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最新ニュース2019年6月5日 → 韓国の輸出が完全崩壊! とんでもない危機に陥りパニック状態!

2019-06-08 18:09:43 | 日記

最新ニュース2019年6月5日 → 韓国の輸出が完全崩壊! とんでもない危機に陥りパニック状態!         

 
2019/06/04 に公開

韓国の5月の貿易黒字が22億ドルしかなかったことについて、想像以上に深刻な状態であることが韓国経済新聞の記事により明らかにされている。

半導体の輸出は30.5%も急減し、対中輸出だけでなく欧州や東南アジア、中東向けもすべて落ちたことが分かったからだ。

さらに驚くことに5月25日までは貿易赤字だったそうだ。

6月の分を繰り上げ輸出して辛うじて黒字を達成したという。

韓経:先月の韓国の輸出、-9.4%…6カ月連続「後退」 先月の韓国の輸出は昨年同期比10%近く減少した。

昨年12月(-1.7%)以降、6カ月連続で下落を記録した。

2日、韓国産業通商資源部と関税庁によると、5月の輸出は昨年同期比9.4%減となる459億1000万ドル(約5兆円)にとどまった。

韓国の輸出は3月-8.3%から4月-2.0%に小幅改善したものの、5月は大幅に悪化した。

半導体(-30.5%)や石油化学(-16.2%)など主力品目はもちろん、中国(-20.1%)や欧州連合(EU)(-12.6%)など主要市場での販売が落ち込んだ。

特に、両軸である半導体と中国輸出はそれぞれ昨年8月以降、最大幅で減少した。

同部の成允模(ソン・ユンモ)長官は「米中貿易紛争やブレグジット(英国のEU離脱)など対外不確実性の拡大が輸出に否定的な影響を与えた」と説明した。

先月の輸入は436億4000万ドルで昨年同期比1.9%減った。

輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は22億7000万ドルの黒字だった。
昨年同月(62億3000万ドル)と比較すると3分の1水準だ。

今の傾向のまま行けば、間もなく貿易収支まで赤字になるのではないかとの予想も出ている。

「輸出6000億ドル突破」という今年の目標達成は、事実上、水泡に帰したという分析だ。

毎月平均500億ドルを超えなければならないが、今年1~5月は一度も超えたことがない。

成長官は「現在の状況は非常に厳しい」とし「総力対応体制を強化する」と述べた。

韓国経済のつっかえ棒に挙げられてきた輸出がかえって韓国経済の足を引っ張っている。
先月の輸出が昨年同期に比べて9.4%減少したことで6カ月連続で後退しているためだ。

2014年10月から19カ月連続で輸出が減少した後、最長期間のマイナス続きだ。

5月の輸出減少は2つの面で深刻だという指摘だ。

1つ目は、改善の兆しを示していた輸出実績がむしろ悪化した。

今年2月-11.4%を記録した後、3月-8.3%、4月-2.0%などと上向いていたが先月は10%近く下降した。

輸出減少傾向が少なくとも今月までは続くだろうという心配が多い。

2つ目は減少品目と市場が顕著に増えたという点だ。

半導体(-30.5%)はもちろん、石油化学(-16.2%)やディスプレイ(-13.4%)、無線通信機器(-32.2%)、コンピュータ(-27.2%)などの不振品目が増え、輸出減少率が拡大した。

政府が強調してきた5大有望消費財(農水産食品・化粧品・ファッション衣類・生活乳児用品・医薬品)の輸出も一斉に減った。

5大消費財の輸出が同時に減少したのは今年に入って初めてだ。

中国向け輸出が20.1%萎縮したことに続き、東南アジア諸国連合(ASEAN)(-4.0%)、EU(-12.6%)、中東(-27.8%)、中南米(-6.7%)などの主要市場も相次いでマイナスを示した。

政府は輸出不振の背景に米中貿易紛争の深まりと半導体業界の状況不振、中国景気鈍化などを挙げている。

韓国輸出構造で中国(昨年基準26.8%)と半導体(20.9%)の比率はそれぞれ20%を上回るほど大きい。

88カ月連続黒字を出していた貿易収支にも警告灯が灯った。

貿易収支は先月22億7000万ドルで、今年1月(11億4000万ドル)以降、4カ月ぶりに最低値に落ちた。

先月の貿易収支は25日まで2億7800万ドルの赤字だったが、終盤の繰り上げ輸出に力づけられてかろうじて黒字を維持した。

2017年だけでも貿易収支黒字幅は952億ドルに達していたが、昨年697億ドルに減少したことに続き、今年1~5月には130億ドルまで減った。

#韓国


韓国、「新たな危機」企業の3社に1社、利子も払えない「どん底」

2019-06-08 16:07:23 | 日記

勝又壽良のワールドビュー

 

