滋賀県米原市にあるJR東海の柏原駅は、東京駅から横浜・静岡・浜松・名古屋・大阪などの、太平洋ベルトといわれる本州の太平洋側の各都市を経て神戸までを結んでいる国鉄東海道本線(589.5km・支線を除く)の一般駅として、1900(明治33)年2月21日に開業しました(開業時は東海道線に所属)。
長い島式ホーム2面4線を有する簡易委託駅です。
1957(昭和32)年に建てられたコンクリートブロック造の駅舎があり、各ホームとは跨線橋で連絡しています。。
2017(平成29)年度の1日の平均乗車人員は281人です。
この柏原駅は、滋賀県では最も東に位置する駅です。 また、JRには東海道本線の他に福知山線の柏原駅と関西本線の柏原駅と3つの「柏原駅」が存在しますが、福知山線の駅は“かいばら”、関西本線の駅は“かしわら”と読みます。
<柏原駅の年表>
・1900(明治33)年2月21日:国鉄東海道線の一般駅として開業
・1901(明治34)年12月28日:関ヶ原駅~当駅~長岡駅間が複線化
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により東海道本線となり、同線の駅となる
・1957(昭和32)年 :現在の駅舎が竣工
・1960(昭和35)年9月16日:貨物取扱い廃止
・1984(昭和59)年2月1日:荷物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる
・1993(平成5)年3月18日:JR全線切符売場が営業開始
・2009(平成21)年3月14日:ホームが終日全面禁煙となる
・2016(平成28)年3月26日:ダイヤ改正に伴い、姫路方面に直通する普通電車の運用が廃止される
・2018(平成30)年3月17日:駅ナンバリングの導入
・2019(平成31)年3月2日:ICカード「TOICA」の利用が可能になる
(駅 名 標)
(米原方面を望む)
(名古屋方面を望む)
(柏原駅駅舎)
撮影年月日:2015(平成27)年8月30日