松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

自己管理が 求められる、非常勤職員の健康診断

2014年07月26日 | 市政
 独自に健康診断を行なっている消防以外の市職員は、毎年夏頃に市役所で検査機関に依頼して職員健康診断を行なっています。
 検診項目は、既往歴及び業務歴の調査、自覚症状及び他寛症状の有無の検査、身長・体重・腹囲・視力・聴力検査、胸部エックス線検査、血圧測定、貧血検査、肝機能検査、血中脂質検査,血糖検査、尿検査、心電図検査が行なわれます。
 (職員健康診断の受診状況)
 職員診断(常勤) H23年 214人、H24年 373人、H25年 392人
 職員診断(非常勤)H23年 178人、H24年 206人、H25年 209人
 人間ドッグ常勤  H23年 315人、H24年 294人、H25年 282人
 検査終了後、1~2か月して全員に検査結果の数値が送られてきます。
 常勤職員が加入している共済保険は、全員を対象にしてメタボ対策など指導が必要な人に追加連絡と指導が有りますが、非常勤職員には指導がありません・
 国民健康保険加入者の方は、市内や市外の医療機関で特定健康診断を利用しています。
 綾瀬市のH24年度の状況は、対象者1万7480人で受診者人数5929人、受診率33・9%で、県内33自治体と医師・建設など6団体合計の39保険団体で9番目です。
 受診率33・9%は低いと思いますので高める努力が必要と思います。
 メタボ対策など特定保健指導が必要な対象者数769人で、医療機関などで指導を受け受診者数は91人、受診率11・8%は、39団体で23位と率でも順位でも低すぎます。
 腹囲・BMI・血糖・血圧・中性脂肪・コレステロールなどで数値が高い人に、メタボの動機付けや積極的支援など対応が行なわれますが、指導対象から外れる場合が有ります。
 職員の健康診断説明用紙に、来年度から非常勤職員には指導がない事の注意書きを要請しました。