Kumano Hongu Shrine, Shingu City, Wakayama Pref.
さてさて、「青春18きっぷの旅」も最終日となりましたが、この日は鉄道にはほとんど乗りません。
この日は「日本一長い距離を走る路線バス」として知られている、奈良交通バスの八木新宮線に乗り、
奈良県の大和八木まで行って、そこから近鉄電車に乗って大阪に帰るというコースを考えました
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全長169.8㎞、停留所の数は168、高速道路を使わない路線では日本一の走行距離を誇る路線バス、それが八木新宮線です。
新宮から大和八木までは約6時間半かけて走るのですが、1日に3便のバスがあるんです。
そして、途中下車が可能なので、ワタクシ達は熊野本宮大社で一度目の途中下車を、
十津川温泉で二度目の途中下車をして、終点の大和八木に向かう計画を立てました
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始発のバスは新宮駅を5:53出発です。新宮駅前でバスの到着を待ちます。
ワタクシ達以外に名古屋から来た年配の女性が一人いたのですが、
「すみません。このバスで大和八木まで行くんですが、そこから新幹線に乗って名古屋に帰るには、
どうやって帰るのが一番便利でしょうか」と質問されたんですよ。
「どうしても新幹線に乗るんでしたら、近鉄電車で大阪に出て新大阪から新幹線に乗るか、
もしくは近鉄電車で京都まで行って新幹線に乗るルートもありますよ。
でも、大和八木は大阪から名古屋に行く近鉄特急が停まりますから、近鉄特急に乗って名古屋に向かうのが
時間的にもダントツで早いですし、運賃も安いですよ」と説明すると、
「そんなルートがあるんですか。そのルートで帰ります。ありがとうございます」と言われました。
ワタクシ、帰路のルートを調べずにバスに乗ることに驚いたのでした
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早朝の日差しの中をバスがやって来ました。この日は快晴。どうやら猛暑になりそうです。
ワタクシ達はこのバスで、まずは熊野本宮大社を目指します
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7時14分に熊野本宮大社前のバス停に着き、7時30分には大社の入り口に着きました。
ワタクシにとっては二度目の熊野本宮への参拝です
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熊野本宮大社は熊野速玉大社・熊野那智大社と共に、熊野三山を構成しています。
言うまでもなくユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の1つです
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ワタクシは今回の旅で熊野速玉大社を参拝したので、熊野三山は全てお訪れたことになりました。
鉄道も車も無かった時代に、都から遠く離れた熊野の地に、これだけの立派な神社が建立されたことに驚きを感じます
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ところで熊野本宮大社に来ると、至る所にカラスを象った絵やオブジェを見るのですが、このカラスは八咫烏(やたがらす)と言います。
日本サッカー協会のシンボルマークにもなっている「八咫烏」は神武東征の折、熊野から大和まで道案内をしたといわれる烏であり、
熊野の神様のお使いとされているんです
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社務所の前に黒い八咫烏ポストが設置されていました。黒は全ての色を合わせた尊い色であり、
神の遣いである八咫烏の色、本宮の大地を象徴する神聖な色だと言うことです
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ところで、熊野本宮大社は元々、現在の場所とは違うところにあったんです。
熊野本宮大社はかつて、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある「大斎原」(おおゆのはら)と呼ばれる中洲にありました。
ここが大斎原ですが、当時、約1万1千坪の境内に五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿や能舞台など、現在の数倍の規模だったそうです
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ところが明治22年の8月に起こった大水害が本宮大社の社殿を呑み込み、社殿の多くが流出したため、
水害を免れた4社を現在の熊野本宮大社がある場所に遷座しました。
神が舞い降りたという大斎原ですが、近年はパワースポットとして多くの人が訪れているそうです
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大斎原のすぐ側を熊野川が流れています。台風の影響で川は濁っていました。清らかな熊野川を見たかったという気持ちはありますが、
こればかりは仕方ありません。ではでは、バス停に戻って次の目的地に向かうとしましょうか
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使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
バスの旅と言えば、長らくTV東京系で太川陽介さんと蛭子能収さんがやっていた
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」という旅番組が好きでした。
好対照な二人の珍道中が面白かったのですが、蛭子さんという人はテレビで見ている分にはいいけれど、
一緒にいると疲れる人だなぁと思いましたわ。
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さてさて、「青春18きっぷの旅」も最終日となりましたが、この日は鉄道にはほとんど乗りません。
