横浜中央市場 まぐろ問屋【八清】

まぐろ問屋八清は
「本当においしいもの」にこだわり、
新鮮な最高級の鮪を皆様にお届けしています。

マグロの種類 第二回 【クロマグロ】②

2008年06月12日 | 鮪のあれこれ
おはようございます!横浜市場、マグロの八清です!!

横浜は、昨夜はすごい雨が降りました。。。
さて、今日はマグロの種類②【クロマグロ】の続きです

【クロマグロの漁獲量】
  <世界における漁獲量>
 世界的には、1981年以降、3万4000トン(1989年)から
7万6000トン(1995年)の間を変動しているといいます。
 クロマグロは、主に太平洋、大西洋、東大西洋で獲れるのですが、
海域別に見るとどのような変動があるかというと、次の通りです
★ 太平洋―――81年:3万3000トン→→88年:8300トン、
           その後は1万トン~3万トンの間で変動している。
★ 大西洋―――1500トン~3000トンの間でほぼ安定。
★ 東大西洋――1980年代から90年代半ば:2万トン~5万トンに増加、
           その後3万トン台に減少している。

  <日本の漁獲量>
1981年……3万6000トン   (うち太平洋:3万トン)
    ↓(急激に減少)
1990年……8000トン     (うち太平洋:6000トン)
    ↓
97年頃……1万5000トン~2万5000トンの間で変動。
             (うち太平洋:1万トン~2万トン)
尚、日本における大西洋での漁獲量は少なく、
 西大西洋……1000トン未満
 東大西洋……5000トン未満   となっている。

日本のみならず欧米にも寿司ブームなどが起こり、
マグロの消費量が増える中、漁獲量は減ってきているのに加え、
現在は、原油価格高騰の煽りを受け、漁自体が行なえないという
事態も発足してきています。厳しい現状ではありますが、皆様に
このような背景を知って頂き、少しでもご理解を頂けたらと思います

さて明日は【ミナミマグロ】について
ご紹介したいと思いますお楽しみに

参考資料:「食材魚貝大百科 別巻1 マグロのすべて」
      監修 河野 博・茂木 正人/発行 株式会社 平凡社


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