好評を頂いている「勝又壽良の経済時評」の姉妹版。勝又壽良が日々の世界経済ニュースをより平易に、かつ鋭くタイムリーに解説します。中国、韓国、日本、米国など世界の経済時評を、時宜に合わせ取り上げます。

 韓国、「新たな危機」企業の3社に1社、利子も払えない「どん底」   

 

                        

                            

2019年06月06日

韓国経済は、確実に危機の淵に向かっている。

韓国銀行(中央銀行)の調査によれば、昨年の韓国企業は、3社に1社の営業利益が利子も支払えない(インタレスト・カバレッジ・レシオ100%未満)という状況である。

これは、倒産予備軍がこれだけあることを示唆するものである。

 

4月の経常収支は7年ぶりの赤字になった。

政府は「一時的」と言っているが、そんなはずはない。

5月も貿易黒字が4月の半分に減っているので、経常赤字は不可避となろう。

その後はどうなるか。米中貿易戦争の激化による「ファーウェイ問題」が持ち上がった。

輸出の20%を占める半導体が落込む見通しである。

 

韓国の最も恐れる経常赤字が続くと、通貨危機問題が持ち上がる。

前記のように韓国企業の収益力は格段の低下状態である。

文大統領は、来年4月の総選挙を控えて経済が最悪状態へ落込む。

文氏の「空理空論」のもたらした内需不振に過半の責任がある。

 

中央日報』(6月5日付)は、「韓国企業の3社に1社、利子も払えず」と題する記事を掲載した。

 

韓銀が外部監査対象の非金融営利法人2万4539社を対象に調査した昨年の主要企業の経営分析の結果である。

 

 韓国銀行(韓銀)が4日に発表した「2018年企業経営分析(速報)」によると、こうした企業は全体の32.3%にのぼる。

3社に1社は利子も償還できない(インタレスト・カバレッジ・レシオ100%未満)ことが分かった。

この数値は2013年の統計作成開始以降最も高い。

営業赤字を出した企業も全体の22.1%と、前年度(19.6%)より増えた。

 
(1)

「韓国経済に警鐘が鳴っている。企業の体力が落ちている。

昨年、企業の利益が減少し、財務健全性にも暗雲が漂い始めたのだ。

CEOスコアのパク・ジュグン代表は「インタレスト・カバレッジ・レシオは企業の財務健全性指標であり、利子償還能力が落ちるというのは企業の経営環境が悪化したという意味」と説明した。

CEOスコアによると、500大企業のうち営業利益で利子も償還できない企業は昨年62社と、1年間に17社も増えた。韓国電力公社や現代重工業など36社は営業損失を出した」。

営業利益で利子も払えない大企業に、韓国電力公社が入っていることに注目していただきたい。

文政権が、強引に「脱原発」を進めて原発の稼働率を下げさせた結果だ。

反原発の市民団体が、福島原発の被害を実態よりも何倍にも膨らませた偽レポートによって、文政権が「脱原発」を決めた結果である。

 

韓電の営業利益は2016年に12兆ウォン(現在のレートで約1兆1000億円)を記録したが、昨年は2080億ウォン(約190億円)の営業赤字に転落した。

今年は1~3月期現在で営業赤字がすでに6299億ウォン(約580億円)に達している。本

来ならば電力料金引上げ局面だが、文政権は選挙目当てで逆に下げるというのだ。

韓電の営業損失はさらに膨らむ。この文政権は即刻、弾劾すべき状況に来ているがどうにもならない。

(2)

「韓国経済を牽引する主力業種の不振が目立った。

輸出増加が鈍化し、昨年の企業の売上高増加率は急減した。

電子・映像・通信装備業種の場合、2017年の19.9%から3.1%に落ちた。

半導体、無線通信機器、ディスプレーの輸出増加幅が減少したからだ」輸出鈍化が売上高増加率の鈍化をもたらした。

これが、ストレートに営業利益へ響いた理由は損益分岐点の上昇によるものだ。

固定費の増加が利益を圧迫した。

固定費の増加と言えば、誰でもすぐに気付くはずの「労働貴族」の存在だ。

これが、人件費増を押上げている。

韓国経済は、組織率約10%の労組が食いちぎっていることを証明している。