波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

まる子とマルコと丸尾・映画ちびまる子ちゃん「イタリアから来た少年」

2016-01-30 00:23:11 | 映画情報
こんばんは、白黒茶々です。
「ちびまる子ちゃん」といえば、説明するまでもなく「サザエさん」と並んで国民的人気アニメであります。 平成2年(1990年)から放送が始まり、今年で26年にもなります。静岡県の旧清水市(現在の静岡市清水区)が舞台で、当初は作者のさくらももこさんの少女時代の実体験に基づいたエッセー調のマンガでした。しかし人気の上昇と、連載やアニメの長期化にともなって作風が変わっていき、登場するキャラたちもより個性的になっていきました。



その「ちびまる子ちゃん」が昨年の末に、映画化されたのですよ ちなみに、そのタイトルはズバリ「映画ちびまる子ちゃん・イタリアから来た少年」でしょう。 同作品の映画化は、平成4年(1992年)の「わたしの好きな歌」以来、23年ぶりとなるのですけど、実はその2年前に第1作目となる映画が公開されていたのですよ



しかも、そちらのタイトルは「ちびまる子ちゃん」。サブタイトルも何の飾り付けもないのですけど、主人公のまる子(さくらももこ、声・TARAKO)ちゃんのクラスメイトの大野君杉山君の男の友情を、女の子の目線から見て描いていました。 実は、私はその作品を観に行っていたのですよ。 なんか、同じ静岡県民として放っておけなくて……… いや、アニメの方はほとんど観ていなくても、この作品が好きです



ちょうど同じ時期に、「映画妖怪ウォッチ・エンマ大王と5つの物語だニャン!」も公開が始まって、私は当初は年明けに両方観に行くつもりでいました。 ところが、年が改まったら双方とも上映の本数が激減し、スケジュール的にもどちらか1つにしぼらなければならないようになってしまいました。 「妖怪ウォッチ」は昨年も観に行って面白かったし。「ちびまる子ちゃん」は私にとっては、4半世紀ぶりとなりますし。う~む………
悩んでいるところに、「ちびまる子ちゃん」のほうは泣けるところもあって「ドラ泣き」ならぬ「まる泣き」なるフレーズがあるほどだという情報が入ってきたのですよ。 私はこの手のものに弱いので、こうなったらやはり「ちびまる子ちゃん」のほうを観に行くことにしましょう このようにして、今年の映画初めは「ちびまる子ちゃん・イタリアから来た少年」に決定しました。



箔母さんやたつぴが仕事や部活で忙しい今月の11日(成人の日)の朝に、私は朝映画に備えて早めに家を出ました。 まず立ち寄ったのは、名古屋発祥のコーヒーチェーンのコメダ珈琲店



こちらでは、朝に来てドリンクを注文すると、その料金だけでトーストやゆで玉子といった名古屋特有のモーニングサービスを受ることができるのですよ しかも、そのお店ではすっかりお手のものとなっているみたいで、すぐに出てきましたよ。その頃は、私の家の冷蔵庫が壊れていたこともあって、朝食で玉子を食べられることがとてもありがたく感じました。 ただしコメダには、ゆで玉子に付き物の塩が置いてないので、お気を付けくださいませ。



そのあと、私は豊橋市にあるユナイテッドシネマ豊橋18に到着。こちらでは、午前11時半までに始まる映画はファーストショーということで、1100円で観ることができるのですよ。 とにかく、そのスクリーンがあるフロアに移動しましょう。



そちらでは「STAR WARS・フォースの覚醒」も、上映されていました。このシリーズには、国内外に根強いファンがいるみたいですね。私は、平成14年(2002年)に公開された「エピソード2/クローンの攻撃」を誘われるがままに観に行ったことがあるのですけど……… シリーズの途中から入ったからなのか?それとも、好みのジャンルではなかったからなのか?残念ながら、その内容には付いていけませんでした。「STAR WARS」のファンの皆様、ゴメンナサイ。



それから、公開間近の「さらば、あぶない刑事」のパネルもあったのですけど、なんか怪しいモノも一緒に写っているような。 私はこのシリーズも観たことはないのですけど、定年を間近にしたタカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)が難事件を解決するために奔走するそうです。



あともう1つよろしいでしょうか?劇場内の予告編にもあったのですけど、今月の15日から「パディントン」が公開されました。イギリスのマイケル・ボンド原作の児童文学で、さがみ湖リゾート プレジャーフォレストのキャラクターとしてもお馴染みの「くまのパディントン」が、このたび実写映画化されたのですよ
真っ赤な帽子をかぶって、ペルーからイギリスにやって来たクマ。彼はそこで出逢ったブラウン婦人に「パディントン」と名付けられました。とても紳士的なのですけど、パディントンの行き着く先ではドタバタが連続 果たして彼は、安住できる場所を見付けることができるのでしょうか?



またしても前フリが長くなってしまいましたけど、「ノーモア、映画泥棒」の映像が流れたあとに、いよいよ映画「ちびまる子ちゃん・イタリアから来た少年」の本編が始まりました。



夏休みの少し前に、まる子の住む町に6人の外国人の子供がやって来ました。ブラジルから来たジュリア(声・わたなべなおみ)は、ノリノリでサンバを踊りまくり、イタリアのアンドレア(中川大志)は、なかなかのイケメン。香港のシンリー(ローラ)は、男女を問わずクラスのみんなからモテモテ。ハワイのネプ(パパイヤ鈴木)は、体型や口の大きさからもわかるように、食いしん坊。インドのシン(劇団ひとり)は、謎の多い男の子。アメリカのマーク(菅沼久義)は出番が少なく、あまり目立ちませんでした。
彼らが日本に滞在する期間は10日間。さらに、お金持ちでハンサム(?)な、花輪君(菊池正美)の提案で、彼らはクラスメイトの家に割り振られることになりました。しかし、学級委員の丸尾君(飛田展男)の家を希望する子はいなくて、彼はただただ泣くばかり。