この日は「日本一長い距離を走る路線バス」として知られている、奈良交通バスの八木新宮線に乗り、
奈良県の大和八木まで行って、そこから近鉄電車に乗って大阪に帰るというコースを考えました
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全長169.8㎞、停留所の数は168、高速道路を使わない路線では日本一の走行距離を誇る路線バス、それが八木新宮線です。
新宮から大和八木までは約6時間半かけて走るのですが、1日に3便のバスがあるんです。
そして、途中下車が可能なので、ワタクシ達は熊野本宮大社で一度目の途中下車を、
十津川温泉で二度目の途中下車をして、終点の大和八木に向かう計画を立てました
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始発のバスは新宮駅を5:53出発です。新宮駅前でバスの到着を待ちます。
ワタクシ達以外に名古屋から来た年配の女性が一人いたのですが、
「すみません。このバスで大和八木まで行くんですが、そこから新幹線に乗って名古屋に帰るには、
どうやって帰るのが一番便利でしょうか」と質問されたんですよ。
「どうしても新幹線に乗るんでしたら、近鉄電車で大阪に出て新大阪から新幹線に乗るか、
もしくは近鉄電車で京都まで行って新幹線に乗るルートもありますよ。
でも、大和八木は大阪から名古屋に行く近鉄特急が停まりますから、近鉄特急に乗って名古屋に向かうのが
時間的にもダントツで早いですし、運賃も安いですよ」と説明すると、
「そんなルートがあるんですか。そのルートで帰ります。ありがとうございます」と言われました。
ワタクシ、帰路のルートを調べずにバスに乗ることに驚いたのでした
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早朝の日差しの中をバスがやって来ました。この日は快晴。どうやら猛暑になりそうです。
ワタクシ達はこのバスで、まずは熊野本宮大社を目指します
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7時14分に熊野本宮大社前のバス停に着き、7時30分には大社の入り口に着きました。
ワタクシにとっては二度目の熊野本宮への参拝です
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熊野本宮大社は熊野速玉大社・熊野那智大社と共に、熊野三山を構成しています。
言うまでもなくユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の1つです
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ワタクシは今回の旅で熊野速玉大社を参拝したので、熊野三山は全てお訪れたことになりました。
鉄道も車も無かった時代に、都から遠く離れた熊野の地に、これだけの立派な神社が建立されたことに驚きを感じます
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ところで熊野本宮大社に来ると、至る所にカラスを象った絵やオブジェを見るのですが、このカラスは八咫烏(やたがらす)と言います。
日本サッカー協会のシンボルマークにもなっている「八咫烏」は神武東征の折、熊野から大和まで道案内をしたといわれる烏であり、
熊野の神様のお使いとされているんです
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社務所の前に黒い八咫烏ポストが設置されていました。黒は全ての色を合わせた尊い色であり、
神の遣いである八咫烏の色、本宮の大地を象徴する神聖な色だと言うことです
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ところで、熊野本宮大社は元々、現在の場所とは違うところにあったんです。
熊野本宮大社はかつて、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある「大斎原」(おおゆのはら)と呼ばれる中洲にありました。
ここが大斎原ですが、当時、約1万1千坪の境内に五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿や能舞台など、現在の数倍の規模だったそうです
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ところが明治22年の8月に起こった大水害が本宮大社の社殿を呑み込み、社殿の多くが流出したため、
水害を免れた4社を現在の熊野本宮大社がある場所に遷座しました。
神が舞い降りたという大斎原ですが、近年はパワースポットとして多くの人が訪れているそうです
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大斎原のすぐ側を熊野川が流れています。台風の影響で川は濁っていました。清らかな熊野川を見たかったという気持ちはありますが、
こればかりは仕方ありません。ではでは、バス停に戻って次の目的地に向かうとしましょうか
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使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
バスの旅と言えば、長らくTV東京系で太川陽介さんと蛭子能収さんがやっていた
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」という旅番組が好きでした。
好対照な二人の珍道中が面白かったのですが、蛭子さんという人はテレビで見ている分にはいいけれど、
一緒にいると疲れる人だなぁと思いましたわ。
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(*゚▽゚)/゚・:*【祝】*:・゚\(゚▽゚*)
お風呂場でビールかけ
堪能されましたか
盛り上がってるかな?^^
☆
おめでとうございます!
18年振り??
しかし、1人風呂場でビールかけには笑いましたよ(笑)
おとんは悔しいのか、早寝しちゃいました(^◇^;)
ポチ⭐︎
応援して帰ります(^^)v
よっちんさんに聞いたら間違いない!
