よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

豊後の城下町-大分県臼杵市:臼杵城址

2024年12月28日 | 大分
Usuki Castle Ruins, Usuki City, Oita Pref.

さてさて、いよいよ年の瀬となりました。ワタクシ、年末年始には家人の実家である大分県日田市に行くことが多いのですが、
今年は10月に義母と義姉が大阪に来てくれたので、今年は帰省をやめました。
ワタクシ、ブログを中断していた2019年12月末にも帰省をしていたのですが、
帰省した翌日の12月29日は、ワタクシは自由な時間があったので、この日は臼杵と別府を訪ねることにしました。
朝の7時半に日田を出発し、9時ちょうどに臼杵に着きました


臼杵はキリシタン大名としても有名な大友宗麟が築城した臼杵城の城下町として栄えた町で、
大友時代の南蛮文化、キリシタン文化の歴史を感じることができます。まずは「臼杵城址」を訪ねることにしました


キリシタン大名として有名な大友宗麟の居城であった臼杵城は、慶長5年(1600年)からは、
美濃から入封した稲葉氏が廃藩置県まで15代にわたってこの城を居城とし臼杵藩の支配にあたっていました。
現在は2つの櫓と書院の庭園の一部、石垣などを残すだけで、臼杵公園として市民の憩いの場となっています


臼杵城を後にして、城下町の方に向かいます。朝早いということもあるのでしょうが、年末の臼杵の町は観光客の姿もほとんど無く、
静かな散策を楽しむことが出来ました


城からすぐの場所に武家屋敷があるのですが、屋敷前の水路には鯉が悠々と泳いでいました。
観光客が無闇矢鱈に餌をあげないからでしょうね。ここの鯉はあまり肥満していませんでした


臼杵城から歩いて5分ほどの場所に、稲葉家下屋敷という武家屋敷がありました。
廃藩置県に伴って東京へ移住した旧藩主・稲葉家の臼杵滞在所として、明治35年(1902年)に建築されたものです


内部の見学が出来るので、ワタクシは中に入ってみることにしました。
ワタクシは旅先で、こういう施設に入って施設見学をするのが好きなんですよ


建物の中はヒンヤリとした空気が漂っていました。室内から庭園を撮る時、縁側などに人がいるとなかなか思うように写真を撮れないのですが、
この時、武家屋敷の中はワタクシ一人だったので、気の向くまま写真を撮ることが出来ました


臼杵は大分県の東海岸に位置する市です。国宝の臼杵石仏や醤油の製造で有名です。
町を歩いていた時に「臼杵の石仏を見に行くのなら案内しますよ」と、地元の方に声をかけていただいたのですが、
ワタクシは石仏よりも城下町や武家屋敷の方に興味があったんですよ

使用したカメラ:1〜4枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T30


配偶者の実家に行くことを好まない人が世の中には数多くいるようです。
私は家人の実家に行くのが好きで、実家に行っても自分の家にいるかのようにいつもくつろいでいます。
この日のように、九州のいろんな場所に行くことが出来るのも私の楽しみの一つなのです。



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