美味しいパンを食べに…-大阪市北区：中崎町・「べーかりーかふぇ 伊勢屋」

Bakery Cafe“Iseya”, Nakazaki-Cho, Kita Ward, Osaka City

さてさて、懐かしい雰囲気漂う大阪市北区の中崎町を散策するワタクシでありますが
ワタクシ、この日は朝ごはんをあまり食べてこなかったので、お腹が空いてまいりました。
この時、時間は10時半頃だったのですが、中崎町の飲食店って12時頃から開店するお店が多く
あまり朝早い時間から営業しているお店が無いんですよねぇ。

ただ、ワタクシは以前に中崎町に来たときに、美味しいパンを食べることが出来るカフェを知っていたのでそのお店に行くことにいたしました。
確かそのお店は10時頃には開店していた記憶があったんですよねえ。


ここは「べーかりーかふぇ　伊勢屋」というお店なのですが、パッと見たらパン屋さんやカフェには見えないですよね。
築80年の古い民家を改築した素敵なお店なんです。10時30分が開店時間ということで、ちょうどグッドタイミングでありました。


１階はパンの陳列棚とカウンター席があるんです。好きなパンを選んでイートイン出来ますし
朝の時間帯ですとモーニングセットもあるんですよ。


ワタクシは美味しそうなパンがあったので、気に入ったパンを選んで食べることにいたしました。
パンを選んで２階へと階段を上がって行きました。


２階はちょっと懐かしい感じの調度品が並んだスペースになっています。なんだか落ち着くんですよねぇ。


ワタクシが以前にこのお店を訪ねたときは、お店がオープンして間もない頃でした。
カフェの激戦地であるこの中崎町で、頑張って成功してほしいなぁって思ったんですよ。
今回訪ねてみると、すっかり人気のお店になっているようでした。よかったなぁ。


ワタクシは「煮豚のバーガー」「フォカッチャ」「アイスカフェラテ」をいただきました。
パンがモチモチして、とても美味しゅうございます。


そうそう。パン屋さんなのに「伊勢屋」っていう時代劇のような屋号が不思議に思ったので、オーナーさんに
「伊勢屋っていう名前はどうしてつけられたんですか？」って訊いてみたんです。
すると「実家が旅館をやっていて名前が伊勢屋だったんですよ。私が一人娘で、旅館を継ぐ者がいないので
名前だけ継がせてもらったんです」ということでした。なんだかいいお話ですね。


時代劇に出てくる伊勢屋は金に汚い悪徳商人のイメージが強いのですが、ここ中崎町の伊勢屋さんは
とても笑顔の素敵な優しい女性オーナーさんでした。

べーかりーかふぇ　伊勢屋…大阪府大阪市北区中崎西4-1-1

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


中崎町を歩いていると、新しいお店を来るたびに発見します。
その一方で、あったはずのお店が無くなっているのに来るたびに気がつきます。
何か他の店とは違うオリジナリティーが無いと、生き残っていけないのでしょうね。

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