夕方 5時40分 携帯が凄い音で緊急速報メールが入りました。
「高齢者、体の不自由な方は避難準備開始を」という内容で、どちらも該当者。
万が一の緊急避難は近くの教会と家族で話し合ってはいましたが、いざ現実のこととなるとそう事は簡単ではありません。
長男の荷物だけでも気管切開の吸引機、遺漏の薬や食事それに伴う注入器、大量のおむつ等など。
たとえ無事に避難できたところで命を繋ぐのに数時間ともたないのではと思われます。
「ねぇ ここにいてもしもの時にはお母さん達と一緒に天国に行こうか。」と長男に聞きました。
大きくコックリと頷く長男。
この選択が良いかどうかはわかりませんがこれが我が家の現実。
不安も恐れもなく時間が過ぎ、外を見れば雨も風も止み静かな夜となりました。
明日も豊かな礼拝を祈りつつ、眠りにつきます。