嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

光なんか見るなよ

2004年06月11日 06時55分59秒 | 駄文(詩とは呼べない)
夜が明るすぎて
闇が見えないよ

もっと真っ黒な
漆黒の闇がいいよ

光を呑み込むブラックホールみたいな
そんな夜がいいよ
そんな闇がいいよ

だって美しいでしょ?
一点の光も無い
真っ暗闇の方がさ

包まれると何も見えなくなってさ
どこにいるかもわからなくなってさ
足場も見えなくなってさ
立ってるだけで不安になってさ
真っ直ぐ立ってられなくなって
地面にぺたん、ってさ。

ね?いいでしょ。
そういう真っ暗闇。

彼が近付いてきて
僕にそう話しかけた

僕は黙って頷いて
そして・・・

衝動と葛藤と革命への道しるべ

2004年06月11日 06時28分25秒 | 駄文(詩とは呼べない)
心の闇は隠せない
現代病は治せない
世界の神話は信じない

人を殺したい
何もかも壊したい
俺は神になりたい

世界の中心を見つけたい
世界の中心になりたい
世界そのものになりたい

宇宙を食べたい
俺自身を食べたい

口と鏡と世界と俺と
みんなで食べ合って
何を選ぶ?

超えられない
俺は今を超えられない
俺はわからないを超えられない

俺は俺を消せない
俺は俺を殺せない
俺はお前を殺せない

助けてくれ
助けないでくれ
見ないでくれ
見てくれ

もっと死ぬ気で
俺にかかってきてくれ
そうしないと
俺は誰かを殺さないと
今を変えられない

孤独の女神よ 死んでくれ
殺したい 殺したいよ
俺を知っている君を 殺したいよ

誰にも知られないように
世界の外から全てを知りたいよ
もっともっと全てを知りたいよ

目が潰れるほど輝いて
俺を照らすのか

俺を踏み潰して お前は前へ進むのか
俺を殺して お前は世界を手に入れるのか

させない
させないよ そんなこと
殺される前に 俺がお前を殺すよ

黙れよ
死ねよ
殺すよ

俺は女を殺したい!

残酷に輝いて

2004年06月11日 06時03分55秒 | 駄文(詩とは呼べない)
また一つ、自分の弱さを知った。

こんなにも弱い自分、知りたくも無いのに
他者はあくまでも外からの冷静な目で僕を見つめる
僕の心を切り取る
切り取って僕に見せる

僕が人にしてきた事を
他者が繰り返す

鈍さと強さは似ているけれど
鈍い強さはきっとニセモノの強さなんだと思う
まだ何かを乗り越えていない強さだと思うから。

僕は弱さを乗り越えたい
きっとそれがホンモノの強さに繋がっていると思うから。

だけどそれは人から強制されるものではなく
義務から生じるものでもなく
ビッグバンにも似た
無から有を発生させるほどの
小さな煌めきと共に
内側から発生しなければ意味がない

僕はそう信じている

奇跡の光は反射ではなく
それ自体から発せられてこそ
何者をも寄せ付けない
強い光となるのではないか?

僕の予感はそう告げる

「誰かを殺したい」

僕の命がそう叫んでいた。