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韓国株が一気に売られ…韓国がまさかの「3回目の利上げ」に追い込まれた「納得の理由」

2022-01-24 17:13:16 | 日記

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現代ビジネス

3回目の利上げ

 

真壁 昭夫(法政大学大学院教授)

ウォン安に危機感強める韓国銀行

悪化懸念高まる韓国家計の資金繰り

真壁 昭夫(法政大学大学院教授)


「習氏ボイコット」が始まった

2022-01-24 16:50:27 | 日記

「習氏ボイコット」が始まった

石 平

昨年12月末、中国共産党中央規律検査委員会は公式サイトで、さる1年間の仕事を総括する報告書を公表した。

報告書はまず、同委員会の通常業務である党幹部の不正・腐敗摘発における「成績」をさまざまな数字を挙げて報告した。

そして、それとは別途に、もう1つの「重要業績」について次のような報告を行った。

曰(いわ)く、2021年1月から10月までの10カ月間、同委員会は全国で「党と政府の幹部が習近平総書記の重要指示の執行・貫徹に力を入れていない」との問題案件を24・7万件も発見し、それを矯正した、ということである。

規律検査委員会発表のこの数字に接したとき、さすがに驚きを禁じ得なかった。そして、それと同時に、習近平政権が抱える致命的大問題に気がついたのである。

共産党幹部たちが習氏の「重要指示」の執行・貫徹に「力を入れない」、つまり協力しない、という問題は本来、実態のつかみにくいもので、簡単に発見されるものではない。

外から見て「力を入れているかどうか」の判断は非常に難しいからだ。

しかし、規律検査委員会に発見されただけで問題案件が24・7万件に上ったのであれば実態ははるかに大規模なものだ、と推測できよう。

つまり今、中国共産党幹部の中で、習氏の指示に面従腹背の態度で対処し、「不協力」という形での「習近平ボイコット」が広がっているわけである

つまり、今年で10年目となった習近平政権の「レームダック化」はすでに始まっている、とみることができよう。

これまでの習氏の指導者としての振る舞いから考えれば、このような状況になったのは当然だろう。

特にこの数年間、内政と外交の両面における習氏の挙動はまさに失政と失策の連続で支離滅裂と愚かさの極みというしかない。

中国の孤立化を招き、中国包囲網の形成を促した「戦狼(せんろう)外交」の展開もしかり、

1千万人雇用の学習塾産業をそれこそ「習近平指示」で潰した愚策の施行もその一例であろう。

あるいは昨年末から今年の年始にかけ、習氏が重んじる「ゼロコロナ政策」が強行された結果、約1300万人の大都市・西安は少人数の感染例で都市全体がロックダウンされ、大混乱に陥った、という大失敗の例もある。

とにかく、〝愚かな独裁者〟習氏がやることは、ことごとく裏目に出て災難的な結果しかもたらしていない。

このような状況が数年間も続くと、共産党の幹部たちも、習氏の「重要指示」に対して面従腹背の不協力姿勢をとる以外にない。

彼の指示を額面通りに実行に移していけば、災いが降りかかってくることが、すでに分かり切っているからである。

独裁者が政権内の信頼をここまで失っているとは、もはや惨めというしかない。

中国にとってのさらなる悲劇は習氏が今までの党内慣例である「2期10年」で引退するつもりはなく、今年秋に開催予定の共産党大会で党総書記・国家主席の続投を目指していることである。

あるいは前回の本欄が指摘したように、習氏はさらに、「皇帝」並みの終身独裁者たることを目指しているのかもしれない。

すでにレームダック化している習近平政権がもしこれから5年、10年も続くこととなれば、中国共産党政権と中国そのものは破滅の道をたどっていく以外にない

言ってみれば、このままでは、習近平独裁体制と中国共産党政権の共倒れが今後起きてくる可能性がある。

われわれにとってそれは良い話ではあるが、独裁者の習氏が対外的冒険に走って周辺国家に災いをもたらしてくることだけは、ご免こうむりたい。

【プロフィル】石平

せき・へい 1962年、中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。88年来日し、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関を経て、評論活動に入る。『謀略家たちの中国』など著書多数。平成19年、日本国籍を取得。