そのような中で、アンドレアは「まる子」という名前に食い付いてきて、「ボクはマルコがスキです」とまで言うほどに。 これって、もしかして告……… いや、彼が大好きだったおじいちゃんの名前が、たまたま「Marco」だったからでした。しかし、そのマルコおじいさんは、半年ほど前に亡くなってしまいました。



それでも、アンドレアはまる子の家にホームステイすることを強く望み、花輪君ん家の使用人のヒデじい(茶風林=永沢君、波平さんの声も兼任)の仲介もあって、その願いを叶えることができました。



その他のジュリアは、物静かだけどお笑い好きな野口さん(田野めぐみ)のところに。



シンリーは、まる子の親友のたまちゃん(渡辺菜生子)の家に。



ネプは、食いしん坊ということで意気投合した、小杉君(一龍斎貞友)の家に。



シンは、クラスのムードメーカー的存在の、はまじこと浜崎君(カシワクラツトム)のところに。



あと、マークは花輪クンの家ということで、なんとか全員落ち着く先を見付けることができました。

その滞在期間中に、花輪クンが奮発して、6人の外国人たちと彼らがお世話になっている家の子供たちを旅行に連れていってくれることになりました。次に、その目的地をどこにするのかということになるのですけど、協議の末に京都と大阪の二手に分かれることとなりました。ちなみに、まる子はアンドレアの希望で、大阪のほうに行くことに。



その主な移動手段は新幹線なのですけど、時代設定が作者が子供の頃の昭和49年(1974年)ということもあって、懐かしの0系の車両が出てきました。



それよりも、アンドレアが大阪に行きたがっていた理由は、マルコがよく立ち寄り、お世話になったお店がそこにあったからでした。彼は、大好きなおじいさんの痕跡を辿ろうとしていたのです。ちなみにそのお店の名前は、「のんき屋のんべえ」 彼は、そのお店の名前が刻まれた栓抜きをマルコおじいさんから譲り受け、今回の来日の際にはそれを持ってきていました。

これ以上語ってしまうとネタばらしになってしまうのですけど、この映画の公開はすでに下火になりつつあるので、どのような内容だったのか言ってしまってもいいでしょうか?いいですよね ということで、まるバレを続けさせていただきます。



まる子とアンドレア、それと彼らの付き添いの友蔵じいさん(島田敏)は、のんき屋のんべえがあったという大阪の道頓堀を食べ歩き、いや、探し歩きました。 彼らはやがて、そのお店と店主夫婦のことを知っているというお好み焼き屋に行き着きました。しかし、のんき屋のんべえはかなり前に閉店し、そのお店のりょうさん(高橋克実)とチエちゃん(清水ミチコ)夫婦は、東京の上野でスパゲッティー屋(なぜか、パスタ店ではないのですよ)を始めたというのです。 あまりスッキリしない気分のまま、まる子たちは地元に帰っていきました。



アンドレアたちが日本にいられる日数は、あとわずか。その間に、みんなで作った歌を学校で歌ったり………



まる子とアンドレアは浴衣を来て、巴川の灯籠流しに行ったりしました。 出逢いがあれば、いつかは別れがやって来る。お祭りの夜の描写からは、その切ない思いが伝わってきました。

そしてついに、アンドレアたち6人が帰国する日となりました。ホームステイ先の子供たちは、彼らを見送るために、みんなして東京の羽田空港に行きました。 そのような中で、アンドレアが乗る便までまだ半日近くも時間があったのですけど。そうだ その間に、上野にあるというスパゲッティー屋を探しに行こう



しかし、手がかりがあまりにも少な過ぎて、捜索は難航。 しかも、彼らに残された時間は徐々に減っていきました。「もうこれ以上迷惑はかけられません、このまま帰ります」とアンドレアが諦めかけたまさにそのときに、「マルコ」という名のスパゲッティー屋を発見 このお店に間違いない!アンドレアたちは必死になって駆けていきました。



「マルコ」はお昼の営業を終え、そのお店の女性が店内に戻ろうとしたまさにそのとき、アンドレアは「チエさんですか?ぼく、マルコの孫です」と打ち明けました。そうしたら、彼女は目に涙をためて「りょうさん、マルコのお孫さんが逢いに来てくれたよ 」彼らはアンドレアが探していたりょうさんとチエちゃん夫婦だったのです このシーンで、私の涙腺は決壊。 「マルコのことはよく覚えているよ。それで、あいつは元気かい?」「おじいちゃんは、半年前に死にました」「そうか………」やめてください、涙が止まりません。



りょうさんは、昔マルコから伝授されたという「マルコスペシャル」なるスパゲッティーを作り、アンドレアたちにふるまったのですけど、「おじいちゃんが作ったのと同じ味です」。マルコは生前、彼にもご馳走したことがあったのです。それにしても、そのマルコスペシャルはどう見ても、ナポリタンそのもの。 おかげで私はナポリタンを食べたくなってしまいました。

そのあと、まる子は空港でアンドレアを見送ることに。 その際に彼は、のんき屋のんべえの栓抜きをまる子に渡しました。「ありがとう。これを持っていれば、大人になって再び逢ったときに、すぐに私だとわかるよね」彼女はその栓抜きを大事に握りしめました。

久しぶりに公開された、「ちびまる子ちゃん」の映画。今回は外国人の子供たちがホームステイに来たり、地元を飛び出して京阪方面や東京を旅行したりと、非日常的な要素も加わり、さらには笑いあり涙ありで、最後まで楽しく観ることができました。 それに、複雑な人間関係や凝った仕掛けのようなものはないので、実にわかりやすい ただ一つ残念なのは、この作品のキーワードになり、縁結びのご利益があるといってもいい「のんき屋のんべえ」の栓抜きが、劇場用のおみやげとして商品化されてなかったことです。 そいつが売られていたら、私は迷わず買いましたよ。
ただし、「のんき屋のんべえ」もしくは「のんきや呑兵衛」という名前の居酒屋は、全国各地にあるみたいです。

とにかく、映画「ちびまる子ちゃん・イタリアから来た少年」は、私からもオススメです。 まだ辛うじて公開されているのですけど、その後DVDやブルーレイ、地上波などでやるようになったら、皆さんもぜひ一度ご覧くださいませ。


