横浜中央市場 まぐろ問屋【八清】

まぐろ問屋八清は
「本当においしいもの」にこだわり、
新鮮な最高級の鮪を皆様にお届けしています。

「土用の丑の日」の由来

2009年07月17日 | 用語集
おはようございます!横浜市場、マグロの八清です!!

今週末7月19日(日)は「土用の丑の日」ですね。
今年は土用の間に丑の日が2回あるので、「二の丑」もあります。(7/31)
さて、なぜ丑の日に鰻を食べるのでしょう?その発端を調べてみました

鰻を食べる習慣についての由来には諸説あるそうですが、Wikipediaによれば、
讃岐国出身の平賀源内が発案したという説が最もよく知られているそうです。
これは文政5年(1822年)の、当時の話題を集めた『明和誌』(青山白峰著)に
収められているのだそうです

その本によると、、、
商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売ろうと、
平賀源内の所に相談に行ったそうな。
当時、「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承があり、
源内はそこからヒントを得て、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めたのだと。
すると、“物知りとして有名な源内さんの言うことなら!”ということで、
鰻屋はその夏大変繁盛したそうな。
それから後、他の鰻屋もそれを真似て丑の日に鰻をセールスするようになり、
土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着した・・・のだという。

この民間伝承を根拠とするならば、「う」の付くものなら何でも良いのだから、
土用の丑の日に食べるものは「鰻」でなくても、“うどん”でも“うど”でも“うり”でも
いいことになりますよね。ところがそこが「鰻」になったという背景には、
今で言う『バレンタインデーのチョコレート』や『節分の恵方巻き』などと同様、
コマーシャリズムの影響と言えるでしょう。

ただ鰻にはビタミンB類が豊富に含まれている為、夏バテや食欲減退防止、
スタミナアップの効果が期待できる食材です
そういった面から考えると、当時夏の時期に鰻を食べて夏を乗り切ろうとしたのは
理に適った習慣であるとも言えます。まさに「昔の人の知恵」ですね

中国産の鰻が騒がれてから、スーパーなどの店頭でも国産の鰻の種類が増えた
印象を受けますが、やはり美味しいだけにお値段が少々お高め
家族みんなの分を揃えるとお財布が寂しくなるのを思うと、ついつい自分だけ
こっそり頂いてしまおうかなんて考えてしまう八清ブロガーでした(笑)

明日は地域イベントです沢山の方のご来場、お待ちしております


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幸せの鮪
株式会社 八清
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