桜咲く山里－京都府南丹市美山町

さてさて、京都府南丹市美山町の北集落を訪ねたワタクシですが
このあたりは京都府といっても福井県との県境に近く
標高もけっこう高いために桜がまさに満開でした


ここの枝垂れ桜はまだまだこれからでした。
満開になれば綺麗でしょうねぇ。


いつもここに来ると、時間がゆっくり流れているような気持ちになります。
日頃の慌ただしさを忘れることが出来るんですよ。


この桜は何十年も変わらない風景を眺めてきたんでしょうね。
これからもずっと、桜の花が春に見る風景は変わらないでいてほしいです。


古きものに愛情を感じるのは、たんなるノスタルジーかもしれません。
でも、古いものをあまりにも簡単に捨て去ったり、粗末にしてきた日本の国は
古き良きものを大切にしなくてはならないと思うのです。




集落のはずれにある神社の前に見事な桜がありました。
桜が咲き春が来た…
やがて新緑の季節がやって来て、集落の田んぼでは田植えも始まります。
夏の日射しを浴びて稲が育ち、秋には収穫の季節がやってくる。

今年も季節ごとに美山を訪れたいです。


日本語には季節を表現する美しい言葉がたくさんありますが
この日の美山はまさに「山笑う」でした。

「山笑う」…冬のモノトーンな色彩から、春になって山が花や新緑で明るくなる様子を意味する言葉です。
日本語って素晴らしいですね。


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