谷根千 桜と気まぐれ!

1日1回は感動しよー!をモットーに本音と建前を織り交ぜながら書くぞー!

2007年02月19日 01時10分21秒 | 人から広がる
僕はフォークソング世代の最後の世代。
フォークが全盛だった70年代は小学生だったのでギターを始めた中学時代には既にフォーク黎明期を支えたグループはほとんど解散していた。
とは言っても新しいグループやソロで活躍しているフォークシンガーが沢山いて中学時代はそういったミュージシャンが僕のヒーローだった。

既に解散していたけど「かぐや姫」が大好きで全曲コピーしたものだった。
当時は「ALICE」が全盛で嫌いではなかったけど断じて好きなのは「かぐや姫」だった。
一言でいうと泥臭い歌詞が好きだった。
中学生の僕でも「かぐや姫」が歌う歌詞は情景を想像できたし心を打つ内容だった。

「かぐや姫」解散後、メンバーの伊勢正三が新しく作ったのが「風」。
ちょっとおしゃれな歌があって中学生の僕には当時しっくり来ない曲もあったけど、「かぐや姫」時代の正やんより「風」時代の曲の方が好き。

何十年も聴いていなかったのだけど急に聴きたくなってCDを注文してしまった。
今日届いて早速今聞いている。
何十年も口ずさんでなかった歌詞がすらすら出てくる。
中学時代にもお気に入りだったが、大人になってから初めて聴く「星空」という曲
口ずさんでいたら涙がこぼれて歌えなくなった。

死んだ恋人を想う中学生を描いた曲なんだが、詩の中に書かれていない親の気持ちに気が付いて泣いた。

世代を超えて感動を与えてくれる歌。
音楽って素晴らしい。
伊勢正三というミュージシャンと出会っていた事に感謝します。

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