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たつぴの誕生日と冷蔵庫とニャンコ

2016-01-27 00:37:02 | 家族
こんばんは、白黒茶々です。
1月14日は、たつぴの誕生日でした。 ちなみに彼は、16歳になりました。平成12年(2000年)のその日に彼は生まれたのですけど、ミレニアムのその年はとてもキリがよく、白黒茶々家だけではなく、その一族のなかで最も歳を数えやすいのですよ ちょうどいい機会なので、その2000年はどのような年だったのか、少しふり返ってみます。

00年になったら、コンピューターのシステムに異常が出て、国民の生活にも支障をきたすことになるかも知れないと恐れられていた「2000年問題」は、特に何事もなく済みました。

しかしそれとは別に、その年の6月には「雪印食中毒事件」が起こってしまいました。その際に集中砲火を浴びた社長は「私は寝てないんだ 」と逆ギレ。そこですかさず「私だって寝てないんだ 」と、報道陣の誰かが反撃した声が、その時の映像にしっかりと入っていました。



その翌年の7月には、「九州沖縄サミット」を開催。 それに伴って、小室哲哉氏がプロデュースした曲を安室奈美恵さんが熱唱したり、2000円紙幣が発行されたり、せんだみつおさんが「二千田光雄(にせんだみつお)」と改名したり、………といった、お祭り騒ぎ(?)もありました。

それから、その年はサザンオールスターズの「TSUNAMI」や福山雅治さんの「桜坂」、モーニング娘。の「恋愛レボリューション21」が大ヒットしたりしました。

そして、たつぴの誕生日。数年前まで、彼は………



誕生日ディナーは回転寿司にこだわっていたのですけど、最近はなんでもアリになりつつあるみたいです。 しかし、今回の誕生日当日は他の予定が入ってたりしたので、その直近の日曜日に少し豪華な肉系のお店に行くことになりました。 そのような流れで、私たちが向かったところは………



ステーキのあさくま鹿谷ガーデン店にございます。 私たちがこのお店を訪れるのは昨秋の結婚記念日ディナー以来となるのですけど、先の二つの条件を満たしているだけではなく、主役のたつぴも「食べたい 」と言っているので、今回もこちらのお店にしました。



この日は少々混んでいたのですけど、なんとか席に通されてサラダバーやドリンクバーを揃えることができましたよ。 そうしたら………



「箔母さんとたつぴの誕生日の後々々夜祭と前々々々夜祭を祝って、かんぱ~い 」
まずはサラダだけではなく、当店オリジナルのコーンスープや牛すじカレーなどを、胃袋の許す限りお召し上がりくださいませ。



そうしているうちに、メインディッシュが運ばれてきましたよ ちなみに私の肉は、ポークステーキに名古屋味噌ソースがかかった、「トンテキマレーナ茄子としめじの名古屋味噌」にございます。 名古屋名物の和風な八丁味噌が、洋食のステーキに合うようにアレンジされていて、たいへん美味しうございました。



例年では「回転寿司屋の一皿目を食べようとするたつぴ」の絵を載せているのですけど、今回は「牛すじカレーを食べるたつぴ」の図ってトコでしょうか?



こちらのレストランには、セルフ方式でたい焼きを作るコーナーも設けられているのですよ。 そのたい焼きが焼き上がるのを、彼はじ~~~………っと待っていました。 その姿がなんとも。その間5分ほどなのですけど、3分クッキングの枠内に納めるためにも、心理描写やたい焼き論などは今回は省略させていただきます。そのようにして出来上がったのが………



こちらにございます。 私も一尾もらって食べてみたら、外はパリパリで中はほどよい柔らかさのところに熱々のあんこが詰まっていて、たいへん美味しうございました。



その4日後のたつぴの誕生日当日には、じいじとばあばからのケーキの贈り物がありました。 今回は名前入りではないのですけど、ありがたくいただきます。



………とその前に、ロウソクに灯を点け、部屋の電気を消して、例のアレをやっておきますよ。そうしたら、パソコンやスマホなどの前の皆さんもご一緒に さんはいっ………
♪はっぴば~すでぃつぅ~ゆ~………
このようにして、たつぴの16歳の誕生日は、つつがなく終わりました。



………といきたいところなのですけど、もう1つあるのですよ。 私と箔母さんの結婚祝いでもらって以来約17年間不眠不休で動き続けてきた我が家の冷蔵庫が、異音を出し始めた半日後に完全停止してしまいました。ニャンズのお気に入りの飛び乗りポイントにもなっていたというのに。コンセントをさし直しても、ウンともスンともいいません。 こうなってしまったら、買い換えるしか選択肢はありません。

私たちは電気屋に走り、ウチに合う冷蔵庫をその場で決めてきたのですけど、納期まで5日ほどかかるということに。 その間、冷蔵庫ナシの生活を送らなければなりません。ただし時期が冬場だったのが不幸中の幸いで、多少の食材は日持ちしました。しかし、朝の牛乳や卵が食べられないのがつらかったです。 そのような日々を経て………



白黒茶々家に、新たな冷蔵庫がやって参りましたよ その納入日は、なんと1月14日。たつぴの誕生日史上最も豪華なプレゼントとなりました。………って、彼への直接的な贈り物ではないような。 それでも、このときほど冷えた牛乳を飲めるありがたさを実感したことはありませんでした。 それから、さっそく先ほどのじいじとばあばからのケーキを入れることもできましたし。
そうそう、ニャンズはすぐにその冷蔵庫の上に乗りました。しかも、前より人口、いや、ニャン口が多くなっていますし。彼らにとっては、その高さや乗り心地がちょうどよかったみたいです。ということで、これからも新しい冷蔵庫をよろしくお願い………

………って、気付いたらいつの間にか冷蔵庫の話になっていましたよ。 そういえば、今回はたつぴの誕生日がメインでしたね。とにかく、16歳の誕生日おめでとう。若いときの時間は大切なのに、あっという間に過ぎていってしまうものです。これからは、学校でも私生活でも、有意義な時間を過ごしてくださいませ。


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雪が積もった、そのとき箔波ちゃは?

