Shirakawa-Goh, Shirakawa Village, Gifu Pref.
さてさて、岐阜県白川村の白川郷にある荻町集落にやって来たのでありますが、8月上旬の白川郷の午後は
強烈な真夏の日差しに照らされており、まさに「盛夏」という言葉が相応しい光景でありました。
夏にヒマワリは欠かせません。ヒマワリの花が無ければ、夏はずいぶんと寂しさを感じるように思います。
集落を流れる水路は、底まで透き通って見えるような清冽な流れでありました。
この光景に外国人の観光客が歓声をあげ、大喜びで写真を撮っていたんですよ。
欧米では水道水を飲める国なんてほとんどありませんし、これほど豊かな水というのは見ることが無いのでしょう。
こういう姿を見ると、ラムネを飲まないわけにはいきません。当然ラムネを買いまして、ほぼ一気飲みいたしました。
シャッタースピードを1/1600で撮りましたので、水の流れは肉眼とは違って見えるのがカメラの面白さですね。
合掌造りの三階、四階部分の広い空間は、江戸時代から養蚕に利用されてきたんですよ。
先日のブログにも書いたように、明治時代以降はお隣の長野県諏訪地方は日本最大の製糸業が盛んな地域になりました。
この白川郷などがある飛騨地方では蚕を育て、繭を作り、その繭は山を越えて諏訪地方に運ばれていったんです。
山を越えて諏訪地方に行ったのは蚕の繭だけではありません。貧しい農村の女子達は、安価な労働力として諏訪地方の製糸工場に勤めに出ます。
飛騨から諏訪に向かう際、越えていく峠が野麦峠でありました。製糸工場で劣悪な労働条件で働く女工の姿は、
『女工哀史』という書物に書かれ、『ああ、野麦峠』という名前で映画化されたことはご存知の方も多いと思います。
ワタクシは子供の頃から地理が好きで、たとえばテレビで『ああ、野麦峠』なんていう映画が放送されていたら
必ず地図帳などを開いて、野麦峠がどこにあるかを確認しないと気がすまなかったんですよね。
我が家には誰一人として、家族のみならず親族を見渡しても地理好き、歴史好きという人はいません。
唯一、従兄弟が一人地理がけっこう好きなくらいでしょうか。ですので、学問の好き嫌いや得手不得手は遺伝でないのは間違いないですね。
ついでに言えば、ワタクシの家族や親族の中に、登山やカメラが好きだという人も誰もいません。
趣味というのも、遺伝がいっさい関係しないのは間違いないでしょう。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T1
私が集落の中を散策していると、4人家族が私の傍を歩いておりました。
ヤンキー面した父親と思われる男性が「世界遺産やいうから来たけど、ぼろい家があるだけやんけ」と言うと
元ヤン顔した母親と思われる女性が「こんなボロ家には頼まれても住みたくないわ」と言ってました。
いったい何を思って、何を求めてここに来たんでしょうね。
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さてさて、岐阜県白川村の白川郷にある荻町集落にやって来たのでありますが、8月上旬の白川郷の午後は
強烈な真夏の日差しに照らされており、まさに「盛夏」という言葉が相応しい光景でありました。
夏にヒマワリは欠かせません。ヒマワリの花が無ければ、夏はずいぶんと寂しさを感じるように思います。
集落を流れる水路は、底まで透き通って見えるような清冽な流れでありました。
この光景に外国人の観光客が歓声をあげ、大喜びで写真を撮っていたんですよ。
欧米では水道水を飲める国なんてほとんどありませんし、これほど豊かな水というのは見ることが無いのでしょう。
こういう姿を見ると、ラムネを飲まないわけにはいきません。当然ラムネを買いまして、ほぼ一気飲みいたしました。
シャッタースピードを1/1600で撮りましたので、水の流れは肉眼とは違って見えるのがカメラの面白さですね。
合掌造りの三階、四階部分の広い空間は、江戸時代から養蚕に利用されてきたんですよ。
先日のブログにも書いたように、明治時代以降はお隣の長野県諏訪地方は日本最大の製糸業が盛んな地域になりました。
この白川郷などがある飛騨地方では蚕を育て、繭を作り、その繭は山を越えて諏訪地方に運ばれていったんです。
山を越えて諏訪地方に行ったのは蚕の繭だけではありません。貧しい農村の女子達は、安価な労働力として諏訪地方の製糸工場に勤めに出ます。
飛騨から諏訪に向かう際、越えていく峠が野麦峠でありました。製糸工場で劣悪な労働条件で働く女工の姿は、
『女工哀史』という書物に書かれ、『ああ、野麦峠』という名前で映画化されたことはご存知の方も多いと思います。
ワタクシは子供の頃から地理が好きで、たとえばテレビで『ああ、野麦峠』なんていう映画が放送されていたら
必ず地図帳などを開いて、野麦峠がどこにあるかを確認しないと気がすまなかったんですよね。
我が家には誰一人として、家族のみならず親族を見渡しても地理好き、歴史好きという人はいません。
唯一、従兄弟が一人地理がけっこう好きなくらいでしょうか。ですので、学問の好き嫌いや得手不得手は遺伝でないのは間違いないですね。
ついでに言えば、ワタクシの家族や親族の中に、登山やカメラが好きだという人も誰もいません。
趣味というのも、遺伝がいっさい関係しないのは間違いないでしょう。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T1
私が集落の中を散策していると、4人家族が私の傍を歩いておりました。
ヤンキー面した父親と思われる男性が「世界遺産やいうから来たけど、ぼろい家があるだけやんけ」と言うと
元ヤン顔した母親と思われる女性が「こんなボロ家には頼まれても住みたくないわ」と言ってました。
いったい何を思って、何を求めてここに来たんでしょうね。
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2枚目と3枚目の写真に涼しさを
感じました。
自然の水で冷やすラムネは美味しいでしょう。
ポチ♪
まさしく、盛夏!
ラムネも美味しかったことと思います。
それにしても4人家族のご両親、折角、
家族旅行しているのに、感動もなく、寂しい旅行ですね。
ポチ!
一度行きたい場所の一つなんです!!
バスツアーが出てるので、機会を見て~と
思っています。
ほんと、ステキ!!
また、ラムネが最高ですね☆
★
季節を変えて出かけてみたいものです。
これから出かけますので応援2717のみで失礼します。
応援☆
向日葵がよい演出をしてますね。
ステキな景色
ほっとします(*^。^*)
☆~
青い空も素敵です。☆
素晴らしい写真ですね! 荷車の輪が印象的ですね。
応援ポチ”2位でした!
失笑してしまいました
気の毒な人生を送っていらっしゃるようです
親類縁者に私以外誰一人、読書好きがいないそうです
そして歌う者もおらず、鼻歌も歌わないとか
明日の夜は大阪中央公会堂で歌います♪