「志樹逸馬」の詩と出会った。
無名の詩人、私自身も一度も聞いたことのない名前である。
60年以上も世間から忘れられていた詩が今になって再び蘇ったのである。
琴線に触れるというか波長が合うというか、私の心の奥底に届くコトバを語る人がいる。
「若松英輔」その人である。
彼のYouTubeを探して私は遠藤周作、井上洋治神父のキリスト信仰とも深く出会った。
更に探し探ししているうちに若松英輔講演会「逸馬の詩と出会う」で逸馬の詩を知った。
惹かれひかれて志樹逸馬詩集(若松英輔編集)を繰り返し繰り返し読む朝。
1度目は頭で、2度目は心で読み、3度目は心のもっと深いところに響いてくる。
聖書みたいに何度読んでも読み終わらない本である。
逸馬の世界は神様が創られた全てのものに向く、心が震える、コトバが光る。
そうこうして・・・
今日の散歩で視た景色はこれまでになく私の心を神様の創造にむけた。
私の目に映る世界も少しずつ変わってきた気がする。
KSP(神奈川サイエンスパーク)へ向かう途中の銀杏並木、光りに映えて輝く
たったひとりでヒッソリと咲く椿、赤い実の笑顔にあゆみを止めしばし愛でる
桜の紅葉は終わりを告げ、ハラハラと散る落ち葉、また新しい芽吹きに命のバトンタッチ
「神よ、わたしの内に清い心を創造し
新しく確かな霊を授けてください。」(詩編51:12)