大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

長良川鉄道 郡上八幡駅!

2016年02月06日 | 

岐阜県郡上市にある郡上八幡駅は、美濃太田駅と北濃駅とを結んでいる全線単線非電化の長良川鉄道越美南線(72.1km)の駅です。
もともとは国鉄越美南線の一般駅として、1929(昭和4)年12月8日に開業しました。

単式ホームと島式ホームの2面3線を有していて列車交換可能な有人(駅員配置)駅です。
開業時に建てられた木造駅舎は数度の改修を経ているものの今も健在で、駅舎内には国鉄越美南線時代に使用していた鉄道用品などを展示している「ふるさとの鉄道館」があります。

この郡上八幡駅は郡上市の代表駅であり、越美南線においても列車運行上の要となっています。

 <郡上八幡駅の年表>

 ・1929(昭和4)年12月8日:国鉄越美南線の一般駅として開業
 ・1974(昭和49)年10月1日:貨物取扱い廃止
 ・1986(昭和61)年12月11日:国鉄越美南線が第3セクターの長良川鉄道に転換されたことにより、同鉄道の駅となる
 ・1993(平成5)年12月11日:駅舎内に「ふるさとの鉄道館」が開館

  
(左は長良川鉄道の駅名標:右は国鉄時代の駅名標)

 
(北濃方面を望む)

 
(美濃太田方面を望む)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(郡上八幡駅駅舎)

 

 
(駅舎内にある「ふるさとの鉄道館」)


 撮影年月日:2001(平成13)年5月25日 


和歌山線 粉河駅!

2016年02月05日 | 

和歌山県紀の川市にあるJR西日本の粉河駅は、関西本線の王寺駅と和歌山駅とを結んでいる全線単線の和歌山線(87.5km)の駅です。 もともとは紀和鉄道の一般駅として1900(明治33)年11月25日に開業しましたが、その後、関西鉄道を経て国鉄和歌山線の駅となりました。

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有していて、列車交換可能な業務委託駅です。
1955(昭和30)年12月に建てられたコンクリート造りの駅舎が単式ホーム(橋本・五条方面行きホーム)側にあり、島式ホームへは跨線橋で連絡しています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は982人で、これは起終点駅を除く和歌山線の全34駅中17位です。

この粉河駅は、かつて和歌山駅~京都間を和歌山線経由で運行されていた急行「紀ノ川(1984年9月30日限りで廃止)」の停車駅でした。

粉河駅が属する和歌山線は現在、関西本線と接続する王寺駅から高田駅までの間は大阪方面からの直通列車が多く運転されていますが、高田駅~和歌山駅間は線内のみのローカル輸送に徹する形となっています。 また、和歌山線はかつて、東京駅に直通する急行「大和」の寝台車(和歌山線内では普通列車に連結して運転)や、1960年代から1980年代には紀勢本線の白浜方面に直通する急行「しらはま」、その後身の急行「紀ノ川」といった優等列車が運転されていましたが、いずれも国鉄分割民営化までに廃止されてしまい、現在は普通列車・快速列車のみ運転されています。

  <粉河駅の年表>

 ・1900(明治33)年11月25日:紀和鉄道の一般駅として開業
 ・1904(明治37)年8月27日:紀和鉄道が関西鉄道に譲渡され、同鉄道の駅となる
 ・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄和歌山線となり、同線の駅となる
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1991(平成3)年4月1日:和歌山支社の管轄から橋本鉄道部の管轄に変更される
 ・2009(平成21)年6月1日:橋本鉄道部が廃止され、和歌山支社の管轄になる

 
(駅 名 標)

 
(橋本方面を望む)

 
(粉河駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2015(平成27)年1月10日


小浜線 若狭和田駅(旧駅舎)!

2016年02月04日 | 

福井県大飯郡高浜町にあるJR西日本の若狭和田駅は、北陸本線の敦賀駅と舞鶴線の東舞鶴駅とを結んでいる全線単線の小浜線(84.3km)の仮乗降場として1925(大正14)年6月26日に開業し、その後、1934(昭和9)年6月1日に一般駅に昇格しました。

単式ホーム1面1線のみを有する簡易委託駅です。
かつては古い木造駅舎がありましたが、2005(平成17)年2月に観光案内所を併設された新しい駅舎(ピースフル和田)に建て替えられました。

2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は148人です。

 <若狭和田駅の年表>

 ・1925(大正14)年6月26日:国鉄小浜線の仮乗降場として開業
 ・1934(昭和9)年6月1日:一般駅に昇格し、若狭和田駅となる
 ・1973(昭和48)年3月15日:駅の無人化(簡易委託)
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる

 
(国鉄時代の駅名標)

 
(旧駅舎正面)


 撮影年月日:1990(平成2)年8月8日


南海電鉄南海本線 浜寺公園駅!

2016年02月03日 | 

大阪府堺市西区にある浜寺公園駅は、難波駅と和歌山市駅とを結んでいる南海電鉄南海本線(64.2km)の駅です。 もともとは南海鉄道の浜寺駅として1897(明治30)年10月1日に開業しました。

島式ホームと単式ホームの2面4線(1線は切欠きホーム)を有する有人駅です。
辰野金吾の設計により1907(明治40)年に建てられた洋風の木造駅舎は、1998(平成10)年9月に国の登録有形文化財に登録されて健在でしたが、この度、南海本線の連続立体交差事業(高架化)により新駅舎が建設されることになったため、1月28日の未明で営業を終了しました。
ちなみに、この洋風の駅舎は高架化が完成すると、新駅舎正面に移築・保存される事になっています。

2012(平成24)年度の1日の平均乗降人員は4,207人で、これは南海電鉄の全100駅中55位です。 また南海本線の駅では41駅中31位です。

 <浜寺公園駅の年表>

 ・1897(明治30)年10月1日:南海鉄道の浜寺駅として開業
 ・1907(明治40)年8月20日:駅名が浜寺公園駅に改称される
 ・1944(昭和19)年6月1日:南海鉄道が関西急行鉄道と合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1947(昭和22)年6月1日:近畿日本鉄道が旧・南海鉄道の路線を南海電気鉄道に譲渡したことにより、同鉄道の駅となる
 ・2016(平成28)年1月28日:この日の未明で現在の駅舎での営業を終了

 
(駅 名 標)

 

 
(駅舎・ホーム側)

 
(駅舎正面)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2013(平成25)年12月19日


三江線 口羽駅!

2016年02月02日 | 

島根県邑智郡邑南町にあるJR西日本の口羽駅は、山陰本線の江津駅と芸備線の三次駅とを結んでいる全線単線非電化の三江線(108.1km)の旅客駅として、1963(昭和38)年6月30日に開業しました(開業時は三江南線に所属)。

島式ホーム1面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。
小さな駅舎(待合所)があります。

口羽駅の利用者は非常に少なく、2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は4人です。

口羽駅が属する三江線は、陰陽連絡路線として1926(大正15)年9月から長い期間をかけて建設されましたが、全通したのは1975(昭和50)年8月31日で、その時すでに地域間流動は道路利用に移行していました。
従って、全通後も当初の目的だった陰陽連絡路線としての機能をほとんど果たすことはなく、優等列車の定期運転が行われたこともありません。

 <口羽駅の年表>

 ・1963(昭和38)年6月30日:三江南線の旅客駅として開業
 ・1975(昭和50)年8月31日:三江南線が三江線の一部となり、同線の駅となる
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる

 
(駅 名 標)

 


 撮影年月日:1996(平成8)年4月30日