原発事故のせいで全村避難となった飯館村へ。
民家の防風林を除染のために伐採し、その木を県内の製材所で製材してログハウスにしようとしたら、製材所に運んではいけないといわれたとのこと。
木の皮に放射性物質があるためらしいが、南会津町で製材してもらうために、有志が杉の皮を剥くこととなった。
おかしな話だが、おかしな法律といえども守らなければならないので、爺も杉の皮剝きに参加。
家の周りのキノコや山菜などを食べる豊かな生活が、起きるはずのない原発事故で奪われた。
美味しい水や空気も景観も奪われた。放射性廃棄物のごみがそこら中にあふれている。
残念なことにもう取り返しがつかない。
元の暮らしにどこまで近づけられるか、協力は惜しまないが…。