作家の柳美里さんの旅行記「ピョンヤンの夏休み」を読んでいたら、21年前の冬に初めてソウルに行った時のことを思い出した。
その時は仕事で行ったのだけれど、右も左も分からずに行った韓国で、出会った人の感じが同じなのだ。上の本に出てくる人の描写が記憶を甦らせたのかもしれない。人間はどこの国に行っても同じなのだ。同じ民族なのだから当然と言えば当然なのだけれど…。
この夏のアメリカでも新たな発見があった。グリーン・ベイと言う小さな町からシカゴまでバスに乗ったのだけれど、待合室に枕を持った男性がいた。バスに乗ってしばらくすると今度は、途中から乗ってくる女の人がやはり枕を持っていた。「アメリカ人は枕が変わると眠れないのかな…?」神経質な人が多いのかと思って、乗り換えの時に後ろに来た男性に聞いてみると、「バスの中でよく眠れるから」と言っていた。
シカゴに着いても彼がバスの時刻表を見ているので、別れ際に「どこまで行くの?」と聞くと「シンシナティ、オハイオ!」5時間くらいかかるようだ。夜行バスに乗るから枕を持っていたと言うことなのだ。40代の白人に見えたけど、低所得層なのかも知れない。
世の中には行ってみないと分からないことが沢山ある。テレビだけ見て世の中が分かったように思っている人が何と多いことか…、最初にソウルに行った時も、仕事だから半ば仕方なしに行ったのだけれど、先入観だけで韓国を見ていたことはすぐに分かった。
という訳で、12月には4年ぶりにソウルに行きます…よ!
その時は仕事で行ったのだけれど、右も左も分からずに行った韓国で、出会った人の感じが同じなのだ。上の本に出てくる人の描写が記憶を甦らせたのかもしれない。人間はどこの国に行っても同じなのだ。同じ民族なのだから当然と言えば当然なのだけれど…。
この夏のアメリカでも新たな発見があった。グリーン・ベイと言う小さな町からシカゴまでバスに乗ったのだけれど、待合室に枕を持った男性がいた。バスに乗ってしばらくすると今度は、途中から乗ってくる女の人がやはり枕を持っていた。「アメリカ人は枕が変わると眠れないのかな…?」神経質な人が多いのかと思って、乗り換えの時に後ろに来た男性に聞いてみると、「バスの中でよく眠れるから」と言っていた。
シカゴに着いても彼がバスの時刻表を見ているので、別れ際に「どこまで行くの?」と聞くと「シンシナティ、オハイオ!」5時間くらいかかるようだ。夜行バスに乗るから枕を持っていたと言うことなのだ。40代の白人に見えたけど、低所得層なのかも知れない。
世の中には行ってみないと分からないことが沢山ある。テレビだけ見て世の中が分かったように思っている人が何と多いことか…、最初にソウルに行った時も、仕事だから半ば仕方なしに行ったのだけれど、先入観だけで韓国を見ていたことはすぐに分かった。
という訳で、12月には4年ぶりにソウルに行きます…よ!
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