Asuka Shrine, Shingu City, Wakayama Pref.
さてさて、熊野速玉大社の参拝を終えると、ワタクシ達は新宮市内を東に向かってスタスタと歩いて行きました
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やって来たのは、熊野速玉大社の境外摂社とされた阿須賀神社です
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阿須賀神社は熊野川の河口付近南岸、熊野速玉大社よりさらに海に近いところにある蓬莱山(ほうらいさん)の南麓に鎮座しています。
向こうに見えるのが蓬莱山ですが、蓬莱山は、南北110m、東西90m、標高48mメートル。
山というよりも独立した小丘陵で、北側は熊野川に面しています。
もともと阿須賀神社は、蓬莱山を御神体とする自然崇拝の祭祀場であったのではないかとも言われています
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阿須賀神社は平成28年に世界遺産に追加登録されましたが、ここは徐福の伝説が残る場所としても知られているんです。
徐福とは、紀元前3世紀の中国、秦の時代の人物で、道教方士として始皇帝に仕えていました。
徐福は始皇帝の「不老不死の仙薬を探して来い」との命令を受けて、少年少女3000人を伴う大船団で東海に船出し、
そして2度と秦に戻ることはなかったと言われています
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その徐福が阿須賀の地に上陸し、蓬莱山の麓に住みついて、里人に農耕や捕鯨、造船、製紙などの技術を伝えたのだといいます。
阿須賀神社の境内には徐福の宮が摂社として祀られ、徒歩で数分、南に行ったところには徐福の墓までもがあります
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その墓がある場所に、徐福を記念して作られたのがこの徐福公園なんです。
元来この地には徐福の物とする墓があったが、1994年に墓を中心として今ではこの公園の目印ともなっている中国風の楼門を設置するなど、
大々的に整備が行われ現在のような公園となりました
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ただ、徐福の伝説というのはここ熊野だけじゃなく、日本各地にあるんですよ。
代表的なものとしては福岡県八女市、佐賀県佐賀市、京都府伊根町などがあるそうでです
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そもそも徐福という人が本当に実在したのか、本当に来日したのか…ただ、伝説というのは伝説のままで、
真実が明らかになるよりもロマンがあっていいのかもしれませんね
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ホテルに戻ると24908歩歩いていました。さあ、シャワーを浴びたら夕食に向かうとしましょうか
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使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
不老不死…全てを手に入れた権力者が、最後に望むのは永遠の命なのでしょうか。
私は六十路になりました。「死」というものを意識しないわけではありません。
ただ、それ以上に歳を重ねることは楽しくもあり、人生が豊かになっているような気がします。
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さてさて、熊野速玉大社の参拝を終えると、ワタクシ達は新宮市内を東に向かってスタスタと歩いて行きました
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やって来たのは、熊野速玉大社の境外摂社とされた阿須賀神社です
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阿須賀神社は熊野川の河口付近南岸、熊野速玉大社よりさらに海に近いところにある蓬莱山(ほうらいさん)の南麓に鎮座しています。
向こうに見えるのが蓬莱山ですが、蓬莱山は、南北110m、東西90m、標高48mメートル。
山というよりも独立した小丘陵で、北側は熊野川に面しています。
もともと阿須賀神社は、蓬莱山を御神体とする自然崇拝の祭祀場であったのではないかとも言われています
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阿須賀神社は平成28年に世界遺産に追加登録されましたが、ここは徐福の伝説が残る場所としても知られているんです。
徐福とは、紀元前3世紀の中国、秦の時代の人物で、道教方士として始皇帝に仕えていました。
徐福は始皇帝の「不老不死の仙薬を探して来い」との命令を受けて、少年少女3000人を伴う大船団で東海に船出し、
そして2度と秦に戻ることはなかったと言われています
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その徐福が阿須賀の地に上陸し、蓬莱山の麓に住みついて、里人に農耕や捕鯨、造船、製紙などの技術を伝えたのだといいます。
阿須賀神社の境内には徐福の宮が摂社として祀られ、徒歩で数分、南に行ったところには徐福の墓までもがあります
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その墓がある場所に、徐福を記念して作られたのがこの徐福公園なんです。
元来この地には徐福の物とする墓があったが、1994年に墓を中心として今ではこの公園の目印ともなっている中国風の楼門を設置するなど、
大々的に整備が行われ現在のような公園となりました
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ただ、徐福の伝説というのはここ熊野だけじゃなく、日本各地にあるんですよ。
代表的なものとしては福岡県八女市、佐賀県佐賀市、京都府伊根町などがあるそうでです
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そもそも徐福という人が本当に実在したのか、本当に来日したのか…ただ、伝説というのは伝説のままで、
真実が明らかになるよりもロマンがあっていいのかもしれませんね
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ホテルに戻ると24908歩歩いていました。さあ、シャワーを浴びたら夕食に向かうとしましょうか
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使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
不老不死…全てを手に入れた権力者が、最後に望むのは永遠の命なのでしょうか。
私は六十路になりました。「死」というものを意識しないわけではありません。
ただ、それ以上に歳を重ねることは楽しくもあり、人生が豊かになっているような気がします。
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私は、日本史だけでなく、中国の歴史にも興味があるので、今日の記事は非常に興味深いものでした。
始皇帝は、猛毒の水銀を含む丹薬を不老不死の薬と信じて飲んでいたそうですね😵
阿須賀神社へは行ったことがないのです。
勿論徐福公園にも行ってません。
なかなかいいところですね。
長崎にもこれに似た建物がありますね。
行ったところでないところは、
じっくりと画像をいつも拝見してますが、
ここもその一つ。
地図で見ると何処にあるかがよくわかりました。
見るからに立派な神社で有難そうです。
そしてよくわかりました‥合掌でしょう。
🤩
ブログで探索させていただきました。
不老不死。これって辛いでしょうね〜
周りの人が全部死んでも自分だけ生きてる
なんて辛い。そう思いませんか?凸
徐福さん、存じ上げなかったので、
興味深かったです。
始皇帝は不老不死を望んだんですね。
そんな命令を受けても、困るわ(苦笑)
徐福さん、日本では穏やかに過ごせたかな。
公園ができるくらい、尊敬されてた
んでしょうね。
凸
徐福さんは始皇帝に仕えていたんですか
疎くて全く知りませんでした
公園まで出来てるんですからかなり役にたったり慕われていたんでしょうね
ぽち
有ったらいいな
捜してこいって命令されたら困りますね
神戸の南京町にあったように思います
不老不死には興味があってもそれは無理ですね
しっとりとした神社に中国の建物とは
面白いです
小さな出来事がやがて時代と共に
ロマンあふれる話になって伝わってくるのでしょうね。
2万歩、、すごいです。
先日1万少々歩いてもうへとへとでした。