2016-01-23 00:34:20 | その他
こんばんは、白黒茶々です。
本来は肉ネタをやる予定だったのですけど、この時季に白黒茶々地方が尋常ではない事態となったので、そちらのほうを先に取り上げさせていただきます。 昨年の末は暖冬ということもあって厳しい寒さはなく、年が改まってもスキー場には雪がなくて……… とはいっても、冬なのでそこそこは寒く、こたつやストーブを出して、おでんや肉まんなどを味わっていますよ。 とにかく、冬にしてはなにか物足りない状態だったのです。

それが今月の19日になって寒波が到来し、白黒茶々地方に初雪が降ったのです とはいっても、雪が舞う程度だったのですけど、こちらの地方では珍しいことなのですよ。 それだけでもスゴいことだったのに………



さらにその翌朝には、あたり一面にうっすらとではあるのですけど、雪が積もりました。 白黒茶々地方がこのようになるのは、年に一度あるかないかぐらいのことなのですよ それだけではなく、その雪はの朝の散歩時間になっても、降り続いていました。



そのような天候の中では、暗黙のルールでは、外でしか排泄しない箔だけを連れ出し、波は家でお留守番となっているのですけど、ひょっとしたら彼女にとっては生まれて初めての雪となるかも知れないので、今回は濡れることを覚悟で一緒に外に連れていくことにしました。
「おおっ、すげー これだけ積もれば、雪合戦や雪ダルマができるぜ」
登校中の小学生は、非日常となったこの光景にテンションが上がりまくっていました。 そういう私も、少し気分が高まっていますよ。 そうしたら、雪国で育った箔と、初めて雪を見る波は



………あれっ、なんかいたって普通なような。



波のほうも、吹雪に静かに堪えているという感じで、あまり楽しそうではありません。 彼らは決して寒がりというワケではないのに。豪雪地帯に行った、波の姉犬の一歩ちゃんは、雪の中ではしゃいでいるみたいなのに、今回は同じようにはいきませんでした。



それでもせっかくなので、初日の出のあとにも出てきた近所の神社で、記念撮影をしておきましょう。 私は、白い雪原の中を白いスピッツが嬉しそうに走り回る光景に憧れているのですけど、今回はこれでヨシとしておきましょう。ひょっとしたら、私が心の内を包み隠さずに雪の中ではしゃぎ回れば、彼らもそのノリに付いてきてくれたのかも知れません。

この地方でこれほどの雪が降ったら、国道バイパスが通行止めになったり、一般道が立ち往生した車で大混乱……… となるところなのですけど、今回は道路にはほとんど積もらなかったので、新幹線がスピードを抑えて運転された以外は特に変わったことはありませんでした。それから、一面銀世界になったその雪は、昼までにはほとんど溶けてしまい、いつもの風景に戻りました。


白黒茶々に初雪が舞った19日に、3spitzさん家のひなちゃんが虹の橋を渡りました。重い心臓病を患い、8歳の誕生日を迎えたばかりでした。



私とたつぴ、それに箔は、ひなちゃんとは2年半前の所沢航空記念公園での集まりで、先住犬のねねちゃんも含めて、初めて逢いました。そのドッグランでパパさんに抱っこされてやって来た彼女は、箔のジャンピング攻撃に遭っていました。



2回目は、その翌年の4月に横浜のそごう屋上でおこなわれた、スピッツクラブ展覧会の会場でした。こちらでも、彼女のお目目がクリクリっとしたカワイイ姿を見ることができました。
その後、こちらもまた波の姉犬のなつちゃんを迎え入れ、新たにできた妹をとてもかわいがりました。今度はねねちゃん、ひなちゃん、なつちゃんの3スピまとめてお逢いしたかったのですけど、それは叶いませんでした。

重い心臓病を患っていて、その日まで頑張ったひなちゃん。その苦しみから解放されて、安らかに旅立つことはできたでしょうか?そちらでは、先に来ていたお友達たちと逢うことはできたでしょうか?
ひなちゃん、今までありがとう。彼女のご冥福を、心からお祈り申しあげます。


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見付の天神様、ありがとうございました。

2016-01-20 00:38:11 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、白黒茶々家は豊川稲荷を出たあとの車の中にいます。 次の目的地を目指して、東名高速道路を東に向かっていき………



静岡県磐田市にある、悉平太郎(しっぺいたろう)の銅像のもとに到着。 霊犬の彼は、信州駒ヶ根の光前寺から借り受けられ、こちらで命をかけて妖怪を退治したという伝説があります。



斜め下から眺める、彼のマズルの様子もなかなかいいですね。 その悉平太郎をモチーフにして、磐田市のご当地キャラとして4年前にゆる~く誕生したのが………



箔波日記でもすっかりお馴染み(?)の、こちらのしっぺいであります。しかし、長い月日を経てかなり迫力がなくなったような。 彼が妖怪と闘う姿を、皆さんは想像できるでしょうか?
そのしっぺい、いや、悉平太郎像の目線の先には………



矢奈比賣神社(やなひめじんじゃ)こと見付の天神様があります。 ここだけの話、今回は豊川稲荷で初詣をしてヨシにしようとも思ったのですけど、やっぱり学問の神様のこちらの神社のおかげでたつぴは高校に合格できたので、お礼参りもしたかったのです。 しかし日程の都合などで、この日は初詣のはしごをすることになりました。
またこちらの神社は、悉平太郎を祭神とした霊犬神社が併設されているということもあって、ワンコには寛容なのですよ。 そういうこともあって………



たつぴは波を抱えたまま、参拝していました。 それが済んだら………



やはり、おみくじを引いておきたいですね 夫婦みくじ、恋愛花みくじ、新天然石みくじ、……… それにしても、かなり多くの種類があるので、迷いますね。 それらの中から、今回私は夫婦みくじを引いてみました。その結果………



なんと「大吉」が出てきたではありませんか これは、私たち夫婦に幸運が……… と思いきや、いちおういいことは書いてあったのですけど、夫婦に絡めた内容のものはどこにも見当たらず、普通のおみくじでした。 それでも「大吉」には変わりないので、ありがたく承らなければ
そのあとは、昨年もやったのですけど………



