嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

残酷な言葉を作り出す訓練

2004年06月12日 12時08分47秒 | 駄文(詩とは呼べない)
君のアイデンティティを形成するために僕を利用しようとするのはやめてくれ。
僕にはもう君は必要ない。
僕は絶交に関して僕なりに悩んだ。
そして最終的に結論は出た。

君がどれだけ僕を必要としたとしても
もはや僕には君を必要とする事が出来ないのだと。

僕の過去は君に振り回され続けただけで
僕にとって何のメリットも価値も無かったばかりでなく
君にとってもかなりマイナスであったのだと。

すなわち僕は君に迷惑をかけ続けただけで
何ももたらす事が出来なかった。

君は感情で動き続けただけで
僕を認める事も受け入れる事も また、好きになる事も無かったのだと。

同じように、あるいは君以上に
僕は君を認め、受け入れ、心を許し、全てをさらけ出す事が出来なかったのだと。

僕は君を好きなフリをし続け
自分を騙し続け
欺き続け
何よりも大事であったプライドを壊し
エネルギーを無くし
絶望し
そしてただ闇ばかりが濃くなったのだと。

そう結論づけた。

過去は過ちであったと悟った。
僕は罪を一つ背負った。
我が命尽きるまで僕は呪いの中に身を沈めねばならないと悟った。

僕は君の中から大事なものを取り出し
壊しただけだった。

それと同時に
僕は僕自身の中にある消えかけた希望を握りつぶした。
すなわち僕は鏡に向かって呪いをかけたのだ。

唯一救いがあるとすれば
僕は僕自身の確信において
「君を愛している」とは一言も言わなかった。
僕は僕の命よりも君の命を大事にする事など出来るわけが無かった。
だから愛なんて言葉は恐ろしくて使えなかった。

僕は臆病者だ。
僕は卑怯者だ。

僕は痛みを消し去るため
僕の中から君を消すだろう
例え消えなかったとしても
見えないフリをするだろう
見えないフリをし続けるだろう
見ないフリをするだろう

僕は客観視が出来ない君が嫌いだ
そして客観性の無い俺自身がもっと嫌いだ