福島第一原発1号機の炉心が冷却不能となり、炉心融溶の状況とのこと。さらには建屋が爆発により吹っ飛んだという。高熱で被覆管が融けたことによる水蒸気爆発か水素の爆発か?いずれ放射性物質が大量に放出された可能性が大だろう。核反応の暴走によるものではないことが救いだが、原発の危険性が浮き彫りとなった。原発増設を要望していた立地町村の住民はこのたびの避難行動を踏まえ、どう考えるのだろうか。火発、水力、風力、地熱、波力・・・。いずれも一長一短があるなあ。
放射性物質の被曝対応は、茨城県東海村の事故以来、およそ10年ぶりとなる。あのときは被曝の可能性のある住民の放射能レベルを測定するために機器やマニュアル、ヨード等を準備したりと大変だったが、今回も一過性の対応となるのだろうか?