矢奈比賣神社オリジナルの書き割りに、箔と波の顔を突っ込んでおきましょう この写真は、3人いるからなせる技なのであります。それだけではなく………



この神社でおこなわれている「裸祭」のほうでも、もう一枚 前のも含めて、書き割りのオモテがどうなっているのか?改めて撮った写真を確認してみたら、なぜか箔がギョッ としていました。



この勢いのまま、霊犬神社に向かいますよ そちらはワンコと一緒に行っておきたい神社ということもあって、そちらに至る道にはこのような立て札が。排便ワンコの下に、回収スタイルのしっぺいが描かれているのがなんとも。



さらにこちらの鳥居をくぐったら、両脇につつじが植わっている参道が、かなり続いています。 そして、その突き当たりには………



こちらの霊犬神社があります。箔波日記には何回か登場したことがあるのですけど、読み始めたばかりという方もいるかも知れないので、改めて説明させていただきます。 霊犬神社は、全国で唯一の犬を祀った神社であります。ちょっと小さめなのは、祭神がワンコだけに、犬小屋サイズにしてあるのかも知れませんね。



またこちらの神社には、ワンコの無病息災を願って、多くの愛犬家が参拝するそうです。 妖怪退治とか妖怪の召喚とかは期待しないのですけど、箔と波が健康で長生きできることを願っています。 それから、現在闘病中のお友達ワンコにも、ご利益がありますように~


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久々の豊川稲荷

2016-01-16 00:44:22 | 年間行事
コンばんは、白黒茶々です。
お正月休みが終わったあたりに、人気の初詣スポットに行きたい……… ということで、白黒茶々家ではその候補地の吟味に入りました。 ここ数年はたつぴの受験があったこともあって、磐田市にある学問の神様の矢奈比賣神社(見付天神)が続いていたのですけど、今年は「久しぶりに豊川稲荷に行きたい」という箔母さんの希望もあって、そちらの方面に向かうことにしました。 豊川稲荷は愛知県豊川市にある神社仏閣で、商売繁盛のご利益があることで知られています。 また、初詣先としても人気で、全国の参拝者数ランキングでも毎年上位にその名を連ねているのですよ。

お正月明けから最初の日曜日となる10日は、絶好の初詣日和となりました。私たちが豊川さんに行くのは5年ぶりとなるのですけど、今回は箔と波も連れていきました。



駐車場に車を止めたら、いざ豊川さんに参らん それにしても、そこに至る参道も多くの人で賑わっていますね。



そうしたら、次は観光案内所前にある巨大なお狐様と記念撮影をしておきましょう こちらには、お狐さんやいなり寿司をモチーフにした、いなりん狐娘(ここ)ちゃんといったゆるキャラもいるのですけど、この日は見かけませんでした。



ここから先の門前町には、お土産屋さんや飲食店などが並んでいて、さらに参拝者の密度が増していました。 そのような中ではワンコを引っ張っていくのは厳しいので………



抱っこで先に進みますよ。それにしても、波ちゃがどこか優越感に浸っているようにも見えるのですけど。



そうしているうちに、私たちは豊川稲荷の総門前に行き着きました。 久しぶりに見るその佇まいからは、厳かな空気を感じます。 その傍らには………



このような立て札が ここから先はワンコだけではなく、ニャンコも入れないようですね。以前はよかったみたいですけど、飼い主のマナーが悪くてこうなったのでしょうか? だからといって、神社仏閣を責めては……… 豊川稲荷は妙厳寺というお寺の中に壮大な稲荷が建てられ、お寺と神社が一体化しているので、呼び方に迷います。 なので、お寺や神社ではなく、ひとまとめにして神社仏閣と……… って、突っ込みどころはそこではないですって?とにかく、彼らは何も悪くありません。 それにしても、一度ご法度となってしまうと、それが覆ることは滅多にないので、厳しいですね。何にしても、みんなが気持ちよく参拝できるようにしたいです。



そう言いつつも、私たちはショックにうちひしがれていないのかですって?いや、ご心配には及びません。 豊川稲荷が犬猫禁制ということは、事前に調べて知っていたので。 私たちは門前の賑わいや初詣の雰囲気を、箔や波と少しでも共有できたらいいなと思っていたので。そういうこともあって、ここからは交代で参拝することにしました。まず第一陣として、箔母さんとたつぴが行ってきてくださいませ。



その間、私は箔波ちゃんと一緒にその場で待つことにしました。 まずは、門前の繁盛店をバックにして、はいチーズ
参拝者の中には、彼らに興味を持つ方もいて「かわいい~、白くてふわふわ 」といった誉め言葉をいただいたり、「きょうだいですか?」のような、よくある質問を承ったりしました。それって、同じくらいの年齢と思われたってことだから、箔にとっては誉め言葉になるのでは?若く見られてよかったのぅ、箔ちゃ。 それだけではなく、もふもふ営業もやったりしました。とかなんとかしているうちに、箔母さんとたつぴが戻ってきたので、攻守交代。今度は私が豊川稲荷の境内と初詣の様子をお伝えします。



豊川さんは稲荷ということで、狛犬ではなくてお狐さんが本殿の両脇を固めています。お狐さんは稲荷神のお使いで、油揚げやいなり寿司が好物とされているのですけど、実際の狐はそのようなものを好んで食べるようなことはしないみたいです。 それでは、あまりに寂しいですね。



そうだ お狐さんの代わりに、いなりんをその守備位置に就かせておけばいいかも。
※おやめください、そうしたらあまりにもゆるくなり過ぎます。(編集部注)


………ということで、本殿前にやって来ました。明治末期から昭和初期にかけて造営されたこちらの建物はかなり壮大で、豊川稲荷のシンボル的存在にもなっています。 こちらを参拝したあとは………



おみくじを引いておきましょう。 ちなみに今回の私の運勢は、除夜の鐘を突きに行ったお寺に引き続いて「吉」で、ほどよい具合にいいことが書いてありました。 それを片手に、門の前の待機組のところに戻ったら………



