食品のセシウム基準値が来年4月から変わるそうだ。米などは500ベクレルから100ベクレルになるという(米や牛肉は来年秋から!!)。国際的な基準に合わせるからだという。野菜やおかずなどを普通に食べていれば、年1ミリしーべルトの内部被曝になる計算らしい。
机上の計算が成り立つとして、内部被曝だけ計算していいんだろうか。外部被曝の合計を年1ミリシーベルトに抑えても、年間2ミリの被曝となってしまう。
低線量被曝のデータがこれまでなかったので、現段階ではその影響については推測の域を出ないが、被曝はなるべく少なくするというのが世界の常識。
放射性物質により汚染されていない安全な食品を安心して食べたい。無意味な安全宣言ではなく、生産、流通の各段階で放射能を測り、表示してほしいものだ。
写真は2011年12月23日の花見山。十月桜がまだ咲いている。