よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

切り絵の御朱印-奈良県宇陀市:室生寺

2024年12月19日 | 奈良(奈良市以外)
Murouji Temple, Uda City, Nara Pref.

さてさて、「室生寺」の参拝を満喫したワタクシは、室生寺の玄関口にあたる「仁王門」に戻ってきました


今年の紅葉はイマイチだ…とワタクシは思っていたのですが、室生寺の紅葉は見事でした


ありがたいことにこの日も快晴。艶やかな紅葉が、雲一つない青空に映えます。
曇天の日はしっとりとした紅葉を撮影できますが、晴天の日は燃え立つような紅葉を撮影出来ますね


カエデの紅葉の奥に、イチョウの黄葉が見えます。ただ、室生寺のイチョウは色づきが遅れているようでした。
これで見事に黄葉していたら空の青も相まって、「赤」「黄」「青」の色の競演になるんですがねぇ


紅葉や新緑を撮影する時は、順光ではノッペリとした感じになってしまうんですよ。
斜光、あるいは逆光で撮影するのがワタクシの好みなのです


それにしても見事な紅葉です。駐車場に車を停めた時に、駐車場の人から「今年の紅葉は例年よりも随分と遅れましたわ。
それと、下の方の紅葉は綺麗なんですけど、上の方に行くと紅葉の色づきがもう一つなんですよ。
紅葉の写真を撮りはるんやったら、下の方が紅葉はキレイですよ」と言われたんです。確かにその通りでした


先日のブログにも書きましたが、室生寺は女人禁制の高野山に対し、古くから女性の参拝が許されていたことから
「女人高野」として親しまれてきました。現在でも女性からの人気は高く、それは春の桜やシャクナゲ、秋の紅葉、
さらに屋外では日本最小の五重塔や、柔和な表情の仏像など、女性の気持ちをなごませてくれるポイントが多いからだとか


確かにこの日も女性の参拝者の姿が多いように思いました。ただ、これは室生寺だからそうなのかもしれませんが、
最近はどこに行っても女性グループの方が多いように感じるんですよ。
オジサン達は仕事に疲れ、休日は家でゴロゴロしているのかもしれないですな


ではでは、まだ時刻は10寺を少し回っただけですので、次の目的地に向かうとしましょうか。
あ、その前にちょっと見ていただきたいものがあるんです


古刹の紅葉を楽しんでもらおうと、壷阪寺(奈良県高取町)と岡寺(同県明日香村)、長谷寺(同県桜井市)、
室生寺(同県宇陀市)の4寺院は11月19日から、連携したイベント「大和観音もみじ回廊」を行ったんです。
12月8日までの期間中は精緻な「切り絵の御朱印」も授与されることになり、ワタクシはその御朱印を購入しました。
切り絵作家さんが手作りで作りますので、数にも限定があるようです。いい記念になりましたわ

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


御朱印とは元々、御朱印帳と呼ばれる冊子に参拝の証明として押印される印章・印影のことです。
しかし、最近は御朱印を集めるのがちょっとしたブームになっており、「アート御朱印」「絵付き御朱印」と呼ばれる派手な御朱印が登場し、
何種類もの御朱印を販売しているお寺が増えました。これには賛否両論あるかと思いますが、
「収集好き」な日本人の特性を見事に突いてきたなぁと思いますわ。



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