2ワンのなかでも、箔のほうは私のことを探している様子でした。 「はくぅ~、逢いたかったヨ 」しかし彼は、私が目の前にいたというのに、すぐには見つけられませんでした。 そうなってしまったのは、慣れない雑踏の中だったからでしょうか?それとも、老化によるものでしょうか?
とにかく、今回の目的は済んだので、私たちは豊川稲荷をあとにしました。 そのまま家に帰ってひと休み………



………と、思ったでしょうか?実はもう一ヵ所寄るところがあったので、私たちは東名高速道路に乗り、さらに浜名湖サービスエリアに立ち寄りました。



やはり、こちらに来たら浜名湖をバックにして記念撮影をしておきたいですね。 それから、こちらではあわよくば旅のスピッツと行き逢うことを期待していたのですけど、そううまくはいきませんでした。
ということで、次の目的地とそこで私たちがおこなった行為については、次回じっくりと語らせていただきますコン。


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箔母さんの誕生日の日にあったこと

2016-01-13 00:37:25 | 家族
こんばんは、白黒茶々です。
突然ですけど、皆さんは1月7日といえば何を思い付くでしょうか? そこで、私は全国10万人の箔波日記の愛読者に緊急アンケートを……… というのはウソです。 とにかく、その日を紐解いてみたところ………

昭和18年(1943年)に、アニメマンガの歌手として知られている、水木一郎さんが生まれたとありましたZ 彼は、2代目の歌のお兄さんもやっていたそうですZ

昭和22年(1947年)のその日には、北海道日本ハムファイターズの前身となったセネタースが、東急フライヤーズとして再出発したそうです。 あの東急が、かつてはプロ野球の球団を抱えていたのですね。

昭和38年(1963年)には、アイドルで俳優だった沖田浩之さんが生まれたそうです。彼は容姿も歌も演技も優れていたのですけど、平成11年(1999年)に自らその命を絶ってしまいました。

その3年前の平成8年(1996年)の1月7日には「芸術は爆発だ 」で有名な岡本太郎さんが、その生涯を閉じました。

あと、昭和○1年(19○6年)のその日に、箔母さんが生まれたことも忘れてはいけません。 そうなんですよ タイトルにもある通り、1月7日は彼女の誕生日で、今年で○0歳となりました。

その記念すべき日を前にして、私はどのように祝ってもらいたいのか、それとなく彼女に聞いてみました。 「誕生日はケーキと外食のどちらがいい?」
※思いっ切りストレートで具体的な聞き方ではありませんか!(編集部注)
その結果、彼女は②の外食と答えました。そうしたら、今度はその外食先を探す作業に入らなければなりません。

しかし、箔母さんは誕生日が近付いたところで「やっぱりその日は七草粥にしたい 」と言い出したのです。 そういえば、1月7日は七草粥の日でもありましたね。私は「それだったら、誕生日の前後の日に食べればいいのでは?」と持ちかけてみたのですけど、どうしてもその日は譲れないみたいでした。主役がそう言うのなら、無理強いはできません。



………ということで、その当日の晩には七草粥の登場と相成りました ナマムギ、ナマゴメ、ナマタマゴ……… じゃなくて、セリ、ナズナ、ホトケノザ、……… などが入ったお粥をお召し上がりくださいませ。 ちなみに、私もたつぴも雑穀やこの手の料理が好きなので、ある意味年に一度のこの風習を楽しみにしていました。



それだけではナンなので、私は昨年に引き続いて今年もホールではないケーキを買ってきましたよ 箔と波には来月と再来月のお誕生日の際にワンコ用ケーキを食べさせてあげるので、今回はニオイだけお楽しみくださいませ



そのケーキを箔母さんが手にしたところで、今回は忘れずにアレを歌いますよ。 さあ、皆さんもご一緒に
 はっぴば~すでぃ、つぅ~ゆ~………



その際には、私とたつぴもご相伴に預からせていただきました。 クリスマスから2週間が経ち、そろそろケーキが恋しくなる頃だったので、ちょうどよかったです。いや、そう言いつつも私の脳ミソや消化気管は、季節やインターバルに関係なく、ケーキを欲しているような気もするのですけど。



話は変わって、私はワンコの年賀状(略してワン賀状)として皆さんのもとに、このようなものを送らせていただきました。 ちなみに今回は、昨秋に浜松でおこなわれたDOG!フェスタで、箔と波のリードをしっぺいに預けた、いわゆる「しっぺいズ」写真を使いました。そうしたら、やっぱり当のしっぺいにもこのワン賀状を送らなければ その結果………



箔母さんの誕生日の日に、そのしっぺいからお返しの年賀状が届きました。 それにしても、今回は驚くほどのどアップですね。



さらにその宛先には、箔と波の名前まで書いてくれるなんて、嬉しいですね。 今年もまた何かのイベント等で、彼と触れ逢えますように~

終盤はつい、しっぺいに走ってしまいましたけど、今回は昨年とほぼ同じように箔母さんの誕生日を祝うことができました。 彼女はさくらももこさんや小泉今日子さんと同世代で、時折「よっこいしょういち」とか「あたりまえだのクラッカー」といった昭和のギャグが口から飛び出しますけど、まだまだ人生の下り坂には入っていません。これからも健康で、美しく年を重ねていってくださいませ。


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茶臼山からの雪だより

2016-01-09 00:40:52 | お出かけ
こんばんは、波ですワン。
お正月明けの最初のネタということで………



いちおう冬っぽい格好をしてみたのですけど、今回の年末年始は暖かくて、犬が喜んで庭を駆け回るような雪は降っていないなの。 そのような状況の中で、お父さんは今季初滑りをしに雪山に行っているのですけど、そちらのほうは雪はあるのでしょうか?お父さん、そちらの様子はどうなのなの?


