大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

根室本線 直別駅(旧駅舎)!

2016年02月20日 | 

北海道釧路市音別町にあるJR北海道の直別駅は、函館本線の滝川駅から帯広、釧路を経て根室駅までの443.8kmを結んでいる全線単線非電化の根室本線の一般駅として、1907(明治40)年10月25日に開業しました。

かつては単式ホームと島式ホームの2面3線の他に貨物ホームや引込み線もありましたが、貨物取扱い廃止後にそれらは撤去されて、現在は相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な無人駅です。
国鉄の末期に改装され縮小されていた旧木造駅舎は、2003(平成15)年9月26日に起きた十勝沖地震で倒壊したため、同年12月にログハウス風の新しい駅舎に建て替えられました。

直別駅の利用者は少なく、2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は1人です。

 <直別駅の年表>

 ・1907(明治40)年10月25日:国鉄根室本線の一般駅として開業
 ・1971(昭和46)年10月2日:貨物・荷物取扱い廃止、駅の簡易委託化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる
 ・1992(平成4)年4月1日:駅の無人化
 ・2003(平成15)年9月26日:十勝沖地震により駅舎倒壊
 ・2003(平成15)年12月25日:新しい駅舎の使用開始

 
(駅 名 標)

 
(跨線橋から滝川方面を望む)

 

 


 撮影年月日:2001(平成13)年6月20日 


山陰本線 浜坂駅!

2016年02月19日 | 

兵庫県美方郡新温泉町にあるJR西日本の浜坂駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して下関市の幡生駅に至る全長673.8kmの山陰本線の一般駅として、1911(明治44)年11月10日に開業しました。

単式ホームと島式ホームの2面3線を有していて列車交換可能な業務委託駅です。
1959(昭和34)年3月に建てられたコンクリート造りの駅舎が今も健在で、駅舎の一角に2008(平成20)年4月にオープンした「鉄子の部屋」という鉄道グッズ館があり、鉄道関連の資料や観光パンフレット等が設置してあります。

2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は313人です。

この浜坂駅は新温泉町の代表駅であり、湯村温泉への鉄道での玄関口であるため、すべての特急「はまかぜ」が停車します。

 <浜坂駅の年表>

 ・1911(明治44)年11月10日:国鉄山陰本線の一般駅として開業
 ・1982(昭和57)年10月3日:貨物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・2002(平成4)年3月:夜間の駅員配置の廃止
 ・2004(平成16)年10月16日:駅の業務委託化
 ・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化

 
(駅 名 標)

 
(浜坂駅駅舎)

 
(駅 舎 内)

 
(駅舎内にある待合室)


 撮影年月日:2015(平成27)年6月21日


山陽電鉄 八家駅!

2016年02月18日 | 

兵庫県姫路市にある八家駅は、西代駅から山陽姫路駅までを結んでいる山陽電鉄本線(54.7km)の駅です。 もともとは神戸姫路電気鉄道の駅として、1923(大正12)年8月19日に開業しました。

4両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有する無人駅です。
駅舎は下りホーム(姫路方面行ホーム)の姫路寄りにあり、上りホームへ行くには構内踏切を渡ります。

2014(平成26)年度の1日の平均乗降人員は2,862人で、これは山陽電鉄の全49駅中27位です。

 <八家駅の年表>

 ・1923(大正12)年8月19日:神戸姫路電気鉄道の駅として開業
 ・1927(昭和2)年4月1日:神戸姫路電気鉄道が宇治川電気と合併し、同社の駅となる
 ・1933(昭和8)年6月6日:宇治川電気の鉄道部門が分離独立して山陽電気鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1966(昭和41)年12月1日:貨物取扱い廃止
 ・1995(平成7)年1月17日:阪神・淡路大震災で全線が不通になったことにより、営業休止
 ・1995(平成7)年1月18日:山陽明石駅~山陽姫路駅間が運転再開したことにより、営業再開
 ・2006(平成18)年7月1日:ICカードPiTaPaの利用が可能になる
 ・2011(平成23)年3月1日:駅構内の喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化

 
(駅 名 標)

 
(姫路方面を望む)

 
(新開地方面を望む)

 

 
(八家駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2013(平成25)年12月23日


紀勢本線 湯川駅!

2016年02月17日 | 

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にあるJR西日本の湯川駅は、亀山駅から新宮駅、紀伊田辺駅を経て和歌山市駅までの384.2kmを結んでいる紀勢本線の一般駅として、1935(昭和10)年7月18日に開業しました(開業時は紀勢中線に所属)。

島式ホーム1面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。
1968(昭和42)年4月に建てられたコンクリート造りの駅舎が今も健在で、駅舎とホームとは地下道で結ばれています。

2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は5人です。

この湯川駅の東側すぐのところに湯川海水浴場があり、また近くに湯川温泉もあるので、かつてはこの駅を利用する観光客も多く、国鉄と南海電鉄によって運行されていた急行「きのくに(天王寺・難波~白浜・新宮間=1985年3月14日で廃止)」や特急「くろしお」の一部も停車していましたが、現在は普通列車のみの停車駅です。

 <湯川駅の年表>

 ・1935(昭和10)年7月18日:国鉄紀勢中線の一般駅として開業
 ・1940(昭和15)年8月8日:紀勢中線が紀勢西線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
 ・1959(昭和34)年7月15日:紀勢西線が紀勢本線の一部となり、同線の駅となる
 ・1968(昭和43)年4月22日:駅舎竣工
 ・1985(昭和60)年3月14日:駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる

 
(駅 名 標)

 
(新宮方面を望む)

 
(湯川駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2002(平成14)年5月30日


木次線 八川駅!

2016年02月15日 | 

島根県仁多郡奥出雲町にあるJR西日本の八川駅は、松江市の宍道駅と庄原市の備後落合駅とを結ぶ全線単線非電化の国鉄木次線(81.9km)の一般駅として、1934(昭和9)年11月20日に開業しました。

かつては相対式ホーム2面2線を有していて列車交換も可能でしたが、後に片側の線路は撤去されたので、現在は単式ホーム1面1線のみの簡易委託駅です。
開業時の1934(昭和9)年に建てられた木造駅舎は、2009(平成21)年12月に外壁がリニューアルされたものの今も健在です。

八川駅の利用者は非常に少なく、2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は1人です。

この八川駅の駅舎は、亀嵩が舞台となった松本清張原作の映画『砂の器』(1974年)で、亀嵩駅という設定でロケに使われました。

八川駅が属する木次線は、かつては芸備線とともに山陰地方と山陽地方とを結ぶ陰陽連絡路線として機能し、1950年代から1990年までは広島・松江へ直通する急行「ちどり」などの優等列車も運転されていましたが、その後のモータリゼーション化と沿線の過疎化により次第に利用者は減少し、1990(平成2)年3月10日のダイヤ改正で急行「ちどり」の木次線の乗り入れが廃止されてからは普通列車のみの運転となり、陰陽連絡路線としての機能は失われました。

 <八川駅の年表>

 ・1934(昭和9)年11月20日:国鉄木次線の一般駅として開業
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる

 
(国鉄時代の駅名標)

 
(宍道方面を望む)

 

 
(八川駅駅舎)

 
 撮影年月日:1991(平成3)年4月16日