昔、チャリでいろいろ出かけていた時、
まだスマホも無い時代で、人に聞きながら
目的地を目指すこともあったのですが。
3度ほど、痛い目にあいましたよ(∩´∀`)∩
今では楽しい思い出です^^☆
十津川と言えば今、十津川刑事シリーズを読んでいます^^
やりましたね~!
おめでとうございます。
お風呂場でビール浴びすぎて
ヨッパになってませんか~?
良かったですね~!
いいなぁ!
いよいよ勝利の美酒ですね。
できますように!!!
日本一長い距離を走る路線バス
すごいですね。
バスの旅も魅力ありますね。
それは乗りたくなりますねぇ。
日本一に弱いコタローです(^0^;)
黒い八咫烏ポストもいいな☆
どうぞ...ホントにビールかけが
出来ます様遠方から応援してます(*_*)
ポチ
阪神がんばれで~す🐯
☆彡
お婆さん、よっちゃんさんに聞いて幸運だったかと。
しかし、無謀ですね(笑)
黒が神聖なる色だったとは♪
だから喪服も黒なのかな~
☆!
知りませんでした
途中下車できるのはいいですね
最近、電車もバスも乗ってません
たまには、ゆっくり乗ってみたいものです
八咫烏もよく知ってますよ。ただ守り神だとは。本宮神宮も数奇な運命を、やはり中州では怖いですね。今なら絶対に作らない場所ですよね。
こんなバスがあるのですね
私もバス旅大好きです
今は電車と対決したり
陣取合戦もあるのですが
毎回見逃さずみています
バスにはあまり縁がない暮しですが
1度大阪まで夜行バスでいって
足がむくんで大変でした
新宮から八木駅まで日本一長い路線バスが走っているのは知らなかったです。
今日はいよいよ阪神タイガース[あれ]ですね。
道頓堀川飛び込み防止で警備が厳しいのではないかと思います。
今回は、よっちんさんのご案内で乗ります。パワースポットということで、運気が良くなった気がいたします!
さてさて!本日決まるか!!
岡田さんって、凄いです!
約6時間半もかけて走るバス!
全長169.8㎞、停留所の数は168にはビックリ!
途中下車が可能で1日3便なのは嬉しいですよね。
上手く計画を立てられて有効利用🎵
でも、乗り遅れると大変だー💦
☆
いいですね^^。乗ってみたいなぁ~^^
私も乗り物音痴なので、この女性の気持ち、よくわかります。よっちんさんに聞かれて正解!私も、解りそうな人に聞きます。親切に教えてくれ、ある方はスマホで調べてくれる方もいました。
神社のシンボルがカラスなんですね。
悪者呼ばわりされていましたが、優しい鳥だそうです。
最近めっきり数がへりました。
よっちんさん、細いですね♪
ぽち
停留所の数が168、多いですね
私もガスの旅は好きなので
福岡には高速バスで行きますが
高速を使わない路線バス、体験してみたいです
八咫ポスト、ずっしりとしてていいですね!
やたがらすは有馬温泉にもあります
黒いポストは凄いですね
方向音痴な私みたいなのに当たると
余計迷子になります
黒い八咫烏ポスト迫力あります
お若くいられますね・・・
熊野本宮大社へも行かれよかったですね 出かける気力もあるから素晴らしいです・・・すごいですね。
聞いただけで、興味をそそられます~。
途中下車できて、一日三便走ってるのも
嬉しいですね。
年配の女性は、調べずに乗ったの?
ある意味、勇気ありますね(笑)
熊野本宮大社、行ってみたい所の
一つです♪
凸
阪神が巨人に勝ち、広島が負けたので
マジックは一気に1になってしまいました。
今日の巨人戦でアレするでしょう。
今日の試合、会社を休んででも甲子園へ
見に行きたいでしょう?
アレすれば、心斎橋のグリコの看板のある付近は
無茶苦茶凄い人で、3000人の警官が整理に当たるとか。
今回も道頓堀川へ多くの人が飛び込むでしょう。
熊野本宮大社へも行ったのですね。
最後の階段、長かったでしょう。
今、熊野本宮大社の本殿内は
撮影禁止になっているのですね。
25年ほど前に行った時は、
そのような看板はなかったように思うのですが。
黒い八咫烏ポストも気が付きませんでした。
旅で知り合った一人旅の女性、近鉄の存在を
知らなかったのですね。
よっちんさんに出会って良かったです。
バスを利用した時は、必ず帰りの時間やルートを調べておきます。でないと不安で乗れません(^0^;)
入口にその旨の看板もありますので日本人であれば見逃すことは無いでしょう。
わざと無視したのですか?