はい、白黒茶々 in 茶臼山です。
正月休みの最終日となる今月の4日のこと。私はスキーをするために愛知県と長野県の境にある茶臼山高原に向かいました。 自宅から車で2時間半ほどで手軽に行けるので、毎年初滑りはココと決めているのですよ。



ただし今回は暖冬ということもあって、新聞の積雪情報では△の一部滑走可となっていました。 このような状況の中なので、中・上級者コースが閉鎖されていても、私は構いませんよ。 とかなんとか言っているうちに、私の乗っている車は茶臼山の登山道に差し掛かりました。
例年だったら雪が積もっていて、横滑りをしないように慎重にいく道は………



その日は雪の「ゆ」の字もありませんでした。 これなら、年末に大慌てで滑り止めのスタッドレスタイヤに履き替える必要はありませんでしたよ。



さらに、いつもは混んでいてなかなか止められない駐車場もその日はガラ空きで、スキー場のセンターハウスのすぐ近くのいい場所を確保することができました。 雪が少ないのに加えて、この日が休みではない人もいるので、こうなったのでしょうか?これは、新年から幸先いいです。
そうしたら、早くスキーウエアに着替えて、滑れる体勢にしなければ 私は喜び勇んで初滑りの支度をしました。スキー板も抱えて、いざ行かん!としたまさにその時、目の前に現れた老人が「せっかく気合い入れて準備したのに……… リフトが動いてないで、しょうがないねぇ」と、言ってきたのです。 「まさか………」確認に行った私の目の前には………



「そ、そんな………」
あまりにも残酷な告知がされていました。 「営業終了」って、今季はまだ一度も動いていないのでは?



その代わり、ゲレンデの麓のベルコン(ベルトコンベアー方式のリフト)だけが稼働していました。 そのリフトがカバーする範囲は、お子様用のソリゲレンデと、申し訳程度のゆるやかなコースのみ。確かに「一部滑走可」にウソ偽りはないのですけど、私の想像とはかなり違っていました。 せっかく初滑りに期待を込めてここまで来たのに、その程度で満足できるのか?今から車で1時間半ほどのところにある他のスキー場に行けば、そちらのほうがまだ滑れるかも知れませんよ。う~む………



さんざん悩んだ末に、私はベルコン(乗り放題の1日券が500円)に乗ることにしました。 リフトの全長は100m、高低差10mってトコでしょうか?その最頂点でも、これくらいの高さなのですよ。 茶臼山から皆さんに雪便りをお届けしたかったのに、これだけでは申し訳ないです。それでも、そのコースを何回か滑っているうちに、あることを思い付きました。

そうだ スキー板をかついで、行けるところまでゲレンデを登ってみよう。その頃の私には、まだ勢いがあったように思えます。



ハア、ハア………
多少は覚悟していたのですけど、足首を動かせないスキー靴での登りは、けっこうキツいです。



ハア、ハア、ハア………
暑い 雪山なのになんでこんなに暑いんだ その日の最高気温は18℃。3月中旬から4月上旬くらいの陽気だったそうです。



ハア、ハア、ハア、ハア………
その先で私が見た光景は………



ゲレンデの途中までは、スノーマシンでなんとか頑張って人工雪を降らせたと思われるのですけど、地肌が思いっ切り出ていました。 このような状況では、リフトを動かすのは難しいですね。さすがの私も、これには納得しました。



スキー場の名称は茶臼山高原ですけど、ゲレンデがあるのはその向かい側にある萩太郎山なのですよ。雄大な茶臼山を仰ぎながら、私は先ほど汗かきベソかき登ってきたコースを気持ちよく滑っていきました。



その日はスキー場のある豊根村のご当地キャラクターことポンタも来ていました。 そのポンタ君は、子供の来場者に小物を配っていたのですけど、その数があまりにも少なくて、もて余している様子でした。
そのあと、私は気が済むまでベルコンコースを滑りまくってから、帰路に就きました。



しかし、まっすぐ帰るのもナンなので、その途中にある日帰り入浴施設の、とうえい温泉花まつりの湯に立ち寄ることにしましょう。 こちらには昨年のようなアヒル風呂はなかったのですけど、「療養温泉」を謳うだけあって、身体が温まるだけではなく、疲れも取れました。

今回のスキーは暖冬のおかげで不完全燃焼でしたけど、ある意味心に残るものとなりました。そのぶん、次のスキーへの期待が大きくなりました。 ちなみに、次回は今月末あたりにA高原を訪れるつもりです。そのときにはどうか全面滑走可となっていて、程よく疲れた状態で帰宅できますように~


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白黒茶々家の年末年始はこうでした。

2016-01-06 00:59:12 | Weblog
こんばんは、白黒茶々です。
めでたく年が明けて、2016年となりました。今年は年始めが早くて、なかには正月の三が日の翌日から仕事が始まるという方もいると思います。 そのような状況の中ではあるのですけど、今回は白黒茶々家の年越しの様子をお伝えします。



………ということで、話は大晦日の午後にまでさかのぼります。我が家は毎年その日は大浴場で一年の垢を落とすようにしているのですけど、その通り道にある天竜浜名湖鉄道浜名湖佐久米駅に立ち寄ることも定着しつつあります。 その駅舎に併設されている喫茶・軽食の「かとれあ」さんに入場料の160円を払い、駅のホームに出ると………



そこにはユリカモメの大群が飛来しているのですよ この年末は例年より暖かくて心配していたのですけど、今回も彼らと逢うことができました。 そうしたら、手土産として持ってきたかっぱえびせんをあげますよ。
ユリカモメは私たちが投げたり手に持ったりしたえびせんを見事にキャッチしていたのですけど………



今回は頻繁に、私の頭の上に乗ったりもしました。 彼らはいちおう野鳥なのですけど、例年以上に人慣れしたのでしょうか?いや、私をお地蔵さんか何かと勘違いしているのかも。



………なんて言っていたら、今度は箔母さんの頭の上にも乗っていましたよ 彼らにとって私たちは心を許せる存在になれたみたいで、なんか嬉しいです。 そしてかっぱえびせんが尽きたら、本来の目的地に向かいますよ



浜名湖佐久米駅からさらに車に乗ること30分ほどで、国民宿舎奥浜名湖に到着。 その施設は奥浜名湖や気賀の町並みを見下ろす高台の上にあって、展望大浴場からの眺めも素晴らしいのですよ。



さらにそのまわりには、来年の大河ドラマをPRするのぼりが立てられていました。その主人公となる井伊直虎(♀)はこの地方出身で、彼女に関連する名所旧跡は、国民宿舎奥浜名湖からアクセスしやすいところにあります。
そして、大浴場でスッキリさっぱりしたあとは………



奥浜名湖に沈むこの年最後の夕日を眺めておきましょう。 この光景を見ると、その一年の終わりを実感します。 それが済んだら………



家に帰って、NHKの「紅白歌合戦」を観ながら年越しそばをいただきますよ 今回は久しぶりに紅組の勝ちとなりましたけど、今年一年お疲れ様でした。
そして日付、いや、年が改まったら………



速攻で、隣町のお寺に除夜の鐘を突きに行きますよ こちらでは、先着108組に破魔矢の進呈があり、前回白黒茶々家はもらうことができたのですけど、果たして今回は間に合ったのでしょうか?



