奈良県葛城市にある二上神社口駅は、大阪阿倍野橋駅から橿原神宮前駅までを結んでいる近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線(39,7km)の駅です。 もともとは大阪鉄道の駅として、1929(昭和4)年3月29日に開業しました。
4両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有する無人駅です。 駅舎は上りホーム(大阪阿倍野橋方面行きホーム)側にあり、下りホームへは構内踏切で連絡しています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は1,464人で、南大阪線では最も利用客が少ない駅です。
この二上神社口駅は、牡丹開花時には急行が臨時停車します。
二上神社口駅が属する近鉄南大阪線は、大阪府南東部(南河内地域)の通勤通学および橿原・飛鳥・吉野方面への観光の足となっています。 また、藤井寺駅~古市駅間は数多くの古墳を避ける形で敷設されたためにカーブが多いのが特徴です。
<二上神社口駅の年表>
・1929(昭和4)年3月29日:大阪鉄道の駅として開業
・1943(昭和18)年2月1日:関西急行鉄道が大阪鉄道を合併したことにより、関西急行鉄道天王寺線の駅となる
・1944(昭和19)年6月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法に基づく戦時企業統合政策により、関西急行鉄道と南海鉄道が合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道南大阪線の駅となる
・2001(平成13)年2月1日:スルッとKANSAI対応カードの取り扱い開始
・2001(平成13)年10月14日:Jスルーカードの取り扱い開始
・2007(平成19)年4月1日:IC乗車カード「PiTaPa」「ICOCA」の利用が可能になる
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、TOICA・manaca・Suica・PASMO・Kitaca・SUGOCA・nimoca・はやかけんが利用可能になる
・2013(平成25)年12月21日:駅の無人化
・2015(平成27)年8月20日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(橿原神宮前方面を望む)
(踏切上から阿倍野橋方面を望む)
(二上神社口駅)
撮影年月日:2015(平成27)年12月20日