そんなわけで北松尾小学校に到着した僕らは、まず校長室に通され
そこで校長先生と軽く談笑した後、まず最初のクラスである5年1組に向かいました!
「キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン」。チャイムが鳴りました。
いよいよ一時間目が始まります。
はじめに先生が僕らのことを紹介してくれ、続いて僕たちが挨拶しました。
「おはようございます!今日はみなさんにお米のいろんなことを知ってもらいたくてやってきました。僕は高石という町でハタヤスというお米屋やっています。はたなかといいます。よろしくお願いします。」つづいて中村君が「同じく中村といいます。よろしくおねがいします。」という感じで授業が始まりました。
まず最初に大きな声で「みんな朝ごはん食べてきたー?」と聞いてみると「たべてきたー!」とみんなから大きな声で返事がかえってきました!正直、ほっとしました。いきなり「シーン」ってなったらつらすぎますもん。
兎にも角にも第一段階のつかみはオッケーです。「朝ごはんは何たべた?」と聞いたら「ごはーん」、「パンー」という声に混じって「カレー!」って声が聞こえてきます。「朝からカレーって晩ごはんみたいなの食べてるなあ。」っておどろいたら「わはは」と盛り上がってきました!とまあここまできたら空気もなじんできたんで授業に入っていきました。
授業は日米連から用意してもらったフリップ(紙芝居形式の説明板・写真で手に持っています)をもとに進めていきます。それから補助教材として「お米の標本」(世界のお米や日本の代表的な品種の見本が入ってる)と小型精米機を日米連で用意してもらい、僕らで稲穂と籾とを用意してあと白米・玄米・5分づき米を小袋に詰めたもの、品種大全という米の品種辞典、を用意しました。
まず1枚目のフリップが「全国で作られているお米は何種類あるでしょう?」という質問から始まります。みなさん何種類あるかわかりますか?
子供たちは「ごじゅうー」「ひゃく」「にひゃくごじゅー」など次々に答えてくれます。
「実はね、330種類もあるんやでー!」っていうと
「えーそんなにあるん!すげー」「めちゃめちゃいっぱいあるやん!」とおどろきの表情です。
「そしたら今から品種大全という辞典をまわしますので見てください。これはお米の辞典で全てのお米が載っています。僕たちはこれでいろんなお米を調べています。」
「みなさん日本の国以外でお米を作っているのは知ってますか?」「知ってるー」
「タイー。タイ米ってあるやん」「中国!」「アメリカ!」
結構みんな知ってます。「よく知ってるなあ。はい、今言ったところ全てで作ってます。」
「それじゃあ続いてお米の標本をまわしますのでみんなでみてください」
「この標本には日本のお米や、先ほどのタイのお米それからイタリア米と呼ばれるお米なども入ってます。みなさんは酒米って知ってますか?」
「しらーん」
「日本酒は知ってるよね?」「知ってる。」
「日本酒はお米で作るんやけど、みんなが食べてるお米じゃなくて酒米と呼ばれるお米でつくります。その見本も入ってます。」
「見たい、見たい!」 「それじゃまわしますのでみてください」
という感じで進めていきました。
お米の標本
つづいて2枚目のフリップは
「はい注目!えーと今日朝ごはんにパンじゃなくてごはん食べた人もう一回手を上げてください!」
「はい!はい!」 「じゃあ○○くんに聞きます。○○くんが食べたごはん、お茶碗1杯で何粒のごはんが入っているでしょう。」
「えーと、うーん500つぶくらい?」
「500つぶ、他にある人―?」
「せーん」 「にせんくらい」
「はい、実は3200粒もはいってるんです!
「へー!よくわらんけどたくさん入ってるんやあ」
(つづく)
そこで校長先生と軽く談笑した後、まず最初のクラスである5年1組に向かいました!
「キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン」。チャイムが鳴りました。
いよいよ一時間目が始まります。
はじめに先生が僕らのことを紹介してくれ、続いて僕たちが挨拶しました。
「おはようございます!今日はみなさんにお米のいろんなことを知ってもらいたくてやってきました。僕は高石という町でハタヤスというお米屋やっています。はたなかといいます。よろしくお願いします。」つづいて中村君が「同じく中村といいます。よろしくおねがいします。」という感じで授業が始まりました。
まず最初に大きな声で「みんな朝ごはん食べてきたー?」と聞いてみると「たべてきたー!」とみんなから大きな声で返事がかえってきました!正直、ほっとしました。いきなり「シーン」ってなったらつらすぎますもん。
兎にも角にも第一段階のつかみはオッケーです。「朝ごはんは何たべた?」と聞いたら「ごはーん」、「パンー」という声に混じって「カレー!」って声が聞こえてきます。「朝からカレーって晩ごはんみたいなの食べてるなあ。」っておどろいたら「わはは」と盛り上がってきました!とまあここまできたら空気もなじんできたんで授業に入っていきました。
授業は日米連から用意してもらったフリップ(紙芝居形式の説明板・写真で手に持っています)をもとに進めていきます。それから補助教材として「お米の標本」(世界のお米や日本の代表的な品種の見本が入ってる)と小型精米機を日米連で用意してもらい、僕らで稲穂と籾とを用意してあと白米・玄米・5分づき米を小袋に詰めたもの、品種大全という米の品種辞典、を用意しました。
まず1枚目のフリップが「全国で作られているお米は何種類あるでしょう?」という質問から始まります。みなさん何種類あるかわかりますか?
子供たちは「ごじゅうー」「ひゃく」「にひゃくごじゅー」など次々に答えてくれます。
「実はね、330種類もあるんやでー!」っていうと
「えーそんなにあるん!すげー」「めちゃめちゃいっぱいあるやん!」とおどろきの表情です。
「そしたら今から品種大全という辞典をまわしますので見てください。これはお米の辞典で全てのお米が載っています。僕たちはこれでいろんなお米を調べています。」
「みなさん日本の国以外でお米を作っているのは知ってますか?」「知ってるー」
「タイー。タイ米ってあるやん」「中国!」「アメリカ!」
結構みんな知ってます。「よく知ってるなあ。はい、今言ったところ全てで作ってます。」
「それじゃあ続いてお米の標本をまわしますのでみんなでみてください」
「この標本には日本のお米や、先ほどのタイのお米それからイタリア米と呼ばれるお米なども入ってます。みなさんは酒米って知ってますか?」
「しらーん」
「日本酒は知ってるよね?」「知ってる。」
「日本酒はお米で作るんやけど、みんなが食べてるお米じゃなくて酒米と呼ばれるお米でつくります。その見本も入ってます。」
「見たい、見たい!」 「それじゃまわしますのでみてください」
という感じで進めていきました。
お米の標本
つづいて2枚目のフリップは
「はい注目!えーと今日朝ごはんにパンじゃなくてごはん食べた人もう一回手を上げてください!」
「はい!はい!」 「じゃあ○○くんに聞きます。○○くんが食べたごはん、お茶碗1杯で何粒のごはんが入っているでしょう。」
「えーと、うーん500つぶくらい?」
「500つぶ、他にある人―?」
「せーん」 「にせんくらい」
「はい、実は3200粒もはいってるんです!
「へー!よくわらんけどたくさん入ってるんやあ」
(つづく)