谷根千 桜と気まぐれ!

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山口晃とミュッシャ

2013年05月18日 00時51分53秒 | 美から広がる
美術ネタが続きますが、
今日は誰でも知っているという作家ではないです。

アルフォンス ミュッシャ

それなりに有名なんですけど、美術の教科書には載っていないと思います。
僕が知ったのは古本屋で見かけた古いポスターでした。
中学生の頃で、この頃ミュッシャは今ほどポピュラーではなかったと思います。
あちこち図書館や古本屋で画集がないかとを探しましたが、
出版されている画集はほとんどなく、そのポスターを部屋に貼って憧れていました。


中学生の頃であった画家です。
当時好きだったのはレンブラントとミュッシャでした。
今でも好きな画家です。

F1レーサーのシューマッハが蒐集家というニュースを知った時は嬉しかったな。
このニュースが流れた頃から日本でもしばしば展覧会が開催されるようになってきて
画集やカレンダーが入手出来る様になりました。

彼はバリバリの絵描きではなく、ポスターやお菓子のパッケージを描くデザイナーが仕事でした。
女性ばかり描いた非常に偏った仕事する人なんですけど、精緻で上品な作風は好みです。
緻密な絵って好きなんですよ。


緻密といえば、最近売り出し中の山口晃も素晴らしいです。
とにかく、オタクな緻密さ。
デッサン力が飛び抜けている上に発想力も豊か。無敵です。

古いもの、新しいものが同じ画面に混在していても不自然さを感じない
空想上のものを極めて写実的に描く事で嘘なんだけど嘘っぽさを感じさせない。存在感を。
もし、自分に能力があり画家の道を志すとしたら、きっと彼のような絵を描いたでしょう。

お金があったらこの人の作品マジで購入したいです。




好きな現代作家は他にもいますが、山口晃だけは「好き」の中身が違うのです。



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