松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

しんぶん赤旗の科学のページ

2020年05月25日 | 赤旗記事より

今回は、相対性理論の検証で重力によって時間の進み方が違いう事の検証が成功した記事、ジャポニカ米の拡散は4200年前の寒冷期が契機、ネコを興奮させるイヌハッカ・先祖が失った成分復活などの面白い記事が掲載されています。」


スカイツリー展望台が、地面より時間が早く進む

2020年05月25日 | 赤旗記事より

 アインシュタイン博士の一般相対性性理論によると、重力の強いところでは時間がゆっくり流れるそうです。地上と人工衛星の時計の進み方の違いを調べる実験など宇宙スケールでは、よく計測されてきたそうです。日常スケールでは、秒の定義に使われる最高性能のセシウム原子時計よりも100倍以上も高精度の時間計測ができ、次世代の秒の定義の有力候補とされているのが、光格子時計と言われています。
 100億年に1秒しかずれない高精度の「光格子時計」を開発した理化学研究所、東京大学などの実験チームが、一般的相対性理論による重力の効果を日常スケールでとらえることに成功したそうです。

 時間を測る方法は、星の動きや振り子運動など、周期現象の繰り返しの回数を数える~1967年にセシウム原子時計の利用開始~1980年頃からセシウム可視光を利用~レーザ-光線を干渉させ光格子に100万個のストロンチウム原子を封じ込めて同時測定し平均値をとる方法が開発されています。
 最新の測定方法で、スカイツリーの地上階と高さ450mの展望台では時計の進み方が違って、展望台の時計が1秒につき100兆分の5秒早く進むことが確認されたそうです。

(詳しくは、しんぶん赤旗5月25日付けをお読みください)