写真は2013年10月4日(金)、二本松の提灯祭りの一コマ。仕事が終わってから急いで行ったが、7町の太鼓台がそろう出発式には間に合わなかった。やむなく太鼓台を追いかける。坂の多い街だが、太鼓台は思いのほか速いので、追いかけると汗ばんでくる。上着はバッグに入れたまま。こんなコスチュームの女子がいたので、撮影の許可を求めると、喜んで「はいポーズ」。
提灯だけを見ていると、提灯を点けた屋台が練り歩くだけのおとなしい祭りのようだが、実は心を躍らせる激しいものを持っている。
太鼓台の上の男性が踊りながら囃すと、回りの若者は「ワッショイ、ワッショイ」と声出ししながら大いに盛り上がる。
まだ祭りは始まったばかりだが、夜も更けるころには最高潮となる。
5年振りの二本松の提灯祭りだったが、年に1度の祭りに出身者が戻り、祭りに参加する気持ちが少しわかったような気がした。