Yuasa Town, Wakayama Pref.
さてさて、ワタクシ達は湯浅町の「重要伝統的建造物群保存地区」を散策していました。
こういう町並みには赤い丸型の郵便ポストが似合います。この郵便ポストは1901年から製造が始まったのですが、
それまでの郵便ポストって黒色だったんですよ。黒色だと夜は見えにくいということもあり、
イギリスで採用されていた赤いポストが日本でも採用され他そうなんです。
現在の四角い形のポストは1950年から製造が始まったということです。
「たばこ」「切手」「印紙」…こういう看板も、すっかり見ることは無くなりましたね。
この日は快晴。気持ちのいい散策を楽しむことが出来ました。
ここ湯浅は「醤油発祥の地」として知られています。醤油造りの始まりは、遥か中世の時代にまで遡ります。
鎌倉時代の禅僧覚心が1249年に宋に渡り、径山寺などでの修行の傍ら、径山寺味噌の製法を習得し1254年に帰国します。
覚心はこの製法を人々に伝授し、湯浅で味噌が盛んに作られるようになりました。
味噌を造る過程で、野菜から水分が染み出し桶に溜まります。それまでは捨ててしまっていたんですが、
あるとき、その一滴を掬ってなめてみると何ともいえない芳醇な味がしたそうです。この旨味に満ちた汁で魚や野菜を食べれば、
きっと美味しいに違いないと考えた湯浅の人々は、この汁をもっと作ろうと工夫を重ねたのことで醤油が生まれたそうなんですよ。
この堀は大仙堀といいまして、かつてはここで船に醤油を積み込み各地へ出荷していたんですね。
この「角長醤油」ですが、湯浅で鎌倉時代より、750有余年にわたって受け継がれてきた伝統の醸造法を現在に伝える
湯浅で唯一の手づくり醤油の醸造蔵です。ここの醤油、本当に美味しいんですよ。
この界隈を歩いていると、醤油の香りが漂っているんです。その匂いを嗅ぐと「ああ、湯浅に来たんだ」と実感しますわ。
こちらは「太田久助吟製」という金山寺味噌のお店です。江戸時代から醤油醸造を営み、戦後、金山寺味噌専業になりました。
昔ながらの手作業で時間をかけて丁寧に仕込み、2~3カ月の熟成を経て店頭へ味噌を並べるそうですが、
ワタクシ、ここのお店よりも美味しい金山寺味噌は食べたことがありません。
ではでは、さらに湯浅の町の散策を続けていきますね。
使用したカメラ:4、6、7枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
「所変われば品変わる」と言いますが、醤油も地域によって味が違うんだなぁって思います。
家人は大分県出身なんですが、家人の実家に行ってお刺身を食べると、醤油が甘いのでビックリしました。
実家の皆さんは「九州の醤油は甘いんですが、南に行くほどさらに甘くなるんですよ」と笑ってました。
ただ、その甘い醤油で煮物を作ると美味しいんですよねぇ。
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さてさて、ワタクシ達は湯浅町の「重要伝統的建造物群保存地区」を散策していました。
こういう町並みには赤い丸型の郵便ポストが似合います。この郵便ポストは1901年から製造が始まったのですが、
それまでの郵便ポストって黒色だったんですよ。黒色だと夜は見えにくいということもあり、
イギリスで採用されていた赤いポストが日本でも採用され他そうなんです。
現在の四角い形のポストは1950年から製造が始まったということです。
「たばこ」「切手」「印紙」…こういう看板も、すっかり見ることは無くなりましたね。
この日は快晴。気持ちのいい散策を楽しむことが出来ました。
ここ湯浅は「醤油発祥の地」として知られています。醤油造りの始まりは、遥か中世の時代にまで遡ります。
鎌倉時代の禅僧覚心が1249年に宋に渡り、径山寺などでの修行の傍ら、径山寺味噌の製法を習得し1254年に帰国します。
覚心はこの製法を人々に伝授し、湯浅で味噌が盛んに作られるようになりました。
味噌を造る過程で、野菜から水分が染み出し桶に溜まります。それまでは捨ててしまっていたんですが、
あるとき、その一滴を掬ってなめてみると何ともいえない芳醇な味がしたそうです。この旨味に満ちた汁で魚や野菜を食べれば、
きっと美味しいに違いないと考えた湯浅の人々は、この汁をもっと作ろうと工夫を重ねたのことで醤油が生まれたそうなんですよ。
この堀は大仙堀といいまして、かつてはここで船に醤油を積み込み各地へ出荷していたんですね。
この「角長醤油」ですが、湯浅で鎌倉時代より、750有余年にわたって受け継がれてきた伝統の醸造法を現在に伝える
湯浅で唯一の手づくり醤油の醸造蔵です。ここの醤油、本当に美味しいんですよ。
この界隈を歩いていると、醤油の香りが漂っているんです。その匂いを嗅ぐと「ああ、湯浅に来たんだ」と実感しますわ。
こちらは「太田久助吟製」という金山寺味噌のお店です。江戸時代から醤油醸造を営み、戦後、金山寺味噌専業になりました。
昔ながらの手作業で時間をかけて丁寧に仕込み、2~3カ月の熟成を経て店頭へ味噌を並べるそうですが、
ワタクシ、ここのお店よりも美味しい金山寺味噌は食べたことがありません。
ではでは、さらに湯浅の町の散策を続けていきますね。
使用したカメラ:4、6、7枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
「所変われば品変わる」と言いますが、醤油も地域によって味が違うんだなぁって思います。
家人は大分県出身なんですが、家人の実家に行ってお刺身を食べると、醤油が甘いのでビックリしました。
実家の皆さんは「九州の醤油は甘いんですが、南に行くほどさらに甘くなるんですよ」と笑ってました。
ただ、その甘い醤油で煮物を作ると美味しいんですよねぇ。
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楕円形の中の(たばこ〉はよく見ますが、
反対から書いた(こばた)は初めて見ました。
懐かしく感じられました。いい歩きでしたね・・・
湯浅の街は醬油の香りが漂ってるのですね~
醤油の匂いって意識したことがなかったです
私も大分の醤油だけを使ってます
昔、違う醤油で煮物をしたら辛くて辛くて(笑)
丸ポストの風景好きです
黒い郵便ポストは見たこと無いです
青い郵便ポストは見たこと有ります
昔からの風情を残しつつい言う雰囲気の街並みですね!
黄色やピンク
色々あったりしますよね♪
こちらは警報級大雨で
昨日の地点で160mmという予想だったんですが
幸いなことに今大したことないです(苦笑)
味噌を作る過程で出る汁が、醤油に
なったんですね~。
勉強になります。
金山寺味噌もいいな~。
湯浅町には、美味しい物がいっぱいですね。
味噌に醤油で、麹屋の存在の意味が
分かりました~。
凸
きっと水もいいのでしょうね
バイカモを見に行ったときにお醤油を売っていたので買いました
壺が良かったのです
古き良き町並みですね
赤い丸いポストが似合う街ですね。
和歌山に行った時に
湯浅醤油を買ってきました。
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