嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

立ち位置を暴く

2004年06月02日 05時17分43秒 | 駄文(詩とは呼べない)
唐突に、気付いた。

じつはここには何も無かったのだ
そして今も何も無い
これからも何も無いのだ

生きる事、生きようとする事、生きている事は
これらに刃向かう
牙を剥く

僕は波打ち際に立っている。

虚無は真空の引力で僕を引っ張る
そこに死神の魅力がある

君がそこにいて僕の側に居ないように
僕もまた、ここに立っている。

その事に気付いていなかった
ただ、それだけの事

死に対する憧れは本来的に無意味な性質を持っている
生に対する拘りは本質的に意味や価値を求める

喪失と動機はどのようにあるだろうか
また、死は現象としての性質を持つだろうか
あるいは、生はうまれえるべき祝福を保つだろうか

問い掛けは さざ波のように
小さく穏やかに軽やかに

始まりの可能性
終わりの可能性

そして好奇心

海が母なら
父は誰なのか。