嗚呼っ……… 残念ながら、私たちの少し前で、破魔矢は途切れてしまいました。 私たちがそいつを手にできるのはなぜか隔年ごとで、今回は外れ年に当たるので致し方ないですよね。それでも、除夜の鐘はしっかりと突いておきますよ。



そのあとは、本堂で今年最初の初詣をして、おみくじを引きました。 ちなみに私とたつぴは「吉」、箔母さんは「大吉」でした。その外では、玉こんにゃくと樽酒がふるまわれていたので、ありがたく頂戴致しました。 初日の出から初詣(2)の様子は、前回の日記の通りということで。



視点を玄関に移したら、下駄箱の上は箔母さんによってお正月の飾り付けがなされていました。



それから、お正月といったらやっぱりお雑煮おせちですよね できることなら私は両脇に箔と波を抱えておきたかったのですけど、そのときはそのお茶の間にニャンズが集合していて、そのような中に猫ハンターのお波さんを投入したら、お正月早々から阿鼻叫喚の騒ぎとなる恐れがあったので、クリスマスに引き続いて今回も、両手に猫としました。



材料費の高騰もあったのですけど、今回も無事におせちを囲むことができて、本当によかったです。 それから、私たちの地方のお雑煮は、醤油ベースの汁で白菜、ネギ、大根、鶏肉と角餅を一緒に煮込むスタイルとなっております。 ただしそのうちの餅のほうは、昨年末の農協祭で拾ったものなので丸いのですよ。



それらをよく見てみたら、一緒に小さいおせちも並んでいますね。 これはいったい………



………と、その前に、ニャンズたちにはお雑煮用のかつおぶしを振る舞いました。そうしたら、わらわらと集まって、猫牧場ができあがりましたよ これは新年早々縁起がいい



おっと、危うく先ほどのミニおせちのことを忘れるところでした。 箔母さんがしばしばつまみそうになって、と波が期待に満ちた顔で見ている、この重箱の正体は……… そうです ワンコ用のおせちなのですよ。彼らの喜ぶ顔が見たくて、私たちは今年も用意しました。



そうしたら、箔はたまらずにブンブンの動きをしてきました。 準備があるので、もう少々お待ちくださいませ それにしても、スゴい顔ですね。



ワンコ用おせちはそのままでは食べにくいので、小分けしておきましたよ。 儀式としての「まて」を経たら……… これこれ箔ちゃ、なるべくヨダレは垂らさないようにしてくださいませ。



「よし」の合図とともに、彼らは一斉に食べ始めました。 その勢いはすさまじく、あっという間に新年の宴は終わってしまいました。



再びニャンズの様子を見たら、いい感じで集まっていましたよ それにしても、一つの画面の中に4匹の猫が入っていると、多く見えますね。それよりも、この調子でいけば、私が夢に見ていた猫団子が実現する日が近いような気がします。

白黒茶々家の年越しの様子はざっとこのような流れでしたけど、皆さんはどのようにして過ごされたでしょうか?心と体に栄養を溜め込んだら、仕事や学校への活力源にしていってくださいませ。


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2016年の幕開けなのだ!

2016-01-01 14:45:27 | 年間行事
あけましておめでとうございます、白黒茶々です。
いよいよ平成28年(2016年)が始まりましたね めでたく年が改まったので………



皆様に、箔と波を道連れにして……… いや、彼らと一緒に新年のごあいさつを………



申し上げます。



今回は土下座をどうするのか、かなり悩んだのですけど「やっぱりこれがないと、新年が始まった気がしない」というご意見もある……… と思われるので、箔と波への説明や説得をすっ飛ばして実行してしまいました。 それはさておき、私たちは海岸の近くに住んでいるということもあって、毎年元旦は初日の出を拝みに行くようにしています。今年は皆さんにも綺麗な日の出をお見せできるといいのですけど。ということで、私は6時半ぐらいに箔や波と一緒に家を出ました。 そこから歩くこと5分ほどで………



太平洋側の白すぴ(白須賀)海岸にたどり着きました。



そこは、私たちと同じように初日の出を目当てに来た人たちで賑わっていました。そのような中で「わぁ~、ふわふわしていてカワイイ 」とか「スピッツですか?ウチでも昔、飼っていたのですよ 」とかいった、嬉しいお言葉もありました。



初日の出の時刻まであと少し。それまでの間、「波と波」の画像などでお楽しみくださいませ。 ………なんて言っているそばから、彼女の体が赤っぽくなってきたような。 そこで、東のほうを見てみたら………



おおっ 初日が上がってきましたよ ちなみに、この時の時刻は7時3分。そうしたら………



箔と波も急いでその画面の中にお入りなさいよ 今回はちょうど雲がかかっていて、水平線からの初日とはいきませんでしたけど、それでもその雲を味方に付けてそこそこ綺麗なものを皆さんにもお届けすることができたと思います。 ご来光が済んだら………



今度は、その足で近くの神社に初詣に行きますよ。 もう上り終えるところですけど、私たちは石段の向こうにある………



拝殿をお参りしました。 元旦は毎年同じような流れですけど、それらを繰り返すことができるのは、ある意味幸せなことでもあります。こんな私たちですけど、今年もよろしくお願い致します。 さらに、この一年が皆様にとってもいい年になることを願っています。


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