松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

国土交通省が公共工事設計労務単価2月に改正

2014年08月29日 | 国政

 農林水産省及び国土交通省が、平成25年10月に実施した公共事業労務費調査に基づき、平成26年2月からの公共工事の工事費の積算に用いるための公共工事設計労務単価を決定しています。
 神奈川県の場合、特殊作業員21900円、普通作業員18900円、軽作業員13200円、造園工19200円、法面工22500円、とび工23800円、石工24100円、ブロック工22700円、電工21700円、鉄筋工22700円。
1・ 公共工事設計労務単価は、公共工事の工事費の積算に用いるためののものであり、下請 け契約等における労務単価や雇用契約における労働者への支払い賃金を拘束するものではない。
2・本単価は、所定労働時間内8時間当たりの単価である。
3・時間外、休日及び深夜の労働についての割増賃金、各職種の通常条件または作業内容を超えた労働に対する手当等は含まれない。
4・本単価は労働者に支払われる賃金に係わるものであり、現場管理費(法定福利費の事業主負担額、研修訓練等に用する費用等)及び一般的管理費等の諸経費は含まれていない。(例えば、交通誘導警備員の単価については、警備会社に必要な諸経費は含まれていない。)
5・法定福利費の事業主負担額、研修訓練等に要する費用等は、積算上、現場管理費等に含まれる。

 各業種で10%前後金額が引き上げられ、公共事業の発注者の支払いが変更されていますので確認して下さい。
 綾瀬市では、綾南小学校工事で3月議会に減額補正予算を計上している所に、国の通達が届き、当時対応を協議して、今回の9月議会に補正予算を計上しました。
 他の学校は、3月議会に減額補正を計上していなかったので残金が有り対応出来るとの説明でした。
国の労務単価見直しで、公共事業関係で働く労働者の皆さんの賃金が増える事を期待します。