「ぐうたら ・フォト日記」

「ぐうたら」を生活信条とする、ぐうたらなフォト日記です。時々『写真の無い・フォト日記』にもなります。

88年前の今日!

2015年05月21日 | フォト日記
朝ラジオを聴いていたら、1927年の5月21日は「リンドバークが世界で初めて大西洋を無着陸横断した日」だと言っていた。
そう言えばその「スピリットオブセントルイス号」を、僕はワシントンのスミソニアン航空宇宙博物館で見た事がある。「翼よ! あれが巴里の灯だ」という映画もテレビでだが何回か見た。その実物があると言うので注意して見たのだけれど、やはり前面の窓は燃料タンクのためにつぶされていた。本当に小さな飛行機だ。それを33時間半、一人で操縦してニューヨークからパリまで飛んだのだからすごい!

夕方テレビを見ていると、ドローンを飛ばしてインターネットで中継していた少年が逮捕されたニュースをやっていた。ドローンなんて言うカタカナ言葉も「何とかミクス」見たいに、いかがわしい感じがするのだけれど、要は無線操縦ヘリコプターだ。

僕らが子供の頃はラジコンの飛行機でさえ、飛ばすのには模型エンジンや受信機・送信機・サーボモータなどの専門的な知識と十万円(50年前の!)以上のお金が必要だった。僕は模型雑誌を立ち読みしているだけだったけれど、今は中学生の知識と数万円と言う小遣い程度のお金で簡単に手に入るという。それでお祭りや国会周辺で飛ばすと言うことは、飛ばすことが目的なのではなく、目立ちたいとか覗きたいと言う別の目的があるのだろうか?、そんな子供を実害なしに逮捕するという警察もどうなのだろう?

昨日までは「ハーフハーフ」と言うカタカナ言葉がやたら耳についたけれど、なぜこんなに同じ言葉ばかりニュースで聞かなければならないのか?
そのおかげで…というか、意図的なのかもしれないけど、重大なニュースは簡単にしか報道されない。少なくとも僕の印象には残らない。ドローンなんて言わず「覗き用無線操縦ヘリコプター」と正しい日本語で正しい事実(嘘でない事実)を報道するマスコミは皆無に思えるし、せめてドローンで無着陸太平洋横断をやろうと言うような少年は出てこないものだろうか?

世の中からも科学技術からも正義とロマンが無くなって行くなあ~!
コメント
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