ビザの受け取りにロシア大使館に出かけたのですが、神谷町の駅を降りると様子が変です。機動隊の車両に混じって右翼の広報車(?)が何台も止まり、機動隊員が動き回っています。
飯倉の交差点は物々しい雰囲気で、「北朝鮮選手団か外国の要人でも来るのかな?」と思って、ロシア大使館側に渡りました。
大使館の手前の検問所まで行くと、通れないので向こう側に渡れと指示されました。「ビザを取りに来たんだけど・・・!?」と言うと、「反対側から廻って下さい!」
人間が出来ていれば「暑い中ご苦労様です。」、「一体何があったんですかね?」と聞けたのかも知れませんが、人間として未熟な僕は「最初からこっちに渡る必要ないじゃ!?」と出かかった言葉を押さえるだけで精一杯、何だか分からないままロシア大使館に入って行きました。
3番窓口に並んで待っていると、後から来たビザを受け取る人(日本人男性)が列を無視して、1番窓口から黄色い引換え用紙をひらひらさせ、係りのオバさんを呼びビザを受け取って行きます。「何だありゃ?」、「ロシアではこうやるのか?」(単に人間が未熟なだけかな・・・?)
と言う事で、僕も1番窓口に行って紙をひらひら、(ロシアで生きて行くための試練はもう始まっている!?)
とにもかくにも、30日間の訪問ビザ(無料)を受け取って、右翼の広報車の大音量の中を六本木に向かいました。
日陰を歩いて、お世話になっているSさんの会社に行こうと電話をすると、息子さんと事務所の棚を吊っていたらしく、「ドンキホーテの横で待っていて下さい!」との事、またまた右翼の広報車の大音量の中、今度はおすし屋さんに入って昼食、コーヒーを飲んで、次の約束が2時半です。(この騒ぎは「反露デー」だそうです)
神保町に行くには青山一丁目から半蔵門線が安くて早い(でも歩く!)と言う事で、東京ミッドタウンから乃木坂方面に歩いて行くと、ギャラリー間の前を通ります。アラヴェナ展と書いてあったので、誰だか知らなかったのですが、寄り道をしました。チリの若い建築家だそうです。
一通り見て、写真も撮って「解説書を買いたいな・・・?」と言う心を抑え(買っても読まない!)青山一丁目から神保町、新つれづれ草編集長Yさんの待つ喫茶Tに向かいました。(心熱き人です!、本の厚さを見ても分かる・・・?)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます