですけど、今回は風が強すぎたおかげで集中力を欠き、勝負がつきませんでした。



ここからは2ショット特集です。右側がモフ君左側がシロ君になります。双方とも男の子なのですけど、よくお似合いですよ~



………なんて言っていたら、飼い主さんどうしが歓談しているスキをついて、シロ君(右)がHAL様(左)にキッスを。このスクープ写真、載せてもいいでしょうか?



ラッキー君(左)と一緒にいるのは百妹ちゃん(右)です。 美男美女の組み合わせ、いいですね~



梅吉君(青いリード)と小雪ちゃん(赤いリード)は一緒に暮らしているということもあって、息がピッタリですね。 私からすると、彼らはいつもシンクロしているイメージです。



そして、最後の2ショットは………エルちゃんとと箔です。エルちゃん、休息中だったところなのに、ムリを聞いてくれてありがとね。



スピクラ展では、参加者も見学者もひっくるめてこのような全体写真に入ることができるのです。 しかし、私はマネージャーを伴わずに来てしまったので、カメラのシャッターを切ることができません。 それなら、どのようにしてこの写真を撮ったのかというと………三脚の上にカメラを乗せて、セルフタイマーをセットし、箔を抱えて被写体となる皆さんの中に猛ダッシュ ハアハア……… 1枚だけでは心もとないので、これを5~6回繰り返しました。



そのあともスピ仲間に挨拶して廻っていったら、トレードマークのちょんまげのヅラを頭に被った翼君と出逢いました。 それにしても、よく似合っていますね。 その後、そのズラが会場内を駆け巡ることになるのですけど、その内容については次回触れるようにします。    そういうワケで、またまたつづく


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武装する男たち(スピクラ展物語Ⅰ)

2009-11-04 00:27:53 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
先月の4日に琵琶湖オフがおこなわれたのを皮切りにして、その2週間後にスピッツ協会展覧会があり、さらにそのまた2週間後に今度はスピッツクラブ展覧会と、スピッツが集まるイベントが続きました。 前回のスピ協展の余韻がまだ残っているというのに、私と箔は次なるスピクラ展に行くことにしたのです。



そして、そのイベントがおこなわれる11月1日の朝、いや、早朝がやって参りました。 私と箔はスピ協展の時と同じ6時少し前の始発列車に乗り込み、東のほうへ向かいました。 その日の天気は予報では午後から崩れることになっていたのですけど、その時点では曇りの模様。せめてイベントが終わるまで持ちますように~

電車に揺られること約3時間で、私たちは熱海に到着しました。 前回はそこで温泉ゆで卵を作ったのですけど果たして今回は………



箔に外の空気を吸わせ、追加ぶんの電車の切符を買っただけであまりゆっくりしませんでした。 私たちが目指す寄り道は、まだその先にあったのです。



少しでも時間を確保したくて今回は8分間だけ新幹線に乗り、小田原で下車しました。 小田原といえば………



そうです 小田原城なのです。箔とこのお城に立ち寄るのは1年半前のスピクラ展の時以来でしょうか。 その頃には、お城の本丸にアジアゾウのウメ子さんがいて、箔も初めて見る巨大動物に興味津々の様子だったのですけど………



そのウメ子さんは今年の9月に亡くなってしまいました。62歳は国内でも長寿記録に入るほどで、小田原城の天守が復興されるより10年も前にそこにいたことになります。しかし、私がそのお城に行くと、当たり前のようにそこにいたそのウメ子さんともう逢えないと思うと、寂しくてなりません。ウメ子さんのご冥福をお祈りします。

実は、私が小田原城に寄った理由は、ウメ子さんの追悼以外にもまだありました。それは何かといいますと ………


        こ、こいつはいったい………

箔を待たせること数分後、彼の目の前に装いを新たにした私が登場しました。 この表情から想像できるでしょうか?

               やっほ~♪ 待った~?


武装白黒茶々の出来上がりです。 皆様、どうか拍手でお迎えくださいませ。 小田原城には、この手の衣装を着付け込みの値段200円でやってくれるサービスがあるのです。
私は以前から、具足を身に付けた姿で箔と一緒に写真を撮ってみたいと思っていたのですけど、この度ようやくその願いが叶いました。 ただし、私がそのお城で武装したのは、実は今回が二回目なのです。ちなみに前回は、11年ほど前に結婚直前の箔母さんと来た時でした。私が鎧武者、彼女がお姫様の装いでウメ子さんの前に立って、違和感ありまくりの写真を撮ったものです。


いい格好しているのだ~   ほれ、ダメでしょ、しっしっ

しかし、箔が私の出で立ちが気になって仕方がないみたいで、なかなか肝心の写真をうまく撮ることができませんでした。 こうなったら仕方かない、彼を抱っこして作戦を続行することにしましょう。



よし、なんとか撮れましたよ。 そのあと、衣装を返しに行ったら、そこのおいちゃんたちとスピッツ談議で盛り上がりました。「スピッツなんて、昔はよくいたんだけど、最近は全く見かけないよね 」なんて言いながら向こうのほうを見ていたら、なんと、白くてふわふわなワンコを連れている人がいるではありませんか まさか、言っているそばから。 これはさっそく直撃インタビューをしなければ~ 「こんちには~ 」



やはりその子はスピッツで、名前はタロ君というそうです。 体重が12キロで少し大きめサイズなのですけど………


    ひゃ~、やめて      よいではないか~

グイグイと迫る箔の勢いにはやや引き気味のご様子でした。 また、彼とその飼い主さんは横浜に住んでいるとのことなのですけど、その日に横浜そごうでスピクラ展があることは知らなかったみたいです。来年の春展にはぜひそちらのほうにもいらしてください。

タロ君と別れたあとも、私たちは小田原城内を散策しました。



そして、銅門(あかがねもん)に行き着きました。「そういえば、前に来たときには、ここにいた鎧武者のおいちゃんたちと一緒に写真を撮ってもらったんだよね」果たして、彼らはまだそこにいるのでしょうか?ああ~、いましたよ さらに、今も記念撮影のサービスもやっているみたいなので、またお願いしてしまいましょう。 箔、いい顔で写ってくれよ~はい、いきま~す。   パシャッ



う~む………この写真では少しわかりにくいかも知れませんけど、箔がどひゃ顔になっていますね。 鎧武者三昧のその光景にたまげたのでしょうか。 

小田原城だけでも充分楽しむことができてお腹一杯なのですけど、その日のメインイベントはまだその先にありました。 私と箔はさらに列車に乗っていき、小田原から約1時間で横浜駅にたどり着きました。 さらに、そこから続く地下街を通って、エレベーターを上っていけば………



スピッツクラブ展覧会がおこなわれている横浜そごうの屋上はすぐそごう(すぐソコ)なのです。 ゆっくり寄り道をしたとはいえ、今回はお昼少し前にはその会場に到着することができました。 そちらにはすでにたくさんのワンコが集まっているみたいですけど、果たして私たちにとっての今回のファーストドッグの座はどなたが獲得するのでしょうか?気になる(?)結果発表は次回ということでご了解くださいませ~    つづく


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