4月15日の花見山は3万人の観光客で賑わった。全国区の観光地と化した花見山は行政の努力を上回るオーバーユースの問題に直面している。シャトルバスの運送能力を超える乗客数。花見山へのアクセス道路のキャパを上回る観光バスの台数。何より、花見山の通路を渋滞させる程の観光客の数。花見山が観光資源として持続的に発展するために、今こそ知恵を出すべきではないのか。交通を規制し、トイレを増やし、警備員や案内人を配置したり、公園の内の通路を整備するなどの努力には敬意の意を表する次第だが、花見山公園をもっと広げるなど、10年先、100年先を見据えた施策を期待する。